海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

羽地内海で避難中のガット船とランプウェイ台船

2019-09-29 13:18:02 | 米軍・自衛隊・基地問題

 写真は昨日28日(土)午後2時頃の羽地内海の様子。辺野古に土砂を運び、陸揚げしているガット船やランプウェイ台船が台風避難でずらりと停泊していた。

 25日(水)に安和の琉球セメントで抗議した第二十八旭丸の姿も見えた。

 ランプウェイ台船は屋部5号や屋部3号のほか、汚濁防止膜かオイルフェンスを積んだ台船や土砂を積んだ台船もあった。

 一番下の写真で、積んである土砂の赤土が雨で流れ、砕石だけのように見える。しかし、それは表面だけで、ショベルカーで崩すと赤土まみれの土砂が露出する。

 いつもは台船を空にするか土砂の量を少なくして避難するのだが、これだけの量を積んだままなのは、台風の発生を予測しきれず、かなり急いでいたのだろう。

 先週は25日(水)に大浦湾に入って午後に土砂を陸揚げし、翌26日も陸揚げしたあと、27日(金)にはもう羽地内海への移動を開始している。頻繁に来襲する台風のため、ガット船と台船は羽地内海への避難をくり返し、海上運搬と土砂の陸揚げ、埋め立て作業をなかなか行えないでいる。

 これらの船舶を使用するために、どれだけの血税が使われているのだろうか。1日も早くこの無法・無謀な新基地建設工事を終わらせなければならない。

 


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