海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

大浦湾でのカヌー隊の練習が続く

2014-09-19 23:03:15 | 米軍・自衛隊・基地問題

 19日(金)は午前中、船で平島の近くまで牽引してもらい、そのあと平島と長島の間を抜けて大浦湾に出た。深場での海底ボーリング調査に向けて、大浦湾でのカヌーの練習が続けられている。今日は瀬嵩の浜まで漕いだが、全員支障なく漕ぎきった。途中、カヌーのそばをウミヘビがすれ違い、しかまされた。

 平島に向かう途中、キャンプ・シュワブの浜で、オイルフェンスをクレーンで浜に引き上げているのが見えた。海上保安庁のボートは浮き桟橋に4艇ほど係留されていたが、この日も海上警備にはあたっていない。黒いボートがないので辺野古の海も静かだ。

 ボートは出ていないが、「きりしま」「くらま」といった海保の船が、大浦湾で警戒にあたっていて、平島から瀬嵩の浜に漕いでいるカヌー隊や、カヌーを牽引して辺野古の浜に戻る船に対して、臨時制限水域だから外に出るようにと、しつこくくり返していた。「むりぶし」の船長の口調をまねて船からやり返すと、「きりしま」のマイクの声がうわずったのには笑ってしまった。

 台風16号の影響で雨雲が広がり、雷の音が時おり響いていたので、午後はカヌーの点検整備にあてて、みんなで作業を行った。明日20日には辺野古の浜で県民集会が開かれる。天気が気になるが、多くの人に参加してほしいものだ。カヌー隊は天気が良ければ、海から参加する予定。

 


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