海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

紹介:原子力資料情報室の院内集会

2011-03-17 22:38:09 | 政治・経済

 福島第一原発3号機の使用済み核燃料プールに、自衛隊や警視庁がヘリや放水車を使って注水を試みた。果たしてどれだけの成果が出ているか。少しでも状況が好転するように願うばかりだが、原子力資料情報室のホームページに17日に行われた緊急院内集会『福島原発の現状をどう見るか』の録画が載っている。参考になるので紹介したい。

http://www.cnic.jp/modules/news/

 地震と津波で大被害を受けている上に原発の被害が加わり、被災者が置かれている状況はこれまで誰も経験したことのない過酷なものだ。沖縄からもできる限りの支援を行いたい。

 


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沖縄戦に学ぶ意味 (京の京太郎)
2011-03-18 13:29:48
 迫りくる大津波から間一髪避難できた生存者の方の談話ーー「昔の大津波の被災体験者から聞いた話しを忘れず、すぐに避難を考えたから助かった。」と報道されていました。オジーさん、オバーさんから聞いた話しを心に刻んでおられたことが、いち早い避難行動に結びつかれたのでしょう。

「戦さ世」も突然やってくるわけではない。戦争で、軍事基地造りで、殺人兵器作りで、金もうけを企む者たちがのさばり、社会を支配し、平和を望む人々の声を圧殺することによって暴発した結果なのだ。

 沖縄の地で、かって米軍との地上戦が戦われた「月・日」が巡ってくる。沖縄戦での体験を学ぶことを単に過去を学ぶことではなく、現在そして未来を生きる力=命育み生きぬく力を学び、心と体の血肉とするものとしたい。
 
 沖縄戦後の荒廃の中からも、沖縄の先輩方は、様々な知恵と勇気を持って復興に立ち上がられた。下嶋哲郎さん著「豚と沖縄独立」未来社刊のなかにもその一端が取材され記録されている。
 
 「命どう宝」を壁に貼っておく言葉とせず、人の世の「言葉」として活かして生きてゆこう。
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