海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

台風12号で荒れる海と風が吹き抜けるゲート前

2014-08-02 00:14:38 | 米軍・自衛隊・基地問題

 台風12号が接近しているということで、7月31日(木)はキャンプ・シュワブゲート前での監視・抗議行動は行われなかった。ただ、31日は名護は大した風雨ではなかったので、けっこう工事車両の出入りがあったようだ。8月1日は午前8時頃にキャンプ・シュワブのゲート前に行ったのだが、ALSOKの警備員や沖縄防衛局員の姿が見えるだけで、監視・抗議行動は行われていなかったので浜に移動した。

 帰りに向かいの路側帯に車を止めて写真を撮っていたら、沖縄防衛局員が仮設ゲートの扉を途中まで閉めていた。機動隊のバスも止まっていて、車内で待機していたと思われる。ゲートの奥から米兵も出てきたので、台風の中でも警戒は続けられている。

 辺野古の海は荒れていて、今週末はボーリング調査に向けての作業は進めようがない状態。政府・防衛省の幹部は焦りと苛立ちを募らせているだろう。ゲート前での行動によって資材の搬入が遅れ、それが作業全体の遅れをもたらしたことによって、台風を味方につけることにつながった。

 台風12号は大型で余波が続くだろうし、続けて台風11号も接近している。2日(土)は旧の七夕で沖縄は墓掃除がある。8日はウンケーで10日のウークイまで来週末は旧盆だ。ウチナーの自然ぬんウヤパープージ-ん、ボーリング調査阻止行動に参加しちういみせーさ。うーとうとぅ、にふぇーでーびる。

 


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