海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

10月4日午後の大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子

2021-10-04 22:43:35 | 米軍・自衛隊・基地問題

 10月4日は午後2時50分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9・K8護岸ともに接岸しているランプウェイ台船はなく、土砂の陸揚げは行われていなかった。

 海は白波が立っていて、無理に作業をしなかったのだろう。

 大浦湾にある8隻のランプウェイ台船は、半分が空で残りはわずかな土砂を載せていた。

 ガット船の姿はなかったが、デッキバージにはかなりの土砂が積んであるので、これを利用して土砂の陸揚げは可能な状態となっている。

 汀間側の黄色いブイの近くには、ジュゴンの鳴き声を探査・記録する船が出ていた。

 この間、海上作業のない静かな日に、ジュゴンの鳴き声が記録されている。しかし、その詳細な内容は隠蔽されたままだ。

 美謝川の切り替え工事で、新たな河口はK9護岸の外側に造られる。K9護岸の奥にはフェンスが設置されており、何らかの作業が行われているのが分かる。

 すぐに本体工事とはならなくても、将来作業ヤードや仮設道路として使えるような木々の伐採、整地、事前調査などが行われているかもしれない。注意して見ておきたい。

 午後3時36分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 土砂の陸揚げが行われていないので、投入もない。重機類は整然と片付けられ、作業員の姿もなかった。

 


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