全体の大きさは4.5×9.0間、つまり8mx16mちょっとの大きさである。長辺が東西、短辺が南北方向に配置することは以前と同じ。まだ平面図を見せるほど固まってはいないが、大まかな柱の割付は、短辺(4.5間)を二分割(4,095mm)、長辺は1.5間か1.0間毎(2,730あるいは1,820mm)に柱を立て、そこへ大梁を渡すという簡単なフレームを考えた。
上の画像がその説明図だ。(画像をクリックすると大きな画像に替わります)。
軒桁(のきげた)を通した上に梁を掛け、さらに梁の中央に棟木兼用の繋ぎを載せる。現実には筋違や間仕切りの都合でもう少し柱が立つが、大まかな構造は理解してもらえると思う。
屋根は木造だがフラット(陸屋根:ろくやね)で考えている。淡路島は豪雪地方のような雪降ろしが必要な場所ではない。陸屋根といっても水平に見せるだけで実際は排水勾配がある。金属屋根ならかなりの緩勾配が考えられるから施工的に心配はない。垂木は1間半ほどのスパンになるので大きなサイズが必要だが、そのかわり母屋(もや)、小屋束(こやづか)などの小屋組材料が不要になる。
フラットな屋根に土を敷いたら‥羊が登ってきて草をはむ‥なんてどこかの国のアイデア、あるいはニラ・ハウスのアイデアもいただけるが、今回はやらない。屋根は太陽熱を受ける面として使う別な目的があるからだ。
スパン寸法に端数がついているのは、以前書いたように建築材料の規格が尺単位になっているからだ。施工時の合板などのロスが少なくなるように考えた。通常は2間(和室6畳間の長辺)は3,640(関東間)だが、関西間と呼ばれるのは6尺5寸あり、ほぼ4mくらいになる。そこで2間に1尺5寸足したものをワン・スパンとして考えたのだ。ちょうど間柱1本分、合板も3尺巾の半分。この3x6寸法は、壁の構造用合板とか床材の下地合板などにも好都合のはづである。
関東間、関西間の話は別なページで取り上げよう。
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屋根は木造だがフラット(陸屋根:ろくやね)で考えている。淡路島は豪雪地方のような雪降ろしが必要な場所ではない。陸屋根といっても水平に見せるだけで実際は排水勾配がある。金属屋根ならかなりの緩勾配が考えられるから施工的に心配はない。垂木は1間半ほどのスパンになるので大きなサイズが必要だが、そのかわり母屋(もや)、小屋束(こやづか)などの小屋組材料が不要になる。
フラットな屋根に土を敷いたら‥羊が登ってきて草をはむ‥なんてどこかの国のアイデア、あるいはニラ・ハウスのアイデアもいただけるが、今回はやらない。屋根は太陽熱を受ける面として使う別な目的があるからだ。
スパン寸法に端数がついているのは、以前書いたように建築材料の規格が尺単位になっているからだ。施工時の合板などのロスが少なくなるように考えた。通常は2間(和室6畳間の長辺)は3,640(関東間)だが、関西間と呼ばれるのは6尺5寸あり、ほぼ4mくらいになる。そこで2間に1尺5寸足したものをワン・スパンとして考えたのだ。ちょうど間柱1本分、合板も3尺巾の半分。この3x6寸法は、壁の構造用合板とか床材の下地合板などにも好都合のはづである。
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