晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

土間コンクリートの蓄熱

2006年02月08日 |  住まいについて
 確かにベタ基礎は見ただけで安心感があります。でも根入りが浅いので寒冷地には不向きな基礎だと思う。また、軟弱地盤の対応策と勘違いされても困る。もし不同沈下でも起こしたら、手直し工事がかえって面倒になりそう。

 それはさておき。ベタ基礎のコンクリート(厚み150程度を予定)を蓄熱層として使うについて、ちょうどストロングボード・メーカーの神戸不燃材工業へ、あの調湿材についてメールで質問しておいたら、先日の断面図のブログをアップしたあとに営業マンから電話連絡があり、いろいろ話をさせてもらった。結論として今回考えているような建物であれば、ストロングボードを使った土間コン断熱と防湿効果が期待できるから無理に調湿材として床下に敷き並べる必要はないという。

私は「ぜひ当社の製品を使ってみてください」と言われると思っていたので、ちょっと肩スカシの感じ。でも印象は悪くないですよ。>営業マンさん。手元には簡単なカタログしかなかったので、もっと飼料の添付されたカタログを送るということで、それが昨日届き今まで以上に詳しく読んでみた。なにぶんとも、淡路へ引越ししてからは業務も縮小しているしカタログなどは必要なときにしか手に入れないし更新もしない。もちろん時代が変わって、ネットで調べることができるせいもあるが。最近真剣に考えるようになってから、こういったカタログが増えてきたんだよねぇ。

資料を読んだ結果では、ストロングボード敷きの上にベタ基礎を打ち、蓄熱層にする考えは上手く作用しそうだ。むしろ防湿シートは不要な理由もはっきり理解した。過去に(10年以上も前)1度使ってはいるのだが、確信をもって材料指定したわけでもなかったし(ごめん)、完成後の追跡・検証もしていなかったのだが、今度はきっちり自ら利点を体験してみようと思う。

また、基礎立上り部の外断熱材として使うと、シロアリ対策、仕上げ材の選択などに発泡樹脂系よりメリットがあることも分ったが、やはり玄関周りの張出し土間、それと今回の平面の納屋部分など納まりの妙な所もあるので、最初の考えどおり内断熱で進めようと考えている。




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