越後の龍と甲斐の虎は合計5回戦っています。その全ての合戦を称して「川中島の戦い」と呼んでいます。でも実際に目と目が合ったのはそのうちの2度だそうです。特に4回目は、謙信が太刀を振りかざし、信玄が軍配で受ける構図で有名です。結果は引き分けで、10年以上の時間を無駄にし、沢山の兵力を失っただけでした。
後にこの両者間には「敵に塩を送る」と云う美談が有りますが、謙信が信玄に塩を送ったのでは無く、越後の塩商人が甲斐の国で塩を売るのを謙信が止めなかっただけ。と云う説も有ります。
今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんがご自身のブログに公開された、相棒ナンプレで中央ブロックは魔法陣ですのヒント付きの作品で、次の図です。
3個のブロックにヒント数字無しです。まるで犀川の両岸に謙信と信玄が対峙しているみたいなので、「川中島」と名付けました。
候補数字を入力します。この図から最少工数を目指します。
右上ブロックの9で進めて、
中下ブロックの7で進めて、
この図になります。
よく見ると7の Loop が2個出来ています。▢と▢の方は2回接触する数字は有りません。▢と▢の方は2回接触する数字は4と6です。これでは 隠れ共倒れ は使えませんので、少し進めます。
四国同盟で、
左下ブロックの3で進めて、
4で進めて、
隠れ共倒れ です。7の Loop を使います。
▢と▢で6は7と2回接触しています。
このパターンは6が削除されます。
6で進めて、
実はこれで終りです。芋づる式をどうぞ。
5で進めて、
9で進めて、
1で進めて、
2で進めて、
7で進めて、
右上ブロックの2で進めて、
5で進めて、
1で進めて、
9で進めて、
第7行の1で進めて、
4で進めて、
5で進めて、
8で進めて、
3で進めて、
右下ブロックの2で進めて、
9で進めて、
8で進めて、
1で進めて、
正解です。
超難問でも急所を攻めると以外に早く解けることが有ります。色々な方向から攻めてみるのも大切だと思います。
おまけです。
作家さんが折角ヒントを教えて下さっているのですから、ヒントを使った解き方をご覧ください。
達人さんの真似をして、候補数字を入力しないで眺めて解いてみました。
ヒント数字が点対称配置なので、最初から 足して10 は使えませんので、中央ブロックは魔法陣 を使って。
中心マスは5です。
▢の3の配置から▢に3が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
中央ブロックは魔法陣ですので、+ は奇数数字が × は偶数数字が入ります。
▢の3の配置から▢に3が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
▢の1の配置から▢に1が入ります。
▢の9の配置から▢に9が入ります。
▢の3の配置から▢に3が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
▢の偶数数字の配置から▢には奇数数字が入ります。
▢には5が入ります。
▢の1の配置から▢に1が入ります。
▢の3の配置から▢に3が入ります。
▢の9の配置から▢に9が入ります。
▢の4の配置から▢に4が入ります。
▢には偶数数字が入ります。
▢の偶数数字の配置から▢には奇数数字が入ります。
▢には9が入ります。
▢の6の配置から▢に6が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
▢の7の配置から▢に7が入ります。
▢の9の配置から▢に9が入ります。
▢の2の配置から▢に2が入ります。
▢の2の配置から▢に2が入ります。
▢の2の配置から▢に2が入ります。
▢の1の配置から▢に1が入ります。
▢の9の配置から▢に9が入ります。
▢の8の配置から▢に5・8が入ります。
▢の5の配置から▢に1・5が入ります。
足して10 を使います。先ずは偶数数字が▢に入ります。
続けるとこの図になります。
▢の数字が確定します。
3個の▢の共通の領域に有る▢に偶数数字の6が確定します。芋づる式で、
正解です。
折角のヒントですので、止まったら使ってみるのも一つの解き方です。数をこなしているうちに新しいロジックを覚えていきます。そして、上達のためには 隠れ共倒れ は使わないほうが良いかもしれません。
次回は、Ameba ブログ「ろばくんのパズル!」に公開された対角線ナンプレで、次の図です。
ツイッターでの難易度ポイントは428Pです。私はこの作品を「南瓜」と名付けました。候補数字を入力しないと解けないと思います。
ご覧頂きまして有難うございました。