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くどき上手 純米大吟醸 出羽燦々33 生酒

くどき上手の中でも、甘めの印象があった出羽燦々ですが、久しぶりに買って飲んでみました。

今回は、生ですが、そんなに甘みが強いという感じでもありません。といっても、かなりのフルーティーさときれいな甘みが心地いい。やっぱり、安心して飲めます。

買ってすぐに開けずに、半年ぐらいは冷蔵保存して、それから開けてみました。

少し酸味まじりの柑橘系の甘さに感じますが、酸味がとにかく軟らかい。生っぽさも、ほとんどなく、かなり飲みやすい生酒。

うまいですね~。これ、飲み慣れてるから、改めてうまさを実感みたいな感じになってますが、初めて飲んでこの味だったら、冷酒マニアとしては、ものすごいインパクトです。

いくら「33」で統一とはいえ、このお酒を税抜き3333円はがんばってますね~。やっぱり、普段、家で飲むお酒に求めるのは、この価格でこの味のレベルです。

出羽燦々/精米歩合 33%。(製造年月 2008年2月)
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上喜元 大吟醸 美郷錦 槽垂れ 一回火入れ

自分の中では、正統派というイメージが強い上喜元。今回は、大吟の美郷錦です。

上喜元は飲み慣れているので、とにかく安心して飲めます。やや平坦ではありますが、甘みと酸味のバランスがとてもいいです。よわ~くチョコレートっぽさがあります。火入れを一回しかしていないというのもいいみたいで、濃さはちょうどいいです。

大吟醸って、もっとスッキリしているイメージなんですが、このお酒は、まろやかさもあっておいしいですね~。最後の最後で、少しだけピリッときます。

僕は、晩ご飯をおなかいっぱい食べた後に本格的に飲み始めるので、あんまり食べ物との相性は考えませんが、このお酒なら、旨みはあるのに香りは地味だし、和食にも合うかも。

さて、このお酒が空いたということは、次の上喜元にいきますか。ひとつ飲み切って、次のお酒を開ける時って、ワクワクします。

美郷錦/精米歩合 40%。(製造年月 2007年9月)
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雅山流 ひやおろし純米大吟醸原酒 楓月

最近ブログには登場していませんでしたが、忘れてませんよ、雅山流。

「ひやおろし」となっていますが、2007年のひやおろしではなくて、2006年のひやおろしです。ラベルには製造年月が書いてありませんが、1年以上ホシザキくんの中で眠ってました。

原酒だけあって、雅山流シリーズの中では、味濃いめです。ただ、1年以上おいたせいか、アルコールのピリピリ感はありません。僕が雅山流シリーズに抱いている清涼感あふれるさわやかなイメージとはちょっと違う、しっかりうまいタイプのお酒です。

まろやかで、若干バニラ系のクリーミィーさが出てきました。これは、進みすぎるとヒネそうなパターンです。いや、もちろん、これはおきすぎた僕の責任で、お酒に罪はありません。(人を憎んで、お酒を憎まず。・・・いや、やっぱりモノによってはお酒も憎む。)

今のところはおいしいので、とにかくすぐに飲んじゃいましょう。

出羽燦々特有の甘みと酸味が出ていて、特に後味がいいですね。原酒だからしばらく大丈夫と思って油断してましたが、もっと早く飲んじゃえばよかった~。なんでも熟成すればいいってもんじゃないわけです。

出羽燦々/精米歩合 50%。(製造年月 たぶん2006年度?)
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上喜元 純米大吟醸 穀良都 中取り 無濾過生原酒

きびしいですね~、平日4日の週。忙しすぎます。
でも、週末だけはなんとか飲むわけです。

こんな酒米があったんですね、穀良都。初めて聞きました。

全体的な味は、いかにも上喜元らしい流行に流されない正統派のうまさ。日本酒って、こういう味でしょう、と言われてるみたいです。

香りは控えめで、でも、地味な感じはしません。生酒ということで、やや甘めにまとまってますが、ほのかにやわらかい酸味が絡んでいるのが特徴的です。後味にわずかに辛さもあり、飲み応えは十分。生っぽさは、少ないかも。

あえていうなら、穀物っぽいというか、米の風味が強めですね。きれい系でこういうお酒もめずらしいんじゃないでしょうか。生の甘みが乗らないと、平坦になりそうな味なので(あくまでも素人の想像です)、このお酒はぜひ火入れではなく生でいただきたい。

しかし、上喜元も、くどき上手に負けないぐらい、種類多いですね。

穀良都/精米歩合 40%。(製造年月 2007年9月)
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くどき上手 純米大吟醸 山田穂

くどき上手は、ハズレませんね~。これまたホントにうまい。

かなりチョコレートです。僕はよく、日本酒の甘みと香りをチョコレートっぽく感じることがありますが、このお酒はそれが濃いっ。こういうお酒、かなり好きです。

きっと、酒米の山田穂ではなくて、小川1601という酵母が全体の印象をかなり決めているのではないでしょうか。山田穂にそれほど個性があるとも思えません。

冷え冷えの状態では、少し後味に辛さも感じましたが、常温に近づくと味わいそのままで口当たりがやわらかに感じます。

くどき上手の純米大吟醸シリーズの中でも、好きな方ですね。このシリーズは、ホントに次から次へといろんな種類が出てきますが、どれも個性があって、それぞれのうまさがあって、飲む人を飽きさせません。

う~ん、くどかれた~。

播州山田穂/精米歩合 48%。(製造年月 2007年11月)
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くどき上手 純米大吟醸 八反44 3年熟成

久しぶりに、熟成大成功の1本をご紹介しましょう。

酒飲みだったら知ってる人が多い、遠目だと字が読めない白いラベルのくどき上手です。中身は、八反参拾伍という酒米を使った純米大吟醸酒です。

これを未開封の状態で自家熟成で3年間寝かせてみました。

まず、封を開けて香りを嗅いだ瞬間に、これは絶対にうまいと思いました。

飲んでみると、チョコレートにちょっとだけメロンを混ぜたような、甘みと吟醸香。大好きなパターンです。そして、3年間の月日の流れがこれにクリーミーさをブレンドしています。単純なまろやかとはちょっと違います。

よく、バニラ系の熟成香が出るお酒がありますが、きっとそれが始まる手前なんでしょう。でも、まだそういう香りまでははっきりとわからないという、ホントにちょうどいいところで、封を開けた感じ。

いやぁ、3年前寝かせようと思ったのも正解だったし、今回、開けようと思ったタイミングも正解でした。目があったんですよ、熟成用のホシザキくんを覗いてるときに。

せっかく3年間も寝かせましたが、タイミングがバッチリっぽいので、すぐに飲んじゃいます。うぅ、しあわせ~。こういううまいのに当たっちゃうと、熟成がやめられなくなるわけです。

広島八反/精米歩合 44%。(製造年月 2004年10月)
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くどき上手 純米吟醸 桶仕込

裏ラベルを見ると、「杉は癒し効果がある・・・」なんて書いてますが、そんなに木の香りが強いわけではありません。意識して飲めば、そんな気もするかなという程度です。

全体的には、甘口で味濃いめ。甘みを表現するなら、チョコレートにほんの少し酸味を加えた感じでしょうか。どこか地味さを感じる香りでありながら、口に含んでからユラユラと漂う吟醸香は、飲んでいてほっとさせてくれます。

辛さがあるので、少し寝かせてもいいかと思いましたが、甘さとのバランスを考えると、やっぱり封開けの今、飲むのがベストなのかもしれません。

しかし、ハズレませんね、くどき上手。初めて飲むお酒も、安心して飲めます。

美山錦70%、山田錦30%/精米歩合 掛米 美山錦50%、麹米 山田錦50%。
(製造年月 2007年6月)
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上喜元 純米大吟醸 吊り下げ 山田錦

これはもうかれこれ何本目か記憶にありません。何度も買っている上喜元 純米大吟醸のしずく取りです。昔は、「吊り下げ」じゃなくて、「しずく取り」って書いてあったんですけど、最近は何か変わったんでしょうか。まあ、言い方はどっちでもいいんですけどね。

最初に飲んだ頃に比べると、ちょっと味の濃さと香りが控えめにはなりましたが、飲み慣れた味わいが口の中いっぱいに広がります。

これぞ吟醸香といった、華やかで余韻の長い香りがなんといっても好きなところ。もうこの香り、大好きです。甘みはさっぱりめで上品だけど、これぐらいあれば十分。ただ、昔はもう少しだけ甘みも強かったような。まだ若干、辛さもありますが、これは少し置くとだいぶ軟らかくなります。

というわけで、少し寝かせてもいいんですが、1ヶ月ぐらいかけてチビチビやってたつもりが、いつもまにかクイクイ飲んでしまって、気がつけば、もう残り0.5合ぐらい。ええい、飲んじゃえ。

でも、こういう風に、毎年のように飲み続けている飲み慣れたお酒が1つあると、自分の好みの変化もわかるし、うまいなりにも毎年、味が微妙に違うことがわかったりして、面白いですね~。

ちなみに、僕は2~3年前に比べると、好みがほんの少し甘めにシフトしました。といっても、甘ったるいお酒は相変わらず苦手ですが。

たぶん、「昔はこういうのが好きだったけど、今はこういうのが好き。」ってお酒を2つ並べても、お酒のブログをやってるぐらいの相当飲み慣れた人じゃないと、違いはわかってもらえないだろうなぁ。

大丈夫、わからなければ、1時間ぐらいかけて説明しますから。

聞きたくない?

山田錦/精米歩合 45%。(製造年月 2007年7月)
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上喜元 純米吟醸 亀の尾 (山居倉庫)

冷酒でおいしい亀の尾を飲んだのは、これが初めてです。

かなりやわらかい口当たりで、味はやや薄め。っていうか水っぽくも感じますが、この辺は目をつぶりましょう。香りは弱いです。甘みよりも少し酸味の方が目立つあたりが、亀の尾っぽいです。

今までは、「酸味+硬さ」が苦手で亀の尾のお酒を敬遠していたんですけど、硬い感じが全くないので、これならおいしくいただけます。

やっぱり、亀の尾だから硬いということではないんでしょうか。たまたま、今までに飲んだ亀の尾のお酒たちがガチガチに硬かっただけなのかな。

全体的にさわやかめのトーンの中に、地味にじわっと旨みが開く感じで、このお酒で今までの亀の尾のお酒に対するイメージが変わりました。

なぁんだ、冷酒でもいけるんじゃん!亀の尾!

でも、まだまだ好みド真ん中という感じではありません。次は、もうちょっと濃いめで甘めの亀の尾に出会いたいです。あるのかな?やっぱり、くどき上手とか?

亀の尾/精米歩合55%。(製造年月 2007年10月)
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上喜元 大吟醸 山田錦 攻め

久しぶりに、大好きな上喜元です。

最初は、硬くてすっきりめで辛い印象でしたが、ここにきてグッと旨みがでてきました。前半に感じられるカドのない酸味を伴ったトロッとした口当たりは封開けのときにはなかったもの。フレッシュさはなくなったものの、平坦な状態から、味の厚みと甘みが増して、かなり好みの状態に。香りも、華やかに感じないのに、飲み込んだ後にはしっかりとフワッと残ります。

攻めというわりには、味がわりときれいです。若干、物足りなさを感じるのは、寝かせすぎなのかもしれません。まあ、どの時点がベストなのかは、人によって違いますから、僕の場合は最初の頃より、断然、今が好き。

でも、さすがにこれ以上は寝かせない方がよさそうです。おそらく、今が飲み干しどき・・・・と思ったら、あと残り1cm。

いやぁ、上喜元いいですね~。これを飲んだら、久しぶりに、純米大吟醸のしずくの原酒を飲みたくなりました。あれ、うまいんですよね~。

暴飲族にとって、上喜元は、日本酒の原点であり、教科書です。

山田錦/精米歩合45%。(製造年月 2006年7月)
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東北泉 大吟醸 雄町

以前、山形の温泉に行ったときに、夜に飲むお酒を調達しようと思って近くの酒屋を物色していたら、山形の地酒がいろいろ。どれにしようか迷いましたが、迷ったときは東北泉。たまたま飲んだことのない東北泉だったこともあって、買ってみました。

味は、かなりきれい系。そして、結構すっきり系です。香りはそんなに強くありません。アルコール度数16度以上と書いてありますが、もっと低く感じます。雄町っぽさを感じるかと言われれば、う~ん、米の味を楽しむにはちょっと味が薄いかな。うまいんですが、お酒単体で飲むにはボリューム感が物足りないかも。

やっぱり東北泉は、こういうアル添よりも純米系の方が断然うまいですね。特に、低価格帯の純米クラスの生酒には、いいのがたくさんありますよね。

って、それを知ってて、どうしてこの大吟醸を買ったかというと・・・・・温泉旅行でテンションが上がっちゃってたからさっ。(←旅行というだけで小学生のようにドキドキワクワクする、ピュアな心を持った30代半ばのオッサン)

岡山県産雄町/精米歩合45%。(製造年月 2005年12月)
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上喜元 純米大吟醸 吊り下げ 山田錦 (3年熟成)

今日は、極上の1本を!

これは、昨年の11月に、源八さんで購入しました。貴重な熟成酒を出してもらったのですが、2002年~2003年頃の上喜元といったら、一番うまいときじゃないですか!帰ってきて家で飲んでみたら、やっぱりうまいっ。

で、しばらく時間をおいて、今日また飲んでみたら、めっちゃうまいっ。やっぱり、あの封開けの時は、まだ本気を出していなかったようです。

もう、何から言えばいいんでしょう?落ち着いて、まずは香りから。華やかだけど、さわやかで、それほど濃厚な香りが攻めてくるという感じはありません。しっとりとゆっくりと広がる感じ。

味の方は、少しトロみのついたまろやかな舌触り。3年間(出荷から)の熟成期間にすくすくと育ったのがわかります。そして何よりも、我々が苦手な熟成香が、まったくありません。ホントに新酒かと思うぐらいゼロ。なのに、ちょっと飲み慣れた人ならわかるぐらい、新酒ではあり得ないような丸みと深みがあります。

これこそ、我々の好みにぴったり合った理想的な熟成酒だ!

さらに、何でしょう?このボリューム感。瓶に「生」っていうシールを貼り忘れたんじゃないかと思って探しましたが、やっぱりない。こ、こ、これが、火入れなの?うそだー。信じるもんか。書いてないけど、生生じゃないにしても、せめて生詰ですよね、きっと。(←まだ信じてない)

きれいさと、まろやかさと、インパクトが共存していて、まったく、きれいすっきり系に逃げてない。こんなの飲んだら、1万円クラスのお酒を買うのがアホらしくなります。もう、とにかく源八さんに感謝!

やっぱり、上喜元の上のクラスは、暴飲族の原点です。好みにハマったお酒は最強です。日本酒飲んでてよかった~。

山田錦/精米歩合45%。(製造年月 2003年10月)
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上喜元 大吟醸 雄町 吊り下げ

やっぱりうまいですね~、上喜元。最近、また飲み始めました。

これは、そんなに吟醸香は強くないです。個人的には、上喜元の場合、吟醸香が強い方が好みだったりしますが。傾向としては、リンゴっぽいかな。

雄町らしい、ちょっと酸味のある口当たりから、後半に感じられるまろやかな甘みを伴った圧倒的な存在感。火入れの大吟醸でこの厚み。アルコール度数が17~18度と高めなこともあるとは思いますが、さすがです。もちろん、アルコールっぽさは全くなく、濃厚さもありません。ホントに、旨みだけ濃いといった感じ。上品でサラサラな大吟醸を想像したら、大間違いです。

寝かせても旨そうですが、新酒でも辛さはなく、申し分ないです。う~ん、何口飲んでも、うなってしまいます。個人的な好みに合っているんだと思いますが、絶品です。

今年はガンガンいきましょうか、上喜元。

雄町/精米歩合40%。(製造年月 2006年5月)
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東北泉 純米吟醸 出羽燦々100%

おっ、見たことのない東北泉。店頭で見つけて即買ってしまいました。暴飲族的には、「東北泉にハズレなしっ!」なんですが、今回はどうでしょう?

まずは一口飲んでみます。仕込み水の軟らかい東北泉らしい、やさしい口当たり。香りはそんなに強くないのに、軽く華やかな印象。甘みだけじゃない、まろやかな酸味もほんのわずかにブレンドされていて、単調じゃなく実にバランスがいいです。あ、でもちょっと水っぽさはあるかな。我々はあんまり気にならないんですが。

やっぱり、お手頃価格でおいしい酒が飲めるのが東北泉。今回もなかなかお気に入りの1本になりました。

熟成はどうかな。あんまり濃いめのお酒じゃないし、寝かせたら味が抜けちゃうだけかもしれません。これは早めに飲んじゃいましょう。

出羽燦々/精米歩合50%。(製造年月 2006年7月)
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上喜元 大吟醸 限定品

上喜元、復活でしょうか。暴飲族は、毎年、同じ上喜元を飲んできたんですが、昨年はちょっと様子がおかしいと思いました。というわけで、それ以来、昨年は上喜元を買っていなかったんですが、久しぶりに買ってみました。

限定品といっても、割と手に入りやすいんですが、今年の出来を確かめるにはこういうレギュラー品が一番です。

一口飲んでみると、うまい。これだ。吟醸香は強め。フルーティーとは違うけど、かなり広がりがあります。甘すぎず、濃すぎず、でも、ボリューム感たっぷり。後半、力強さも感じられますが、硬い感じは全くなくて、飲みやすいです。封開け後、あまり日が経ってませんが、これは十分飲み頃です。

さて、そろそろ、また我が家定番のしずく取りを発注してみましょうかね。

山田錦/精米歩合35%。(製造年月 2006年5月)
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