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くどき上手 しろぎんじょう

先日、誕生日のお祝いをしていただけるということで、嫁の実家へ。

お酒は、おいしそうなのを持ち込んでみました。そのうちの1本がこれ。くどき上手のしろぎんじょう。変わったネーミングにひかれて買っちゃいました。

封開け直後は、とにかく若くて、すごい細かい微発砲のなごりみたいなピリピリ感がありましたが、少し飲んで時間が経つと、何事もなかったかのように落ち着きました。

ピリピリ感がなくなれば、いつものくどき上手テイストが出てきます。甘みと酸味のバランス、そして、味の濃さも申し分ないですね。

雄町ならではのきれいすぎない旨さ。これは、くどき上手に限らず、どの銘柄で飲んでも好きです。

香りは、派手さはありませんが、含み香はまあまあ強め。いいとこ突いてます。

裏ラベルには、「新しいタイプの爽快な吟醸酒」と書いてありましたが、少し置いて、軽さが出てきた頃に飲むと、たしかに、アルコール度数17~18度を感じさせない、爽やかで明るいお酒ですね。

タイプを変えてきても、やっぱりハズレない、くどき上手。う~ん、やるなぁ。

雄町/精米歩合 50%。(製造年月 2009年10月)
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東北泉 山田錦純米(純米吟醸)

前の記事の出羽燦々を買ったときに、一緒に買ったお酒がこちら。

そうなんです。温泉での夜飲み用のお酒は、東北泉純吟の米違いの飲み比べにしたんです。

出羽燦々に比べると、酸味がぐっと引っ込みます。アルコール度数も出羽燦々が16.5度だったのに対して、この山田錦は15~16度。ちょっと加水しすぎ?

かなりすっきりした印象になってますが、こればっかり飲んでるとそんなに気にならなくなってきます。後味には東北泉らしい深みのある甘さが楽しめます。アルコール度数が低い割には、結構な存在感。

僕としては、若干物足りなさもありますが・・・・そうだ!こういうのを真夏の暑い日に飲めばよかったんだ。

今回も、きれいだけど、きれいすぎない東北泉を堪能させていただきました。

あ、そうそう、飲み比べの結果ですが、僕の好みでいうと、やっぱり出羽燦々かな。

山田錦/精米歩合 50%。(製造年月 2009年1月)
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東北泉 純米吟醸 出羽燦々

先日、家族で山形の上山温泉に行ってきまして、上山に行くといつも寄る酒屋さんで、夜の部屋飲み用の日本酒を調達しました。

そのときの1本がこちら。確実にうまいお酒で、最近飲んでないお酒ということで、選んでみました。

出羽燦々らしい酸味が特徴的な味わいですが、この酸味がほのかな甘みを伴うことでやわらかくて華やかに感じて、口の中をすーっと流れていきます。

飲みやすいし、ほんのりフルーティーだし、いうことありませんね。

山形らしい、おいしい1本でした。やっぱり、こういう酸味と甘みの出方がするお酒って、宮城にはないもんなぁ。

さて、明日は3連休最終日。そういえば、体育の日、何もしなかった!と思ったら、土日は普通の土日で、明日が体育の日だったのね。

というわけで、明日は体を動かすことにします。う~ん、何をしよう?明日、飲みながら考えます。(←絶対に動く気ない)

出羽燦々/精米歩合 50%。(製造年月 2009年6月)
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雅山流 純米大吟醸 仕込35号 平成20年東北鑑評会受賞酒

雅山流といえば、安くて旨いイメージですが、初めて鑑評会用のお酒をいただいてみました。

雅山流、上のクラスはこんな風になりますか。香りはそんなに派手に出さないんですね。ホントにほんのりといった感じで、これは飲みやすい。

口当たりはまろやかですね。口に入る瞬間のスムーズさは、すばらしいです。アルコール度数からいうと、原酒っぽいですが、アルコールの濃さや重さはそれほど気になりません。

余韻は長いです。出羽燦々らしい、やや酸味強めの甘みが一口ごとにじっくりと楽しめます。

うますぎますね。出羽燦々でも雄町でもそうですが、こういう酸味が特徴的な酒米のお酒を、絶妙な甘みに乗せて造られたら、もう何も言えません。

出羽燦々/精米歩合 40%。(製造年月 2008年11月)
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裏・雅山流 袋取り無濾過純米大吟醸 月華

おおー、これは雅山流っぽい。

雅山流シリーズの中ではちょっと濃いめでしょうか。アルコール度数15~16度とは思えないほど、しっかりとしてます。

香りは控えめで、味わいで勝負といった感じ。酸味はそこそこあるんですが、それよりも、やや塩気を伴ったようなさっぱりとした甘みが印象深いです。

聞きなれない酒米の「山形酒86号」の特徴を捕らえようとしましたが、僕ごときの味覚では無理でした。ま、うまけりゃ、いいか。

雅山流って、種類にもよりますが、全般的に「夏」に合う味だなぁって思ってるのは、僕だけでしょうか。

山形酒86号/精米歩合 50%。
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くどき上手 純米吟醸 酒未来 15BY

確実に旨いのがわかっているくどき上手の酒未来ですが、以前、酒屋源八さんに行ったときに、こんなのを見つけちゃいました、15BY。

少し色がついてますが、もちろん、ヒネはまったくありません。

いやぁ、まろやかですね~。トロみも感じます。さわやかでフルーティーな甘みに丸みのある酸味がのってます。後味には、濃さもあって、飲みごたえも申し分ありません。

酒屋さんでこんなに熟成してもらって、それをひょいっと買って家で楽しんじゃって、申し訳ない気もしますが、でも、ちゃんと管理して熟成してもらったからうまいわけで。

やっぱり、自分で熟成しても、酒屋さんが熟成してくれても、旨い酒は旨い!

こんなに、ヒネずにまろやかになるんだったら、熟成用に酒未来1本買っちゃおうかな。

酒未来/精米歩合 50%。(蔵出年月 2004年6月)
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上喜元 純米大吟醸 吊り下げ 雄町100%

久しぶりの上喜元ですが、やはり上喜元の純米大吟醸は期待を裏切りません。

まず、この吟醸香。華やかで派手めですが、しっとりしてるというか。

そして、その香りに見合った高級感漂う落ち着きのある甘み。ほんのりと、艶のある酸味が乗って、雄町らしい僕の好きなバランスに仕上がってます。

飲み込んだ後には、しばらく香りがふんわり残りますが、後味の方はさっぱりとしていて、すぐにもうひと口飲みたくなってしまいます。

あー、おいしかった。けど、次はどのお酒を開けよう?

嫁の出産予定日まであと3週間を切ったので、来週あたりはもしかしたら、もう緊急搬送体制(つまり禁酒)に入るかもしれません。それを考えると、むやみやたらに開栓できません。

雄町/精米歩合 40%。(製造年月 2009年3月)
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くどき上手 純米大吟醸 無濾過

やっぱり買ってしまった。

くどき上手にしては高いんですが、くどき上手で山田の40で無濾過と聞いたら、これはもう僕の意思に関係なく、本能で勝手に手が動いて1升瓶をレジまで持っていってしまいます。

さて、味わいですが、くどき上手の一連の純米大吟醸ラインナップに比べると、甘みがちょっと控えめでしょうか。

香りは抑え気味ですが、含み香が上品です。全体的にきれいですが、後味が結構ガツンときますね。

というわけで、このままでも十分おいしいんですが、もうちょっとおいてみちゃおうかな。

山田錦/精米歩合 40%。(蔵出し日 2008年12月)
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上喜元 純米大吟醸 出羽燦々

先日、温泉で飲んだお酒の残りをじっくりと味わってみました。

香りは、控えめなんですが、とにかく旨みが濃い。お酒自体のボリューム感は、ほどよい感じなんですが、それにしては味がかなりしっかりしています。

原酒ではないので、重たい感じもなく、これは飲みやすい。出羽燦々らしい、ちょっと張りのある酸味がありつつ、甘さとよくバランスがとれています。

個性的な味わいというのは、ないかもしれませんが、その代わり、マイナス要素がまったく見つかりません。一口飲むと、ものすごい安定感を感じます。

初心者はもちろん、これはぜひ、日本酒を飲みなれている人に飲んでもらいたいです。

さすが暴飲族の原点、上喜元。レベル高いですね。古臭くもなく、はやりの味でもなく、正統派の日本酒本来のうまさ、ここにアりといった感じでした。

出羽燦々/精米歩合 40%。(製造年月 2009年1月)
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くどき上手 純米大吟醸 出羽の里

まずいわけがない、くどき上手ですが、やっぱりうまいです。くどき上手の出羽の里は初めて飲みます。

もうこの甘み、味の濃さ、きれいさ、何も言うことはありません。深みのある甘さがくどき上手らしいです。やや高めのアルコール度数がまた物足りなさを感じさせなくて、いいですね~。

後味に鼻に抜けるさっぱりした感じの吟醸香が、先日飲んだ東北泉の出羽の里を思い出させます。やっぱり、酸味が少なめでややフラットな味わいに感じます。

しかし、くどき上手って、どうしてこんなに冷酒マニアの心をくすぐるんでしょう。特にこの酒米違いの純米大吟醸シリーズ。何を飲んでもうまいと思ってるのは僕だけでしょうか。

出羽の里/精米歩合 44%。(製造年月 2008年10月)
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東北泉 純米酒 出羽の里 H19BY 仕込33号

封開けの印象は、一白水成のよう。艶のある甘さと軽やかなフルーティーさ。これは大好きな味です。

これで火入れで純米酒とは、さすが東北泉。どう考えても純米吟醸です。

瓶火入れなんでしょうね。栓の中央が少しへこんでいて、栓を開けるときも結構ユルユルです。

さて、お味の方は、酸味が少なめで、すこ~し後味にさっぱり感があって、これが出羽の里の味なんでしょうか。

僕の好みでいうと、かなりレベルの高い純米酒なわけですが、封開けの状態でおいておくと、味の抜けが早いかなと。2週間後ぐらいからは、かなり味の厚みがダウンしてました。それでもまだ、結構いけますが。やっぱり、何でもかんでも寝かせればいいわけではないんですね。

それにしても、うまい純米酒でした。純米クラスで、これだけボリューム感があって、フルーティーさを出すなんて、僕が普段飲む銘柄だと、一白水成か撰勝山ぐらいかな。

安くてフルーティーな酒、バンザイ!

出羽の里/精米歩合 55%。(製造年月 2008年11月)
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中温熟成貯蔵 雅山流 影の伝説Ⅳ 純米大吟醸

熟成酒だけあって、結構、色が付いてます。

香りは少なめ、もうかなり落ち着いちゃってます。雅山流の一般的なイメージといえば、あの清涼感とすがすがしさ。でも、このお酒には、そんな雰囲気はありません。

でも、その分、旨み十分。甘みを伴った、割と濃いめの旨みです。どの味の成分も突出していないのに、この味わいの強さ。すばらしいです。

低温熟成というのは、よく見かけますが、中温熟成っていうのはめずらしいですね。「中温」という言葉でちょっと警戒しましたが、ほとんど熟成香のようなものは感じられず、うまく熟成されています。派手さがないので、これは酒単体でも、食中でもいけますね。

そういえば、これは、伝説Ⅳのようですが、他にも(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、・・・?)伝説があるのでしょうか?

出羽燦々/精米歩合 40%。(製造年月 2007年12月)
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雅山流 袋取り純米大吟醸 極月

雅山流シリーズの中で、まだ飲んだことがなかった、極月。開けるタイミングを失って、半年ぐらい寝かせての開栓です。

まず、華やかで爽快な吟醸香が飛び込んできます。これは冷酒マニアにはたまりません。

口当たりもまろやかで、言うことなしです。出羽燦々らしい、酸味が全体をさっぱりさせています。高級感もありますが、線が細いわけでもなく。すっきり系というには、味は濃くて、でも、さわやか系。

どういうときに飲んでるかというと、家でももちろん飲みますが、休日の昼間に、日本酒を水筒(←我が家では、酔筒と呼んでいる)に入れて持ち歩きながら散歩するときに、よく飲みます。

晴れた日にこのお酒を外で飲むと、それはそれは、すがすがしい休日になります。

全体的にきれいなイメージのある雅山流シリーズですが、これは今までの中で一番存在感あるかも。

出羽燦々/精米歩合 40%。(製造年月・・・あれ?書いてない。)
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上喜元 純米大吟醸 中取り 出羽燦々 山居倉庫

山形の地酒といえば、くどき上手とならんで、我が家の定番となっている上喜元。今回は、出羽燦々です。

結構、穀物っぽい風味が強くて、フルーティー路線のお酒ではないかもしれませんが、飲み疲れしないタイプのいいお酒です。

酸味の出方は、自分の中のにある出羽燦々のイメージ通りなんですが、甘みがやや控えめでしょうか。辛さもあります。火入れの飲みやすいお酒なので、気がついたらグイグイ飲んじゃってます。

1口目のインパクトはそれほどないんですが、地味に旨い。上喜元ならではの貫禄を感じました。

気がついたんですが、最近、よく我が家の昔からの定番銘柄を飲んでるかも。ブログ3年目(飲んでる日本酒を記録し始めて3年目)にもなると、そろそろ一度、原点にかえりたくなる時期なんでしょうか。

出羽燦々/精米歩合 35%。(製造年月 2007年10月)
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くどき上手 純米大吟醸 日本杉錦515

裏ラベルには、「宮城県桃生町産山田錦の突然変異株」と書いてあります。なんだかわかりませんが、ただごとではありません。これは味わって飲まなければいけません。

味の方は、これがかなりフルーティー。くどき上手らしい、見事なまとめ方。突然変異とは思えない(?)、おだやかな香りと味わいのお酒です。

甘みもあって、僕の好みにかなり近いんですが、そんなに甘みが強いわけではありません。むしろ、少し苦み、いや、苦みというよりはさっぱり感を伴ったような酸味が効いてます。ただ、酸味は、あくまでも効いているというだけで、決して酸味がメインのお酒ではありません。

くどき上手って、やぱりすごいですね。3~4千円クラスのお酒しか飲んだことがないので、高級酒のレベルはわからないんですが、この価格帯では、安定感とフルーティーさが、いつも期待通り。

またなんか新しいの出たら、飲んでみよっと。

日本杉錦/精米歩合 48%。(製造年月 2007年11月)
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