俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

hanami

2012-04-11 06:47:28 | ATOP
気づけば季節は春めいていて
いつもどおりいったい何をやってたんだ…
そんなことを思う今日この頃です。

昨日は花見をしました。
なんか僕の記憶では花見をきちんとやるのは
初めてのことだったと思います。
会社の人と花見だったんですが、
つくづく僕は駄目な人だなと思いました。

僕は社会人4年目を迎え、
それなりにそこそこ何事もそつなくこなせる
自信というか適応能力があると思ってたんですが、
案外何も持っていないんだなぁと痛感しました。

まず相も変わらず初対面の人とどう話していいかわからない。
そつなく話すことはできても酒を交えて盛り上がることができない。
『みなさんなんでそんな盛り上がってんですか?』
という思いが脳内をぐるぐる廻ってました。

そうなんです。僕、飲んで騒ぐの苦手なんですよ(何。
自覚はあるんですがお酒を飲むと僕の発言は、
しらふの時にも増してつまんなくなる傾向があるし、
そもそも初対面でどこまで踏み込んでいいかわからない。
それに僕は初対面の人ぐいぐい入ってこられると
かなりひいてしまう方なんで…。

まぁそんなことを思う以上に、
僕は本当にこんなんでいいのかなと思ったんです。
別に何が不満ってわけじゃないし、
花見が気にくわないわけでもないし、
仕事に問題があるわけでもなく、
職場のメンバーが悪いわけでもなく、
こうして時間が経過していることって
僕になんの意味があるのだろうかと思って。
僕自身に対してその存在価値を量らずにいられない。
そんな気持ちが桜を見ながら強くなった。

僕は多くのものを諦めてきたし、
多くのものを望んできたんだけども、
どちらも中途半端でダメだったんだなぁと思う。
そもそも冒頭で語ったそこそこできる気になってるのが、
思い上がりなんだということを再認識。
僕は駄目なんだから高みを目指さないといけないんだった。
他人に勝る才能がないのに中途半端なことやって、
満足してできる気になっているのは自惚れそのものだった。
僕はもっと多くのものを諦めて、多くのものを望もうと思う。
人がほしがるものを僕がほしがる必要はない。
誰かが簡単に、普通にこなしてしまうことを僕は諦めよう。
そのかわりに僕は全く別なものを手にしよう。


そんなことを思った花見でした。

なんでですかね。
桜の散ることが想像できる歳になったからですかね。
昔は桜なんて散ることなんて気にも留めなかったんですけど、
昨日はそうじゃなかったんですよ。
『こんなにも腐るほど花開いている桜が散ってしまうんだ』
という気持ちになったんですよ。
むなしいじゃないですか。むなしい。
生きることは非常にむなしい。そうも思えました。
僕の小ささに気づけた気がしました。

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