俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

自らを限る者

2008-05-01 22:19:19 | ATOP
「自らを限る者」って中学、高校でよく聞いた言葉。自らを限定的にとらえた時点で、その人本来の味であったり、力であったりは失われてしまうっていう話。だから自分自身は常に「夢200%」でいようと、我が母校では言われていた。

時に現在、多くの人間が自分自身の進路に悩んでいる。もちろん私も例外ではないし、後輩達も同じだろう。挑戦するのか妥協するのか。言うなれば自らを限るのか、夢200%でいくのか。自身の将来をめぐり様々な思惑や画策、噂、行動、発言が広がっている。一つの事象が次の事象を発生させ、さらに事態を混沌とさせていく。

ただ変わらない事実はある。今いる自分は自分自身でしかない。過去を振り返ってもなにかを取り戻せるわけでもなければ、今の自分が変わるわけでもない。いつもどうにかできるのは未来のことだけだ。それに対してどれだけ必死になれるかで結果は変わる、未来は変わる。問題はチャンスがそれほどないということだ。

運命があるとするなら、それを決めるのは神様でなく自分自身。勝ち負けではかれるなら、勝ちを呼び込むのは下馬評ではなく、自身の力だ。

信じるべきは自分自身。誰でもなく、何かでもなく。自らを限るのであれば、その範疇でしか生きていけない。

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3 コメント

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Unknown (おほ)
2008-05-02 21:57:33
懐かしい標語
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懐かしい (通りすがり)
2008-05-24 17:13:03
十中八九ATOPさんと同じ中学高校で一つか二つ上だったもんです。あの校長の言うことは散々馬鹿にしてたけど、未だに思い出す言葉とか話って結構あるんだよね。物を考えるきっかけにもなったので、あの手が痛くなる授業にも今では密かに感謝しています。
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Unknown (Unknown)
2008-05-25 12:54:53
あの校長の道徳の授業を受けた在校生も少なくなってきました。現在の高校2年生が半年受け終わりました。校長がどうであれ、あの授業は在校中はわからなくとも、卒業してその価値がわかり、人生の糧になるものと信じております。
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