先日、模擬授業をしていて「すする」という動詞を教える機会があったので、今日はその話を。
基本的に食事に関係する日本語の動詞ってそんなに多くない(でも英語よりは多い…かな)。
初級日本語で学ぶのは「食べる」「飲む」「かむ」「吸う」の4つです。
あと我々が使う動詞としてはさっき書いた「すする」、ほかに「なめる」「かじる」「吐く」とかがありますが、中級に現れるのが「すする」。
「すする」という言葉の意味は「液状のものを吸って食べる行為」なんですが、これが非常にあいまいです。
まず液状の定義があやふやであること。
僕らはどういうときに「すする」を使うかを考えてみますと、味噌汁を「すする」といいますよね。
あとどんなときに使うかで、僕が思いついたのは「ラーメン」でした。我々日本人は麺類を食べるときに「すする」んではないかと思ったわけです。
が、しかし。
この感覚は世代によってどうやら違うらしいです。麺類はすするといわない世代もいるそうです。若い世代はまぁいいますし、比較的男性が。
加えて、この「すする」という動詞は日本の食べ物には使うけども、海外の食べ物にはあまり使わないという要素を持っています。
「すする」は「液状のものを吸って食べる行為」に隠された結果があって「音を立てて食べる行為」があって、これをがあるせいで近頃「すする」を使う頻度がますます下がっています。
これが外国人にも理解されにくいし、我々日本人の中でも若い世代では「すする」という表現を避ける気配があるんじゃないかと僕は思います。(※ラーメンの場合は若者が比較的使うのに…これもまた不思議)
まぁ年代関係なく、スープに関してはあまり「すする」を使わずに言うことが多いですかね。
基本的に食事に関係する日本語の動詞ってそんなに多くない(でも英語よりは多い…かな)。
初級日本語で学ぶのは「食べる」「飲む」「かむ」「吸う」の4つです。
あと我々が使う動詞としてはさっき書いた「すする」、ほかに「なめる」「かじる」「吐く」とかがありますが、中級に現れるのが「すする」。
「すする」という言葉の意味は「液状のものを吸って食べる行為」なんですが、これが非常にあいまいです。
まず液状の定義があやふやであること。
僕らはどういうときに「すする」を使うかを考えてみますと、味噌汁を「すする」といいますよね。
あとどんなときに使うかで、僕が思いついたのは「ラーメン」でした。我々日本人は麺類を食べるときに「すする」んではないかと思ったわけです。
が、しかし。
この感覚は世代によってどうやら違うらしいです。麺類はすするといわない世代もいるそうです。若い世代はまぁいいますし、比較的男性が。
加えて、この「すする」という動詞は日本の食べ物には使うけども、海外の食べ物にはあまり使わないという要素を持っています。
「すする」は「液状のものを吸って食べる行為」に隠された結果があって「音を立てて食べる行為」があって、これをがあるせいで近頃「すする」を使う頻度がますます下がっています。
これが外国人にも理解されにくいし、我々日本人の中でも若い世代では「すする」という表現を避ける気配があるんじゃないかと僕は思います。(※ラーメンの場合は若者が比較的使うのに…これもまた不思議)
まぁ年代関係なく、スープに関してはあまり「すする」を使わずに言うことが多いですかね。