僕が通ってる学校は特に3月卒業とかではないので、あんまりこれといって変化はありません。いつも通りです。
ただまぁ春っていうのは出会いと別れの季節といわれ、一般的には新生活の始まりに合わせ人が動く季節。
先週あたり卒業式だったであろう高校生だったり、大学生をたくさん見かけました。
きっといろんな気持ちや想いを抱えて卒業していくんだろうなぁ、とおっさん的なこと思っていました。
でも考えてみれば、自分は卒業式のときどんなこと考えていたかって、大してなんも思ってなかったなぁー、と。
新生活に期待は一切なくて不安そこそこに、それまでの生活が楽しかったのか答えも出せず、そもそも疑問すらなく惜しむこともあまりなく卒業した気がします。
もちろん。仲良かったひとたちともう一緒になにかすることはないんだろうなぁというのは思いましたよ。
でもそれをはっきり理解したわけでもないし、なんとなくふんわり感じた。そんなもんです。
それはなんでかっていうと若かったから。若かったからふわふわしてて現実感がなかったから。そんな気がします。
どうせいつでもまた会えるだろうし、会わなくてもまぁ連絡とれるし、死ぬわけじゃないし←この発想が若い!
でもいまになってみると、今たまたま連絡とれているだけで、たまたまあったりできているだけなんですよね、今の人間関係って。
会いたいという気持ちがあったとしても、会うことができないことなんてざらにあって、二度と会わないことだってままあるわけで。
別に春だからとか、卒業だからとかじゃなくてもそう。会社の異動・退職もそうだし、根本的にひとはいつ死ぬかわからない。
ただまぁひとそれぞれではあると思いますけども、会っても仕方がないひとだって現実いるだろって私も思うんですけど、案外ですよ、また会ったらしょーもないことなんてないのかもしれない。そういうこともなきにしもあらず。
そもそもしばらくあっていない時点で「オサラバ、バイバイ」で別れという局面に入ってるし、逆にいえば久しぶりに会うというのはそれこそ新たな出会いなんでしょうなー…なんてな。
生生流転。なにごとも変わっていってしまうのですが、なにも全部が全部悪い方向に働くわけじゃないです。
ん、なんだこれ、死亡フラグか?とか書きながら思ったりもしましたが、まぁなんですかね、皆さんとの出会いと別れ、そしてまた新たな出会いに乾杯したいな、と思った話です。