死

　『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』を見ました。良作ですけど、なんか序盤の９課の雰囲気が映画場に似ています。こんばんは、ＡＴＯＰです。だんだん夜は涼しくなってきました…しかし、私のパソコンのファンはうなっております（汗。酷使しすぎですかね。

　セミの死に際ってそりゃぁまた往生際が悪い（何。べつにそれが悪いとか気持ち悪いということではなく、正直驚く。先日も部室に侵入してきた死にかけのセミ。それが暴れる、暴れる。『いやぁなんでこうも暴れるのかねぇ…』と思ってました。でもあれってセミだけじゃないですよね。人間もあーやって死んでしまうんじゃないかとしみじみ思った今日この頃です。セミの７日も人間の８０年もそんな違いはないし、死ぬときは皆一緒なのかもしれない。
　安らかな死を心底望むときがある。それは何十年後ということではなく、今すぐに。大抵もう良いんじゃないかって時に…というよりも悲しき存在を自覚する時。存在の意味なんて私は興味ないのだが、むしろその存在の意味を求めないからこそ悲しさが増すのかもしれない。誰かあっての自分ではないし、自分あっての誰かではない。私の中の私は常に安らかな死を望んでいることは間違いない。それはあなただって一緒だろ？