ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

Andes Café

2016-07-23 07:06:11 | 食事
 Andes Café はエルカミノ通りをヒルズデイルモール方面から北向きに走り、サンマテオの25番ストリートを通り過ぎて50m程度進んだところにあるペルー料理屋だ。表から見ると2件のお店が並んでいるように思えるが、1つは調理場でもう1つがホールになっている。エルカミノ通りに縦列駐車して、そのままお店に入ることもできるが、私のように縦列駐車アレルギーの人間用に、お店の裏にも駐車場がある。裏の駐車場へ行くには25番ストリートを101側へ曲がり、中華料理屋が角にある最初の細い道を左に曲がることになる。その細い道は、本当に『裏通り』という表現がぴったりの、舗装もいい加減で、小汚く、少し不安になる。でもそれがいかにも“ペルーに行く”という心境になるので個人的には裏の駐車場を薦める。裏の駐車場からお店へ通じる入り口は、ただの勝手口のようなつくりで、これがまた不安になるのだが、思い切ってペルーへの扉を開くとよい。入るとすぐに熱帯魚が数匹泳ぐ水槽を目にすることになるが、これは料理とは関係はない。

このお店の特長は以下の通りだ。参考にしてもらいたい。

①美味い
勉強不足で知らなかったのだが、ペルー料理は世界でも美味であると評判だそうだ。会社の上司の話では、日本料理と同様に“出汁”を使う数少ない調理法なのだという。
ベースはスペイン料理だと思う。彼らはスペイン語を話すし、メユーの名前もスペイン語の響きだ。海の幸の料理も肉料理も非常に香り豊かで美味、箸はないが箸が進む。
魚介のマリネ、牛の心臓のグリル、コロッケみたいなやつ等のおつまみ料理も豊富で、お酒も進むのだ。ワインも私の舌に合う。

②店員が日本好き
若いペルー人兄弟がホールに居るが、二人とも日本好きなようで、日本語を少し話す。「オイシイデスカー?」など。さらにペルー人と思われるお客さんの中にも日本語を話す人々が居たりするので、楽しく食事ができる。思えば日系の大統領を輩出するほどの国だから、親日国なのかも知れない。

③空いている。
決して広くない店内だが、たいてい空いている。

④BGM、テレビの映像が好い
マチュピチュやアルパカなどの、ペルーの景色を映像で流しており、雰囲気を楽しめる。また、流れる南米系のBGMも楽しく、本当にペルーに来たかのような気持ちになる。
兄の方の店員に、「この音楽はいいね、ペルー音楽かい」と尋ねると
「いや、これはコロンビア。」と言われたが。


食事を終えて、裏の駐車場から帰るときは注意して欲しい。来た道を戻ること。
この道は行き止まりになっている。

実は、このお店はしばらく足が遠のいている。というのも前回に行ったとき、20分くらいずっとトイレの鍵が閉まったままで、ノックしても応答もなかったので、“鍵が壊れたのだな”と思い、コインで鍵穴を捻って開けたら、思い切り大便中の店員(弟)と目が合ったのだ。ペルー人はトイレに時間をかける国民のようだ。

サンカルロスにもう1件、ペルー料理屋があるが、ここより高いし、味もこちらの方が私は好きだ。激戦区25番ストリートで生き残るペルー料理屋だ。

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