まるみのあっちこっち巡り

ー31,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

ティエンムー寺

2012-10-22 00:37:12 | 2012ベトナム中部世界遺産とリゾート

フォン川沿い、フエ市内から約4kmの丘に建つ寺。
1601年、天女のお告げにより建てられたといわれる
高さ約21m、八角七層の塔が街のシンボル。





「幸福と天の恵み」を意味する慈仁塔には、
各層に仏像が祭られ、人々の信仰を集めています。

この地に幸いをもたらすために降臨してきた天女ですが、
1883年にはフランスに占領され、
第二次世界大戦下では日本軍に占領され、
インドシナ戦争、ベトナム戦争と
苛酷な運命をたどってしまうのです。

この寺の住職が、1963年に仏教弾圧を行った
サイゴン政府に抗議し、焼身自殺。
当時世界中に報道された写真が展示されています。





裏庭では僧侶たちに丹念に手入れされた
庭や盆栽を見ることができます。

その手入れをしているのはこの子どもたちなのかな?
見習い修行といったところなのでしょうか?
この子どもたちがフエの街に
幸いをもたらしてくれることを願いましょう。





近くの雑貨屋さんののどかな雰囲気がイイな。
シャッターを押したくなりました。

ベトナム・フエ

2012.8.1

コメント    この記事についてブログを書く
« 世界遺産  グエン朝王宮 | トップ | フォン川遊覧 »

コメントを投稿

2012ベトナム中部世界遺産とリゾート」カテゴリの最新記事