元*おばドファイターのブログ

ジュニアバドミントン、卒業しました。
オトナのバドミントンはボチボチ。
今は、仕事と子育てと動物とビールと。

舞台

2011-07-04 15:11:40 | Weblog
ジュニアの試合に熱中していた昨日、上娘は舞台でした。
大丈夫、試合前日夜の回に観に行ったから
今までは3回あれば3回とも観てたんだけど、今年はそうもいかない。

所属事務所のシニア劇団の朗読公演のお手伝いです。

んが、前座で落語をやらせていただいたのでした。
ずっと練習してたんだが、なかなか日の目を見なかったんだな
・・・観られてよかった・・・

いつもの児童劇団の公演とはちがってかなり年上の方々との稽古だったので、ちゃんと失礼がなかったか心配です
まあ、外でヒト様に失礼はしないであろう上娘なので、大丈夫かと・・多分・・・

落語は、・・・思ったよりよかったです
演目は「花見の仇討ち」。(・・の、短縮バージョン。)
プロの目からしたらまだまだだろうと思いつつ、感情表現の乏しい中学生が、イヤ、照れや見栄のつまった女子中学生が、よくあそこまで自分を崩せたなあと。
稽古でも、ずっと「カラを破れ」と言われ続けてきたようです。
キレイ・カワイイにしか価値を見いだせない薄っぺらい女子中学生が、江戸時代のオッサン数人を演じて笑いを取る・・・そらーハードルが高い。
いい訓練になってるなあ・・・

ダメ出しではやっぱりまだカラを破りきれてないという評価だったようですが、そだね、ますますがんばってほしいッス。

本題の朗読では、一緒に協力出演した高校生の声の美しさにビックリした
イヤ、舞台で観たことあったんだけど、しゃべる声もキレイなんだけど、歌うとまた一段とキレイだった・・・。
アニメ声のウチの娘が一緒に歌ったらどんなにぶち壊しかと真っ青になっていたら、上娘、完全裏声で弱々しくしかし相手の声をジャマしないテイストで、よいコーラスになっていた。
元気はない、アピールも弱い、でも子守唄だし歌はあれでベストじゃなかろーかとも思った

シニア劇団の朗読は・・・・惹き付けられる場面あり、そのイントネーションはどうなのと心配になる場面あり。
みんなで声を揃えることができていなかったりして、ああ、シニアになると確かに協調性を持つことが難しいよなあと納得したり。

シニアであろうが、青年であろうが、児童であろうが、何人かはやっぱり舞台に出られるレベルに達していないんじゃ?と思える出演者がいる。
人数が必要だから、仕方ないのかなあ。
AKBとかあんなに人数がいるけど、端っこまで稽古が行き届いているなあと感心するもんなあ。
地方だと難しいんだろうか。プロじゃないから?イヤ、確かお金もらって仕事するプロの集団だよなあ


ジュニアでは本人のやる気と保護者の熱意が不可欠だという話をしてきましたが、芸能に関しては、保護者の熱意はジャマかな
本人が稽古や仕事でヒト様にご迷惑をかけないように環境を整えたり送迎をしたりはするけど、やってる内容に関しては、ただの観客でいたい。
親はどうしても我が子をひいき目で見てしまうもの。
それを自覚できないための失敗はしたくない。

イヤ、ジュニアだって同じで、保護者の熱意って言ってもあくまでも本人を支えるためのサポートに徹しないといけないと思う。
我が子をプロデュースしようとして先走って、思い通りにならない本人や指導者に不満を持つようになったら、もう歪んでいるだろう。
本人のやる気より保護者の熱意が勝ってしまってはいけない。
コドモが「親が喜ぶから」がんばってる状態は、コドモにとって不幸だと思う。

そんないろんなことを考えつつ。

ゴキゲンで帰ってきた上娘は、何か手応えをつかんだみたいで、よかった。
いい経験になった舞台だった


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