じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」〜2022・初夏〜

2022-06-10 | 居酒屋・和食
ついに、スタンディングスタイルになった様です。


最近までは、座ってたんですけど。

それはともかく。

札幌ススキノの「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」にも、変わらず通わせて頂いております。

「完全予約制」になりましたんでね。

確かに、夕方に思い立ってふらりと行く、って事は出来ませんが…何事も計画的に進める事は大事です。

そうすれば…
有り難いことに、計画的に良いネタが用意されている訳です。

今時、蟹は貴重です。

さらにこの時、お薦めされたのは…
豚のスペアリブのバーベキュー焼き。

まさにバーベキュー。甘辛というか、深い味わいと言うか。色んな旨味を纏って焼き上げられた豚肉は、ビールに最高に合う味。

自分好みの味な訳です。

恐らくですが…

「完全予約制」になってから、マスターは「この日は、このお客さんと、このお客さんが来るから、このメニューがあると喜んでくれるんじゃ無いかな」と、言った「戦略」も立てて迎えてくださってるのでは無いかと。

その証拠に。
ボロネーゼ(ミートソース)のスパゲティですが、メニューには「青紫蘇風味」の文字。

アルデンテに茹で上げられたパスタには、刻んだ青紫蘇が絡んでおります。その爽やかな風味が、さらに食欲を掻き立てます。

普段は、メニューに普通のボロネーゼがあると、「青紫蘇、散らして頂けますかね?」なんてカスタマイズをお願いするんです。

それがもう、最初からメニューには、自分好みのカスタマイズがされた状態で載っている。

これは「完全予約制」の恩恵では無いかと。

新玉ねぎの季節になれば、メニューに書いて無くても毎年、「スライスして、鰹節と黄身とポン酢で食べたいですけど」と、お願いする訳ですが…
「新玉ねぎスライス、ポン酢と黄身で」が最初からメニューに載っている。

有り難い話です。

さて。

初夏はアスパラの季節。
門別産アスパラを炙りで。

例の「お取り寄せ」のやつと同じアスパラでして。

シンプルに塩と、マヨネーズで。

瑞々しさと歯応えが素晴らしい。

そして、かつとじ。
これも自分がよくお願いするメニューなのですが、やはり最初から載ってました。

もう、何を頼むかはすっかりバレバレと言うか(笑)、マスターの手のひらで踊らされてるようなもんですね。
(^_^;)

聡咲のかつとじは、甘辛さを抑えつつも風味豊かな、あっさりした出汁で食べるスタイル。

ポークピカタ。
これも(笑)メニューにあると、自分が必ずお願いするのですが、普段より更にグレードアップされてる印象の味わいでした。

「絶対オーダーする」と、バレてる訳です(笑)。

恐らく粉チーズやハーブ類で風味を付けた玉子を絡めて、香ばしく焼き上げた豚肉は、絹の様なしっとりした食感。

で、塩水ウニの季節の始まりでしたので…
シンプルにウニ丼を。締めにちょうどいいミニタイプ。

最近は聡咲に伺うと、いかにも自分が頼みそうな(笑)メニューが最初から載りまくりです。

でも。

これは、久しぶりにメニューに無いものをお願いしてしまいまして。
ハンバーグサンドイッチ。

カツサンドとハンバーグがメニューにあったので、つい頼んでしまいました。

このパンがまた良い味わいでして。

サンドイッチは、パンと具材のバランスが大切なのを再び痛感。

そして、ハンバーグの肉汁を、このパンが全て受け止めてくれます。

聡咲のハンバーグは、知る人ぞ知る「エピソード」がありまして(笑)、それを踏まえつつ食べると、味わいが変わる事でも有名(?)ですが、そんなハンバーグのオススメの食べ方です。

どんな「エピソード」か、お知りになりたい方はマスターに伺ってみて下さい。

ドラマチックですよ。

アスパラの季節も終盤ですが…
白、緑、紫の三色のアスパラ食べ比べなんて贅沢なことも。

やはりこの瑞々しさ。大地の栄養がたっぷりです。



さて。

マスターも、お店のブログでチラリと何度か触れていますが、賛否両論らしい(?)聡咲の「完全予約制」。

僕も、最初はやはり戸惑いもありました。

仕事を終えた夕方、

「どうしても今夜は聡咲でオムライスを食べたい!!!」

…なんて思い立つこともありますからね。

でも、今回申し上げた通り…

諸々含めて、実は「恩恵」の方が大きいような。

「完全予約制」になってから何度か通ううちに、そんな事を改めて感じている初夏であります。








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