秘境駅と蕎麦とハヤシライス。～その２～

札幌近郊の秘境駅、豊ヶ岡駅。

改めて見ると、本当に佇まいが何とも言えませんし、何にもありません(笑)。

駅の傍には、小さな柵があるだけの踏切。


小一時間ほどしたら…


次の汽車がやってきました。



青い座席がこれまた旅情を感じさせます。

で、次は鶴沼と言う駅に。

こちらも中々の秘境感。

でも、この駅からしばらく行くと、駅名通り『鶴沼』がありまして。

周りにはキャンプ場なども完備されていて、温泉もあります。

初めてこちらの温泉に入ったんですが、これが中々素敵。

新しい建物ではないのですが、掃除も行き届いていて清潔にして快適。

浴室は窓も大きくて明るい。沼の側の小高い所に施設があるので、その窓一面に広がる沼の景色を眺めつつ、湯浴みを楽しめます。

天気が悪かったのが残念ですが、青空が広がっていたら爽快感抜群ですね。夏にまた来たい温泉です。

地元の名産品は蕎麦。温泉の向かいにある道の駅で…

十割蕎麦を。もちろんビールも(笑)。

そして札幌方面の汽車に乗り、幸せなうたた寝。

夕方に札幌に着いたのですが、一日乗り放題の切符を使っていたので、今度はそのまま小樽へ。

地元でも人気の『ビストロ小泉』にて…

ハヤシライスに…


ビーフシチュー。

デミグラス祭り(笑)。

最後は、昔からお世話になってるバーテンダーさんのバルでゆっくりお酒を。

美味しいカクテルを飲みながら、再び、豊ヶ岡駅の風景や、胸一杯吸い込んだ冷たくて澄んだ空気を思い出していました。

まさに「一息」つけた一日でした。