七宝焼の金魚

七宝焼で、金魚を二匹焼きました。

・・・もともと綺麗なおさかなだから、すごく綺麗なの焼きたいな・・と、けっこう意気込んだのですが・・・。

まず、白透の釉薬の上に、真鍮線を置いて焼き付けたところです。0.3mmの真鍮丸線を使っています。銀リボン線を立てるほど難しくはないと思うのですが、けっこうめんどくさかった・・。目は、黒いビーズです・・。

それから、透明釉薬の、銅黄透と濃赤オレンジで色をつけていきました。2、3回炉に入れました。重ね焼きとかしてます。鱗のところにはビーズを並べましたが・・、ちょっとリアルじゃないかなあ。

そこで、顔にはみ出たビーズは、少し砥石で削り、体の部分には、不透明釉薬のオレンジをのせて、鱗を竹串で描き割りました。これは、焼く前の状態です。

　

焼き上げると、こんなかんじに・・。失敗しないか、ひやひやでしたが、なんとかなりました。

 

 

もう一匹、書き割りで線を描いた金魚を焼きました。こちらは、先ほどのものより、少し小ぶりです。

　これは、書き割って焼いて、それに少し色をのせて焼いたところです。

　さらに、濃赤オレンジや花白の釉薬をのせて焼きました・・。

　

こっちも、味のある線が出て、お気に入りです。

　二匹そろって・・・。