読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

昭和を代表する二人の作家による歴史的対談、「対話・日本人論」(林房雄・三島由紀夫著/夏目書房)

2007-12-04 05:57:52 | 本;エッセイ・評論
1966年、林房雄氏63歳、三島由紀夫氏41歳のときの対談です。この東大・法学部での先輩・後輩にあたる二人の日本を巡る縦横無尽な議論は、現代版ソクラテスとプラントンの対話のようでもあります。40年後の今、この二人はこの世にないませんが、彼らが語った日本をとりまく状況は一向に変わっておらず、今も同じ課題を抱えています。 . . . 本文を読む