作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

梅雨空に  かはづ咥えて

2021年05月21日 | 日記・紀行

 

2021(令和3)年5月21日(金)強雨

 

梅雨空に    かはづ咥えて   カラス飛び

 

早朝からスマホに警戒情報がなってやかましかった。

岩倉川は喫水ぎりぎりあたりまで濁流が激しく流れていた。高野川と合流するあたりでも、いつもなら流れの中の小岩の上で黒い鵜たちが羽繕いなどをしているのに、今朝は一面の濁流とその上に降り注ぐ激しい雨しか見られない。

いつもの通り道に、カラスが頭の上を飛んで横切った。見上げると、カラスの嘴にカエルの白い足と腹が見えた。・・・

そんな自然の光景を冷酷だと思うのも、私の個人的な感情に過ぎない。

今朝の豪雨と同じように、神に造られた自然は時には荒々しくて、私たち人間の小さな思惑を遥かに超えて存在している。

 

 


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