作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

「国民の味方チーム」を289の小選挙区で擁立すれば、一瞬で勝てる【注目の人】前明石市長・泉房穂 【直撃インタビュー】

2024年03月04日 | 政治・経済

「国民の味方チーム」を289の小選挙区で擁立すれば、一瞬で勝てる【注目の人】前明石市長・泉房穂 【直撃インタビュー】

 

 明石市長終わって一国民に戻った時に、ええかげんにせいよと、国こんなに ひどかったのかと、ひどい

とは思ってたけど、逆に市長を離れてみてそのあまりのひど さに愕然としたかな。そこは本当にびっく

りした。

こんなにろくでもない方々が やっとんかと思って。

自分もいつも言って思うのは、先進国の中で30年間も経済成長もせず、給料が上がってないの日本ぐら

いやんか。給料が上がってないのに税金が上がり、保険料が上がり、食品の値が上がり、物価も上が

り、もう使うお金ないやん。こんなにもう使うお金なかったら、そんなもんやな。

子供が結婚したとするやん、子供の2人いるとするやんか。つまり国の政治が間違ってるからまさに少子

化にいってるし、使うお金がないから消費に回らないし、経済回らないんであって、30年間日本の政治

は何もしなかった無策ではなくて、国をいじめ続けてきたと、間違いを続け続けてきたんだと

認識で思った時に、ええ加減にせえよと 思ってたら、また今度の負担増やろ、何をすんねんと、首絞め

て絞めて、絞めて苦しいと言っ てんのに、もっと絞めてくると、もうやめと、もう首を絞めるなと、そ

の手をは離せって感じじゃ んか。私から言わせると、もう首絞めるなって感じやで。

 

今の政治を正直言うと総取っ替えやわ、総取っ替えです。岸田総理が、あのひどいのは、もう言うまで

もなしですけど、岸田 総理は象徴的な意味においての総理であってまさに、派閥政治の中で選ばれた人

やんか。

派閥政治のポイントの悪さ2つあって、お金の政治だからお金の力で政策が歪んでる、何があかんかとい

うと、派閥政治によって政策が歪んでるんですよ。派閥政治はだから何があかんかというと、国民が苦

しいわけ、つまり、本来国民を救う べき政策をうつべきところ、つまり国民の負担を

軽減したり、国民がお金を使えるような政治をすべきなのに、逆に政治家にお金をくれる 方々に対し

て、一部のお金のくれる方々に対しての配慮をする政治が続いてるから、 一般国民の負担が増えてるん

だから、まさに 派閥政治の結果、国民が生活苦しいという構造になってると思うんですよ。

でそれをちゃんとマスコミも言わないといけないんだけど、 マスコミ自身がもとですから、マスコミが

まさにその一部の利益の集団になってるだけやから、ま大マスゴミね。

だから、そういう意味ではそのあたりに対する憤りというか、これおかしいから声をあげなあかんって

いう感じかな。

誰も本気じゃないねん全然。だからほんまに今の世の中を救おうと思ってる 政治家が少なすぎるねん。

政治家がいなさすぎるんですよ。私マックス・ウェバー好きなんですけど、政治家ってのは、基本にあ

の政治家の資質と言われてるんだけど、

私何かというと3つあって、1つは情熱、2つは責任感、3つは判断力なんです。

簡単に言えば国民の愛なんですよ。国民に対するまあ愛がいるんです。愛、今政治家に

国民への愛がありますかと、どっち見てる、国民見ずに一部見てるやんか、お金くれるほう見てるや

ん。この愛ないんで、情熱ないんですよ彼らに。お金に対する情熱だけやから、国民への情熱ないん

で、国民への愛が欠けているからもう始まらないんですよ。 で次に責任がないやん。

もう言い訳ばっかり、責任のれがればっかりで、秘書や会計責任者ってばっかりやろ。政治家は責任と

るの仕事やから、なぜ責任が大事かて言うと、やっぱり決断する前提は責任なんですよ、自分が責任を

負うから方針転換する、人に嫌われようが 憎まれようが、これはみんなのためだから やりきるっていう

のは政治だから、政治っていうのは誰にも嫌われないなんてことは、政治やらないことと一緒なんです

よ。

逆に言えば 、責任を伴わない政治というのは無責任だから官僚政治であって、調整型だから方針転換で

きない。そういう覚悟のない責任のない政治だから国民負担増なんですよ。そういう セットなんです

よ。

でそれをちゃんとやら なきゃいけないで、それを前提に決断するのが判断力やん。今で言うと、当然今

の日本の政治の状況を考えた時に、何をすればいいかてことを、ちゃんと将来見通す力じゃないです

か。

この3つなんですよ。ちゃんと情熱そして責任感それを前提としたある意味決断判断力この3つが政治家

や。

それをもってる政治家って、今いま永田町にどれぐらいいますかって話やから。

 


※追記20240306


元明石市市長の泉房穂氏の発言が注目を集めているようです。ここでの泉房穂氏の発言の中のキーワードは、「こんなにろくでもない方々が 政治家やっとんか」と、そこから「今の政治家を正直言うと、総取っ替えやわ、総取っ替えです。」それに「今政治家に国民への愛がありますかと、どっち見てる、お金に対する情熱だけやから。」の三個所だと私は思いました。

いずれも、あまりにもひどい現在の自民党政治への根本的な批判だと思います。

ただこのインタビュー動画の中でも泉房穂氏が「大統領制」を主張されているのは問題だと思いました。こうした発言は、ジャン・ジャック・ルソーの「エミール」崇拝者であるらしい泉房穂氏にとっては当然の発言なのかもしれませんが。

たとえば、大統領制国家アメリカ合衆国においては、いま共和党大統領トランプと民主党大統領バイデンとの間に亀裂が走り、それで国民の間に深刻な分断が生まれることになっています。こうした共和国国家体制の必然の帰結もまた洞察している必要があります。

まぁ、泉房穂氏の発言も、その勢力がまだ海のものと山のものともわからない現段階においては大きな問題にはならないかもしれませんが。

いずれにせよ、劣化した現在の自民党政治を改革するにしても、他に高市早苗氏や青山繁晴氏、また百田尚樹氏らの「保守的」な路線もあるようです。

 

 
 
 
 
 
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動画2件:#高橋洋一、#青山繁晴

2021年11月20日 | 政治・経済

 

【ぼくらの国会・第242回】ニュースの尻尾「10万円 経済対策を糾(ただ)す」

 

 

第326回 歳入庁に徹底抵抗する財務省!危険を承知で実態を明かします

 

 

 

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4月6日(日)TW:家永三郎と西尾幹二の左右は帝国憲法を正しく理解しているか

2014年04月07日 | 政治・経済

「4月5日(土)のTW:移民問題について」まずは国内に存在する失業対策、最低賃金の向上の取り組みなどと並行して、とくに若年失業者対策に力を入れてゆく... blog.goo.ne.jp/askys/e/27ef19…


「4月5日(土)のTW:移民問題について」まずは国内に存在する失業対策、最低賃金の向上の取り組みなどと並行して、とくに若年失業者対策に力を入れてゆくことにまず全力を挙げるべきで、とくに政治家は外国勢力の手先でもあるましいし、安易... fb.me/3lNqlAJAm


「4月5日(土)のTW:移民問題について」まずは国内に存在する失業対策、最低賃金の向上の取り組みなどと並行して、とくに若年失業者対策に力を入れてゆくことにまず全力を挙げるべきで、とくに政治家は外国勢力の手先でもあるましいし、安易... fb.me/6sActbHRj


RT @kuzukazura: 家永三郎『太平洋戦争 第二版』。この種の論調はまだあるようだが論理の支離滅裂には呆れるのみ。戦争責任云々ならポツダム宣言の詳細分析があって然るべきだが「受諾」だけ。ゆえにこれも個人的な感想文の類と評価するしかない。


家永三郎『太平洋戦争』はかなり昔に読んだことがある。あまりに一方的な歴史観で、 RT @kuzukazura: 『家永三郎生誕百年』。教科書裁判などいろいろあったが家永三郎の明治憲法観は「天皇制絶対主義憲法」。この時点で学者は失格だろう。『憲法義解』をまったく理解していない。


家永三郎『太平洋戦争』はとにかく大日本帝国が憎い悪いという感情で書かれた歴史研究だという印象がある。今一度読み直したいと思う。この世代の学者にはマルクス主義の影響を強く受けて育ったせいか、とにかく右翼批判に性急だけれども自らの左翼偏向には気づかない。批判の基軸は悟性的か理性的か。

1 件 リツイートされました

西尾幹二氏は何百冊何千冊と「焚書」を読んでもそれらが帝国憲法に違背していたと理解できないだろう。氏の現御神論や昭和戦前を読むと事実がまったく無視されているとわかる。この場合の事実とは歴史の事実と国典である。

shuzo atiさんがリツイート | RT

最近の西尾幹二氏はニーチェ主義者としての本質を露にしてきて、いわゆる「民族派」右翼の誤った道に進もうとしているようにも見える。ニーチェ主義者としての限界か。
twitter.com/kuzukazura/sta…


On this day in 1976, Apple was founded by Stephen Wozniak & Steve Jobs! pic.twitter.com/iHUnrR9ucc

shuzo atiさんがリツイート | RT

我々の平和な生活をその手中に握っている強大国が理性的であり賢明であることを心から希望する。しかし、希望を「確実な事実」だと思うことは常軌を逸した錯誤であろう。そこで、最悪の事態に備える覚悟をしておく必要がある。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

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自由民主党の崩壊と日本政治の概念

2010年04月05日 | 政治・経済

自民の鴻池元防災相が新党参加へ 自民執行部は慰留(共同通信) - goo ニュース

平沼・与謝野氏ら新党へ詰め 橋本大二郎氏の擁立検討(朝日新聞) - goo ニュース

 

鳩山邦夫氏や与謝野馨元財務相らが相次いで自由民主党を離党することによって、いよいよ本格的に自由民主党の崩壊が始まった。すでに、安倍、福田、麻生と三代続いた二世政治家たちが明らかにしたように、日本の政治において指導力を失い、中南米のバナナ共和国並みに劣化した統治能力しか示すことのできなかった自由民主党を、先の衆議院総選挙で政権の座から追い払ったことは、日本国民の意思による正しい選択であったと思う。

しかし、自由民主党に代わって登場した民主党が、きわめて問題の多い政党であることも、これまでの論考でも明らかにしてきた通りである。岡田克也氏、鳩山由紀夫氏、前原誠司氏らが日本の政治を担うにはどれほど子供っぽい政治家であるか、また、小沢一郎氏がどれほど問題の多い政治家であるかも論じてきた通りである。また、民主党が旧社会党左派勢力の隠れ蓑になっていることもわかっている。

しかし、それにもかかわらず、日本の政治に変化をもたらし、再構築してゆく上では、政権交代もやむを得なかったのである。彼らにも政権を担当させ、現実的な大人の政治家として成長させて行かなければならない。民主党の政権交代はもちろん、政治改革の端緒の始まりにすぎない。

さしあっては、渡辺善美氏らの率いる「みんなの党」を支持し、力を与え、将来の新自由党の母胎としてゆくとともに、現在の民主党も一刻も早く分裂させ、その党内から社会主義勢力を清算して、これも新民主党の準備をして行かなければならない。日本国民は、将来の日本政治を、この新自由党と新民主党に担わせるべく、日本の政党政治の概念を明確な目的意識としてしっかりと自覚して、一票の行使を通じてその実現を追求して行かなければならない。

 

 

 

 

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国家、国籍、参政権をめぐる問題

2010年03月19日 | 政治・経済

 

pfaelzerweinさん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。

ご承知のように日本はこれからの少子高齢化で、人口が急激に高齢化しかつ減少してゆくことが予想されているわけですが、そうした事態を招くまでに、人口増加のために一刻も早く対策を講じなければならなったのですが、もうすでに時を失したようです。

この困難な問題の解決に取り組む能力のある政治的指導者はかっての自民党時代にも、現在の民主党政権にも残念ながらいないと思います。一人の指導者の力量がどれほど国家や民族の命運を左右することになるでしょう。

鳩山民主党政権がこうした問題にいかに無能力な政権であるかは、その人事を見てみれば一目瞭然です。福島瑞穂女史をよりにもよって少子化対策担当相に任命し、かつまた男女共同参画担当相にもしていることからも、典型的な戦後民主主義人として――「坊ちゃん左翼」などと揶揄されていますが、生育した鳩山由紀夫氏が事実としてどのような思想の持ち主であるかが、こうした彼の人事から見てもわかります。このことは同時に、鳩山由紀夫氏には少子高齢化の問題というような困難な問題を本当に解決する意思も能力もないことを意味しています。

少子高齢化の本当の正しい解決は、もちろん国内の人口を増やすことであって、移民を増やすことではありません。残念ながら現在の政治的な指導者をも含む日本国民の能力では、こうした問題を解決する能力はないと思います。すべては、国家、国民、民族の持つ総合的な能力の問題です。能力、能力、能力の有無がすべてです。

それほど、現在の日本国民の資質が、民族としての総合的な能力が落ちている――それには多くの原因が考えられるでしょうが――からだと思います。

日本国民とは誰のことかと言えば、それは形式的には、もちろん日本国籍を持つもの者のことです。そして日本国民であることの要件は、国籍法などに規定されています。さらに具体的にいえば、日本国籍のパスポートを取得する権利を持つ人間のことです。

日本国憲法に「日本国民たる要件」は法律でこれを定めるとあり、その法律とは国籍法のことですが、その重要な変更が、2009年1月に国民に周知徹底されることもないままに改定施行されたことはご承知の通りです。――法律は国民にその存在を周知徹底させることが不可欠ですのに――あたかも、こっそりと誰か陰謀家の策謀のように、改定施行されました。

そもそもこの国籍法の改定については、日本人男性とフィリッピン女性との間のいわゆる婚外子の子供の日本国籍の取得をめぐって下された先の最高裁判決がその根拠になっています。同時に民主党政権になって問題になり始めている外国人参政権や国籍取得などの、国籍や国家や民族などをめぐる一連の問題についても根本的に批判するためには、したがって、そこに示された判事たちの、歴史観、時代観、国家観、民族観、家族観から批判してゆく必要があります。

これらはいずれも私にとって終生のテーマでもあり、あらゆる角度から全面的に客観的に考察してゆく必要のある問題でもあって、早急に結論の出せる問題でもないと思います。いずれ近いうちに、こうした問題についても私なりの論考を明らかにしておきたいとは考えていますが、いずれにせよ、国家や民族の問題を考察するときのスタンスは、先の論考「反日と愛国」で論証した通りです。この絶対的な立場のうえに立脚しない論考は、それがどれほど厳密な論理で構築されようと、結局は砂上の楼閣だと思います。

pfaelzerweinさん、最近になって貴ブログに時折体調不良の記事が散見されています。お仕事上もあるのでしょうが、くれぐれもご自愛下さいますよう。それではまた。

 

 

 

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反日と愛国

2010年03月13日 | 政治・経済

 

反日と愛国


在日の外国人に参政権を付与することに積極的な民主党が、昨夏以来に国会で多数を占めたところから、「外国人参政権付与問題」がとみに現実性を帯びるようになった。それに応じて、この問題をめぐっても賛成反対の議論がかまびすしくなってきている。

もちろん、言うまでもなく在日の外国人の人権がおろそかにされてよいわけではない。基本的な人権においては日本人と同じよう尊重されるべきであることも言うまでもない。外国人とは友好の関係にあるのが理想で、だから北朝鮮による拉致問題の対応などで朝鮮学校に通う生徒に嫌がらせなどをすることがあってはならないのも今さら言うまでもない。しかし、残念ながら日本人のすべてが聖人君子の紳士というわけにも行かない。そうした醜い行動をする日本人のいるのもたしかだ。これはしかし日本人だけではなく、現在の人類一般のモラル水準の現実がそういうものであるにすぎない。

外国人にも日本人と同じように参政権を与えるのというのが理想的であるのかもしれない。しかし、それは理想であって、人間一般の傾向を見ても、また私自身の心の内面を振り返って見ても、なかなか人間性悪説を捨てきれない立場からすれば、民主党の小沢一郎幹事長や赤松農水相などが最近になって韓国や民団などの会合で「外国人に参政権を付与する」ことを明言していることについて、拙速ではないかという懸念を捨てきれない。外国人に参政権を付与することについてもどうしても慎重な姿勢を崩せないのである。

在日の外国人がすべて善意の人間ばかりであれば、そもそも何の問題もないのである。しかし、現実がなかなかそうではないから問題なのである。外国人の中には敵意と憎悪に満ちた者もいる。それが問題なのである。

外国人のすべての者がもちろんそうであるわけではないが、中国人や在日朝鮮人たち、あるいは帰化日本人たちの中に、日本人や日本に対する憎悪や敵意に満ちた者もいる、それが事実だろう。

とくに中国人や朝鮮人で、何らかの事情で日本に帰化したものの、彼らがすべて日本人や日本国に好意的であるとは限らない。むしろ、彼らの中に反日の敵意と憎悪に満ちた者がいる。彼らは、帰化して国籍を取得することによって、国籍は一応は「日本人」であるのに、日本に対する本当の愛国心を持たない。それどころか、彼らの内心は、日本に対する敵意と憎悪に満ちている。

それでいながら、国籍上はまぎれもなく彼らは「日本人」であるし、また、日本語しか話すことができず、また容貌上も普通の日本人とまったく区別が付かない。だからこそ、まったくの困り者なのである。このような偽日本人が「日本」や「日本人」についての憎悪に満ちた偏見や悪意を、時に触れ折に触れヨーロッパやアメリカなどにまき散らす。彼らの「日本人像」や「日本像」ほど、世界において日本に対する諸外国の誤解や偏見の種になるものはなく、まったくに始末に困るものである。

とくに、もともと本当に日本を愛することもない悪意に満ちたもと在日朝鮮人などの帰化「日本人」が、日本人面したジャーナリストなどになって、従軍慰安婦問題や南京事件などめぐって、諸外国の日本に対する偏見を助長するような記事を書いて、悪魔的な歓びに浸るということもある。

外国人参政権の問題についても、日本在住の外国人がすべて日本に対する善意の保持者であれば問題はない。もちろん、私たちは外国人に対して愛を特別に要求することはできない。普通の常識的な好意を示してくれるだけで感謝し満足すべきであるだろう。しかし、一方で理由もなく日本や日本人に敵意と憎悪を示す外国人や国籍だけが「日本人」という者もいる。これが現実である。だから、日本自身が祖国防衛の観点から、外国人に対する参政権付与の問題について慎重であるのも当然である。外国人の基本的な人権問題との関係においても、あらゆる角度からその利害得失について検討を加え、拙速を招かないようにすべきである。

また、GHQの占領政策が功を奏したのか、敗戦のトラウマか、反日日本人も少なくない。日本人でありながら自国の文化にいちじるしい劣等感と拒絶反応を示し、その一方で盲目的に欧米文化を崇拝して、欧米人たちの傲慢な優越感情に悪のりし、父祖伝来の日本の伝統文化や生活様式を悪し様に罵る。また、自虐的なほどに日本の弱点欠点を外国に向けて吹聴して、欧米人に媚びを売る。

結局は愛の問題だと思う。どれだけ本当に日本を愛しているか、それが判断の基準である。外国人であっても、また帰化日本人であっても、そこら辺の戦後の「植民地日本人」以上に深く偽りなく心の底から日本と日本人を愛している者もいる。彼らはみな日本の友人である。聖書のルツ記にもあるように、たとえ異民族出身の女性であっても義母を愛したルツは、やがてユダ族に嫁いでダビデ王の曾祖母になった。かってみずからが外国の寄留者であったモーゼは、寄留者、外国人を虐げてはならないと命じた。(ルツ記、出エジプト記第23章など)

その言動の根本に日本への誠実な愛を欠くとすれば、それは単にやかましい銅鑼の音や太鼓の音と変わらない。たとい全財産を日本のために施そうと、それは空しい。また、たといわが身を神風特攻隊員のように祖国のために死に渡そうとも、そこに真実の愛がなければ、単なる虚しい物語にすぎない。

 

 

 

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民主党政権の始動(1)

2009年09月25日 | 政治・経済
民主党政権の始動(1)

長い間日本において半独裁的に政権をにないつづけて、いまや制度疲労を起こし、劣化堕落した自民党に代わりうる政党として、民主党については注目してきた。これまでにも、この政党について論評したことがある。

民主党の再建と政界の再編について
http://anowl.exblog.jp/10264163

自由と民主政治の概念
http://blog.goo.ne.jp/askys/d/20060130

政治の貧困
http://anowl.exblog.jp/4525337

民主党四考
http://anowl.exblog.jp/10264153/

民主党の党首選挙(1)
http://anowl.exblog.jp/8300561

民主党の党首選挙(2)
http://anowl.exblog.jp/8300592

しかし、参議院では今なお民主党は単独過半数を獲得しておらず、今度の民主党の選挙における勝利も、かならずしも民主党の諸政策に対する国民の支持というよりも、劣悪な自民党政治に対する懲罰的な支持、渋々のやむをえない消極的な支持だったといえる。ところが国会対策の問題もあってか、今回の鳩山内閣の組成に当たっても、国民からは極少数の支持しか得られていない社民党や国民新党の党首やそのメンバーを大臣などの内閣の要職に受け入れるなどしている。そのために、国民多数の希望してもいない問題の多い諸政策が民主党政権の名において実行され、そのために民主党が国民の信望を失い、結果として健全な国家運営に大きな障害を来しかねず、日本国民が民主党政権に託した、まともな政党政治の実現も挫折しかねない懸念が生まれている。







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2008年金融危機(15)

2008年12月15日 | 政治・経済

金融危機(15)

アメリカのサブプライム問題に端を発したいわゆる金融危機の経過について、日経新聞の記事から、一応の記録を残しておきたい。

「広がる金融危機」記事一覧(2008年12月14日まで) 

 

 

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2008年金融危機(14)

2008年12月14日 | 政治・経済

金融危機(14)

アメリカのサブプライム問題に端を発したいわゆる金融危機の経過について、日経新聞の記事から、一応の記録を残しておきたい。

「広がる金融危機」記事一覧(2008年12月05日まで) 

 

 

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2008年金融危機(13)

2008年12月13日 | 政治・経済

金融危機(13)

アメリカのサブプライム問題に端を発したいわゆる金融危機の経過について、日経新聞の記事から、一応の記録を残しておきたい。

「広がる金融危機」記事一覧(2008年11月25日まで) 

 

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