強迫性障害の生成?

物心ついたころにはすでに強迫性障害の症状がでていた女の生き様

祖母の死

2007-10-08 04:43:52 | 
祖母の死も自殺らしい。

らしい、というのははっきりわからなかったらしいのだ。医師も。

眠れない症状を持っていた祖母は睡眠薬をもらっていたらしい。
病院にかつぎこまれたとき、胃には睡眠薬が残っていたらしいのだが、死に到るほど、自殺と断定するほどの量ではなかったらしいんだよね。
でも、病院にかつぎこまれたときは見つかりずらい押し入れの中にいたみたいなので、そのことから「自殺」では?という話になっている。

祖母の死は、私にとっての初めての身近な人間の死だったので
ただただショックだった。
でも、何年も会っていなかったので(そんなに好きじゃなかった)特別な感情はあまりなかった。
自殺かも、と聞いても「そういえば前々から死にたい死にたいって言ってたらしいしな………」くらいにしか思わなかった。

その後に友人が自殺して…………

友人の告別式

2007-10-08 04:25:23 | ビョーキ
彼女の告別式で印象的だったのは、
彼女のお父さんの姿。

式が始まる時間より早めに着いたので、ロビーで待っていたのだが。
おじさんは、ロビーの長椅子に座っていた。
痛みをこらえるようにじっと。
その姿は心に刺さった。

よく親よりさきに死ぬのは親不孝、とか言うが。
こんなに痛むのか。子を亡くした親は。


自殺に比べたら、交通事故や病死、老死は普通だ。
なにが普通って、、、、、その死をあきらめられるところが。
もちろん時間はかかるが。

自殺は、あきらめられない。
自分で罪悪感を振り切らない限り。
罪悪感って、実際に直接なにかをしたわけじゃないから、自分で振り切る(あるいは許す?)のはとても難しい。
だから人によっては、本当に一生その死をひきずって生きていくんだと思う。
その一生に幸せはないと思う。


自殺

2007-10-08 04:11:36 | 
鬱のときって、よく死にたくなるが。

私の場合は「死にたい」って思うだけ。

なぜか。

もし死んでしまったら、万が一にも私が享受するかもしれない幸せを、明らかに逃すではないか、、、、、、と思ってしまうから。
欲深なのかな。

どんなに強迫性障害の症状がひどくて一人で家から出られなくても、
鬱がひどくて体を起こすこともできなくても、
私は1%の幸せの可能性を捨てることができなかった。
可能性が0じゃないかぎり、希望を捨てられなかった。

だから、剃刀を手首にあてることができても、血を流すことはできなかった。

でもやっぱり死にたい思いは強かった。

友人が自殺するまでは。

彼女が死んでから、自殺がいけないこととされていることの意味を思い知った。
なぜいけないか。

彼女を思う人全員に、
彼女が自殺した原因は自分にある、と思わせてしまうからだ。
みんなが罪悪感を感じる。
あのとき言った言葉で追い詰めたのではないか、とか。
あの日に贈ったお酒が、彼女の背を押したのではないか、とか。

一生許されない罪を背負って生きるように、罪悪感を感じるのだ。
一生本人に謝れない。
一生許されない。
そんな闇に突き落とされる。

その闇に包まれて、どんなに死にたくなったか。
でも死ねない。
とても死にたかった。
でも今私が自殺したら、私の友達はもっと深い闇に落ちてしまう。もっともっと深いところへ落としてしまう。
それだけはできなかった。
その思いを知っているだけに。

体験をしなければ理解できないなんて、なんて馬鹿なんだろう私は。