苦しみの分散

鬱の症状がひどくなって、鬱が当たり前になってたときかその前からか、リストカットがテレビで取り沙汰されてた。

自分が経験するか、目で見える形にしないと、未経験の人は実感できない。
だから、リストカットは自分がこれほど苦しんでます、てアピールになるけど未遂で済まないとそれどころではない。

なのに、リスカを繰り返す子がの動機が理解できなかった。
そう、ずっと思ってた。

でも
トイレに行くことすらできないくらい動けない症状がでたり、
頓服薬をたくさん飲んでも、お酒を飲んでも
よくわからない、たくさんの辛い気持ちに耐えられなくて、
ある日私はリスカした。

そうしたらホッとしたんだ。

気持ちがスッとした。

溜まりに溜まった、よくわからない辛くて苦しいモヤモヤした気持ちが
明らかに減った。

多分リスカの痛みで辛さが分散されたんだと思う。

やらないで済むにこしたことないが、やって死ぬ奴は寿命だし、生き残る奴は寿命じゃないんじゃないの？

私は早く死にたいけど自殺できないから、リスカすすめることも止めることもできない。

1%

リストカット

私にはできない、真似事しか。

包丁の切っ先を少しづつ押し込んだり、
刃を当てて、すごく我慢して微力で引くくらいしかできない。

生きていれば、1%以上は幸せになれる確率が残されている。
私はその1%がどうしても捨てられないんだ。

それを捨てられる人は本当に本当にビョーキか、
多分寿命なんだと心から私は信じる。

でもそのわずかな可能性を捨てて楽になりたい時が毎日あるよ。
それはいつもマックスではなく、10%だったり30%.60%だったりする。