強迫性障害の生成?

物心ついたころにはすでに強迫性障害の症状がでていた女の生き様

症状がひどくなる瞬間

2007-04-29 21:31:01 | ビョーキ
強迫性障害がひどくなる瞬間がある。

そんなときはなんだか胸騒ぎにちかいものがある。

大体症状がガッとひどくなるときってなにかきっかけがあるものなんだが。
例えば不安なこと。
家を出てからアイロンのスイッチを切ったかどうか記憶が曖昧な時。それで戻りたくても戻れない状況だとフツーは「多分切っただろう、いつもすぐ切る癖つけてるし」とそれ以上考えない。
でも強迫性障害者は例えいつもスイッチをすぐ切る癖がついてても「もしかして今日に限って切り忘れてるかも!」と切り忘れてることを前提に心配するのでいてもたってもいられない。もう家に戻って確認するしかないのだ。

そういう出来事がなくても症状がひどくなるときがある。
胸騒ぎのような、なんだかソワソワしだす。
そして異様に物事に敏感になる。
なんにでも反応するので落ち着かない。
するとわざわざ心配の種を見つけるかのごとく、いつも気にならないことが気になりだす。それでしなくてもいい心配をし不安になり、それを解消しようとでもするかのように手洗いをたくさんしたりするのだ。
まったく困ったもんだ。

きっとセロトニンの分泌が突然足りなくなっているんだろうが。

困った脳だね。

家を出るとき

2007-04-29 21:14:31 | ビョーキ
家を出るときに一番気をつけること。
それはフツー玄関の鍵閉めだと思うけど。

私はガス栓。(現在進行形)

手洗いも一回になって、シャワーも平均10分になったのに。

家を出るときに確認するガス栓だけは何度も見る。
少なくても3回は確認するね。
でも体調悪いときとか生理のときは、症状がひどくなるから3回といわず10分間くらい何度も確認してる。
つらいね。
いつ出かけられるんだってカンジ。

休みの日で晴れてる日でも、家を出るのが苦痛で出かけられなかったりする。
もっとひどい人はいるんだろうけど。
私はマシな方だろうけど。
事実私ももっと時間かかったことがあったが。

何がつらいって、何度も確認したくないのにそれをしないと予想通りの悪い結果(
この場合火事)が起こってしまいそうで怖くて確認せざるをえないとこだよね。
ほんっとこのつらさは強迫性障害の人しかわからない。

何度も確認なんかしたくないのに。

お風呂場

2007-04-19 23:52:34 | ビョーキ
私は一時期
お風呂場=洗浄=キレイというイメージがあった。

でもそんなはずはない。

だって汗とかウンチとかオシッコとか、いくらトイレットペーパーで拭いたとはいえ、多少残っているものを洗い流すところだもの。

それに気づいてからはお風呂場での手洗いが増えた。

それまでは下半身周辺を洗うときだけ手洗いが多かった。
足洗ったらボディタオルを一回洗って…が3回になったり。
お尻周辺は2回に分けて洗う。しかもその度タオルを洗う。その間、手も洗ってから新たにボディソープをつける……など。

それだけでも多いのに。

それら汚水が流れたところにタオルが落ちたらまた洗わなければならない。
洗わないといてもたってもいられないのだ。

だから湯船につからなくても、平均シャワー時間は30分だった。(20代前半のころ)(10代後半はシャワーだけで最高1時間半くらい)

もともとお風呂ギライなのに、汚れないよう洗い続けてのお風呂なので、もっと風呂ギライになった。
リラックスタイムなんてとんでもない!


………リラックスできる人が羨ましかった。



コツ2

2007-04-19 23:41:18 | ビョーキ
自動車を運転しててなにか物を轢いても
「今の人じゃないよね?」と心配で振り返るような人、
私の他にもいると思うけど。

私の場合は自転車で、ガードレールにぶつかっても
「対人事故(?)してないよね?」と(例えば近くに人がいて、実は引っ掛けてたけど気づかないで…とか)心配になる。

そういうのを減らすコツ、気にしないコツは。

「例え誰かが被害にあってたとしても、いいや。
その人が死んでも、いいや。」
と思うこと。
なぜそこまでいっちゃうかというと。
そこまで心配しても誰かを傷つけてしまった結果になったとしたなら、
それはもう仕方ないから!
人間の力の限界だから!(笑)
どうしようもないことだから!

でも
その考え方だけで、繰り返し行われる確認作業を止めるのは無理。
さすがに薬の手助けなしには。
薬+その考え方で、確認作業することを少しは、あきらめられるよ。

多分。

手洗いを減らすコツ

2007-04-19 21:36:49 | ビョーキ
私は手洗いが多かった。
他の症状も多かったが、それによる不安を手洗いによって打ち消そうとでもするように手洗いが多かった。

でも一人暮らしにより、症状を軽くすることが必要に迫られた。

それで思いついたのがこれ。

少しでも手洗いを引き伸ばすために、
汚いと思うものを触ったら、そのまま汚いものを触って何かしなくてはならないものを触る。
たとえば、
靴を脱ぐときに靴底を少しでも触ってしまったら、上がって手を洗う前にトイレを軽く掃除したりする。

最初に触った汚いものを上回る汚いものを触ってから手を洗うのだ。

そうするとだんだん手洗いの回数が減っていくのだ。

多分、このやり方だと私以外の人でもやりやすいのではないだろうか?


父2

2007-04-08 23:49:57 | ビョーキ
私の姉は嫁いで二人の息子がいる。

私の両親は一階の畳の部屋で寝起きし、休みの日もそこで過ごすのだが。
そこに姉の家族が入ると、帰ってからあらゆるものを洗濯、掃除させる(母に)(自分では汚くてできない)。
なぜ汚いのか。
他人の男に嫁いだから。
他人にあげた娘だから。
そこで生活してるから。
もう自分のテリトリー外だから汚いと思うんだろう。
だからって娘なのにねぇ。ひどい親だ。
本人的にはそういうつもりはないんだろうけど。
「ひどい」っていわれたらひどく傷つく繊細な父だが。
客観的に見ればひどいのに、そんなことも受け入れず娘を傷つけ続ける父のほうが残酷だと思う。
そんなに長い間生きてきたのに。そんなことにも気づかず。
受け入れ傷つくことを恐れて変わろうとせず、周囲の人間たちを傷つけ続ける父。

改善策はあるのに。




2007-04-08 23:35:20 | ビョーキ
私の父は明らかに強迫性障害者。
でも本人は認めてない。

父は電気工事の自営業。グレーの作業服を着て仕事に行く。

全身汚れて帰って来るから帰ったら一番に風呂に入らないと、何も触れられない。
それだけならいいけど。

バイクで帰ってきてから玄関に入るまで、まず30分くらいかかるのだ。
なにしてるかはわからんが。
意味のあることをしているようには見えないから、強迫性障害による症状だろ。
玄関にはいっても時間がかかる。15分くらいかな。
細かい時間は誰も知らない。寄ると怒鳴るし。キレるし。
それから風呂場に行ってからシャワー浴びるまでも時間がかかる。
それも15分はタラタラしてると思うけど。
シャワーも長い。
30分はかかってる。
出てきて着替えたら今度は自分の椅子を拭く。机も拭く。

絶対強迫性障害者でしょ?
呆れる程だよ。


自動車の免許

2007-04-08 23:16:29 | ビョーキ
私が自動車免許を取るなんて。
一番しちゃいけないことをした気が、いまだにするが。

友人が死んでショックを受けていたので色々感覚が麻痺していて、なんとなく車の運転もできそうな気がしたんだよね(笑)。
確かに麻痺してて、
試験は一発で合格したんだが。

教習所の授業の一番はじめって適性検査だったと思うが、それは落ちたんだよね、私。(泣)
適性検査の第二試験をやったよ。
そのときはうそ書いて合格した。
第一次のときは「死にたい」とかに丸してたから(笑)。

免許取れてから麻痺が取れたみたいで。
一人で車を運転するなんてなんて無謀な!とびびった。
だから必ず誰かに乗ってもらって運転してた。
でもなかなか一人で車に乗る勇気がでなくて結局運転しなくなってしまった。
だって
誰かが乗ってて、それで運転してても、
なにか車が踏んだりすると気になって後ろ振り向いちゃうんだもん。
いちいち
「人じゃないよね?」
と思いながら振り向く時の気持ち。
生きた心地しないよね。

ペーパーが一番だよ。

レズ?!

2007-04-08 22:56:23 | ビョーキ
強迫性障害の症状には色々あるけど、彼氏にも言えない症状の一つがこれだった。

そのころ日本で一番混雑している電車、埼京線で朝の通勤ラッシュを毎日体験していた。(まだ湘南新宿ラインができてなかったとき)
山手線の混雑が日本一だと言う人もいたが、あの当時の埼京線のラッシュは毎日死ぬ思いで乗っていた。押されて詰め込まれて本当に胸が押しつぶされそうになったもんだ。体は本当に斜めで立ってるし。
そんな混雑でも痴漢はいる。(すごいよな。あんなとこで)
私はあんまり被害に合わなかったが(ふんだ)、女同士でも手がお尻の位置にあれば痴漢を見るような目で見られたりした。
それがショックで。
まるで自分がレズで、そういう下心があった女のような扱いをされたような気がして。(相手の勘違いだが)
すっごく罪悪感があった。
それからそれが症状になった。

まるで女の体に興味があるような気がして。
近くにいくと我慢できずに触れてしまうような気がして。
まるで男の性欲のように。
全然そういう気がないのに。無意識に痴漢してしまうような気がして怖かった。

だから電車とか近くに寄らなければならないときは、両手を胸の前で組んだ。

それでも自分が信じられず、実は無意識に手を出してるんじゃないかと不安で仕方がなかったけど、力入れて手を組んで電車を乗るしかなかった。

今思えば他の症状と大差ない気がするけど、当時はそのことを話すと自分を否定されるような、異常だと言われるような気がして彼氏にも言えなかった。

そのうち電車の中だけでなく会社の中でも、女子トイレのなかでも異常に意識してしまい、いつも変な目で見られていた。
もともと同姓が怖いというのもあったから(いじめやハブなど)余計だったのだろう。
その後友人が死んだりして、さまざまな原因が混ざり合い本当にコミュニケーションが取れなくなってしまった。
でも生きていくには金がいる。仕事をしなければならない、それは人と関わらずにはできない。

仕事は正社員にはならず、すぐ辞められるバイトにした。
考え付く方法でコミュニケーションをうまく取れるように改善を重ねた。
でも、毎日毎日気をつけていたが、やっぱり段々人間関係は破綻していった。
その度に会社を辞めた。