私の家族は精神病に関してはまるで無関心だった。
精神病なんて気のせいだ、思い込みだ、ぐらいにしか思っていない人しか、家族にいないのだ。
その中で育った私が、精神病と認めざるを得ない程の症状を自覚し、治療を始めることを決意したのが高校3年くらいのころ。
でも、精神病の何かであることは自覚しても、精神病院にはできるだけ行きたくはなかった。(往生際が悪いというかなんというか……)
精神科に行ってしまうと、自分はとんでもないキチガイのような気がして…(考えが古いが)
近所の人に精神科に出入りしてるところを見られたら後ろ指差されるのではないかとか。
すっごい抵抗があった。
だからまずは自分がどんな精神病に当てはまるのか、とりあえず調べてみた。
で、
近所の本屋(まだインターネットが普及してなかったころ)で精神病関係の本を立ち読みしたぐらいですぐ判明した。
強迫性障害。
ああ、これこれ!
まさにそのとーりの症状!!
その本は精神病を色々紹介するような本だが(治療法はのってない)、強迫性障害は精神病ではなく「神経症」だとある。
とりあえず、ほっとしてた。
じゃあ、精神科じゃなくていいよね。
近所の心療内科に通ってみた。
でも
そこの先生は優しそうで、話もきちんと聞いてくれて、安定剤もくれるけど、
一向に症状が楽になる気配がなかった。
あとでわかったことだが、
このころやっとアメリカから強迫性障害という情報が入ってきたころで、その存在を知っている医者も少なかったらしい。
だからなのか?いくらつらさを訴えても適切な処方がされなかったのは。
そこまで通うのも辛いのに効き目がないんじゃ続く訳がない。
それからは
とにかく体(肉体でも精神でも)にいい、といわれるものをやった。
運動が足りないから精神が病んでいると言われれば、散歩やプールに行ったり。
梅干が自律神経にいいと言われれば、毎日食べた。
アホみたいだけど気持ち、良くなったりした。
でもやっぱり普通の人と同じ生活は苦痛で辛い。
今思えば、ここで精神科に行っとけばもっと早く楽になったことだろう。
であるがなんとなく、なんとか生活していけたのでこのころは精神科に行くことよりも、この辛さを打ち明けられる、理解してくれる人が欲しかった。
それまでも聞いてくれる人がいなかったわけではないが、友達は暗い話はやめてと言うし、親は「精神科に行けば?」しか言わないし、兄弟は「気のせいだ!」しか言わなかったので、親身に話を聞いてくれる人が欲しかった。
彼氏。
私の理想の彼氏は
私の全てを見せても受け入れてくれる人。(笑)
私の全て……
醜いところも綺麗なところも全部。
その主な醜いところに思い当たる節は…………強迫性障害(ホンとか?)。
これを受け入れてくれそうな人と付き合おうっと。(おいおい)
なんて思い、見つけた彼氏と9年付き合ってる。
いやあ、探そうと思えば見つかるもんだね。
彼氏には、付き合い始めて半年くらいでカミングアウト。
その後いろんな迷惑をかけながら協力してもらってきている(現在進行形)。
彼がいなかったら自殺か発狂してたと思うね。
精神病なんて気のせいだ、思い込みだ、ぐらいにしか思っていない人しか、家族にいないのだ。
その中で育った私が、精神病と認めざるを得ない程の症状を自覚し、治療を始めることを決意したのが高校3年くらいのころ。
でも、精神病の何かであることは自覚しても、精神病院にはできるだけ行きたくはなかった。(往生際が悪いというかなんというか……)
精神科に行ってしまうと、自分はとんでもないキチガイのような気がして…(考えが古いが)
近所の人に精神科に出入りしてるところを見られたら後ろ指差されるのではないかとか。
すっごい抵抗があった。
だからまずは自分がどんな精神病に当てはまるのか、とりあえず調べてみた。
で、
近所の本屋(まだインターネットが普及してなかったころ)で精神病関係の本を立ち読みしたぐらいですぐ判明した。
強迫性障害。
ああ、これこれ!
まさにそのとーりの症状!!
その本は精神病を色々紹介するような本だが(治療法はのってない)、強迫性障害は精神病ではなく「神経症」だとある。
とりあえず、ほっとしてた。
じゃあ、精神科じゃなくていいよね。
近所の心療内科に通ってみた。
でも
そこの先生は優しそうで、話もきちんと聞いてくれて、安定剤もくれるけど、
一向に症状が楽になる気配がなかった。
あとでわかったことだが、
このころやっとアメリカから強迫性障害という情報が入ってきたころで、その存在を知っている医者も少なかったらしい。
だからなのか?いくらつらさを訴えても適切な処方がされなかったのは。
そこまで通うのも辛いのに効き目がないんじゃ続く訳がない。
それからは
とにかく体(肉体でも精神でも)にいい、といわれるものをやった。
運動が足りないから精神が病んでいると言われれば、散歩やプールに行ったり。
梅干が自律神経にいいと言われれば、毎日食べた。
アホみたいだけど気持ち、良くなったりした。
でもやっぱり普通の人と同じ生活は苦痛で辛い。
今思えば、ここで精神科に行っとけばもっと早く楽になったことだろう。
であるがなんとなく、なんとか生活していけたのでこのころは精神科に行くことよりも、この辛さを打ち明けられる、理解してくれる人が欲しかった。
それまでも聞いてくれる人がいなかったわけではないが、友達は暗い話はやめてと言うし、親は「精神科に行けば?」しか言わないし、兄弟は「気のせいだ!」しか言わなかったので、親身に話を聞いてくれる人が欲しかった。
彼氏。
私の理想の彼氏は
私の全てを見せても受け入れてくれる人。(笑)
私の全て……
醜いところも綺麗なところも全部。
その主な醜いところに思い当たる節は…………強迫性障害(ホンとか?)。
これを受け入れてくれそうな人と付き合おうっと。(おいおい)
なんて思い、見つけた彼氏と9年付き合ってる。
いやあ、探そうと思えば見つかるもんだね。
彼氏には、付き合い始めて半年くらいでカミングアウト。
その後いろんな迷惑をかけながら協力してもらってきている(現在進行形)。
彼がいなかったら自殺か発狂してたと思うね。