強迫性障害の生成?

物心ついたころにはすでに強迫性障害の症状がでていた女の生き様

手洗いの理由

2006-12-31 05:28:04 | ビョーキ
最初は汚れに敏感で手洗いをたくさんした。
たとえばうんこした後。
普通は手に直接うんこが触れても、トイレットペーパーで拭けばパンツをあげられる。
しかし私たちはペーパーで拭いたぐらいじゃ駄目。その手が洋服に触れないよう、細心の注意を払って服をなおす。
そしてどこにも触れない状態で手洗い場へ直行する。
石鹸で洗ってさあスッキリ!なんてことはない。洗い忘れがないよう何度も石鹸で洗う。
一回目は表面の汚れを取るため、二回目は目に見えないばい菌を取るため、三回目は洗い漏れを防ぐため、四回目は万が一のため………と理由づけは増えていく。
そうして時間は過ぎていく。1時間洗い続ける人はざらにいる。


行動療法

2006-12-31 05:15:12 | ビョーキ
行動療法ってものすごく辛い。
私は少しM入ってるからやり続けられるんじゃないか、と思う程つらい。
死ぬ気で治療するつもりがなきゃできないと思う。
だから他人から良い治療法があるよ、と言われたくらいじゃできない。
でも薦められなきゃもっとやる気なんかでない。
悪循環だよ。

簡単に言うと
少しでも汚いものから遠ざけるために手を洗いすぎたりするのに、それを我慢して汚いままでいろっていうのが治療法なんだもん。
強迫性障害者にとっては、うんこ触った手を洗うな!と言われているようなもので、まさに拷問!
それを一日中、毎日していないと症状が軽くならない。
完治しないビョーキだから生涯我慢していないとまたひどくなってしまう。
死ぬよりは精神科行って恥を忍んで治療しようと思ったけど、行動療法の仕方を聞いたときは、この苦しみが一生続くなら自殺しようかと一瞬思ったね。
でも、薬服用を止めるまで症状が良くなることがあることを知って、それを希望にがんばった。
今は、少し我慢すれば、おしっこの後は水のみの手洗いで我慢できるようになったよ。

………強迫性障害者にとってはすごいことなんだよっ!

手洗い

2006-12-31 04:59:19 | ビョーキ
強迫性障害の症状がひどかった時期は、高校生のときと24歳のとき。

一番ポピュラーな症状、手洗いを止められず、いつも手は真っ白。
なんで白いかというと、手を石鹸で洗いすぎて泡をよく落としても石鹸の膜が手を覆うみたいで、よくタオルで拭いても白いのが落ちない。まるですり込みのたりないクリームのように手の平と甲を覆うのだ。
あれは強迫性障害の人じゃないと経験しないものだと、我ながら思う。
たま~にそういう手の人を見つける。
そういう人は白い綿素材の手袋を片手にしていたりする。
白い手を見てこれ以上の手洗いは自分でもヤバイと思うから、手洗いしないで済むように自分が汚いと思うものを触る専門を決めて手袋をしているんだと思う。私もやったことあるから。
でも結局手洗いするんだけどね。
そういう人を見つけると話しかけたくなる。
「デプロメールの服用と行動療法してないの?!楽になるよぉ~~!」って。

最近の通院

2006-12-31 04:43:25 | 病院
通院が面倒くさいのでいつも薬を3ヶ月分くらいを一気にもらっている私。
薬が残り少なくなったので、今年最後の通院をした。

デプロメールは規定量ギリギリなので、鬱の症状がひどいと訴えても薬量は増えないことは学習した(同じ質問を何度もした末)。
だからせめて頓服剤のソラナックスを増やしてもらいたかった。
でも、ソラナックスは一度に10錠までしか処方できない。
なのに鬱が辛いため、私はだめもとでまた、増やせないか訴えようと思っていた。
やっぱりだめなら、一錠0.8㎎のをもらって一回に半分ずつ飲むとか。色々案を考えて行った。
そしたら
「いいですよ、増やしましょう!遠慮しないでください。何錠増やしたいですか?」だって。
はぁ?!
あんた前に10錠以上処方できないって2回以上は言ってたやんけ。
あれは夢か?気のせいか?記憶違いか?!
「え………?じ、じゃあ、30錠…?」
そんなにホンとに増やせるのか?
「生理前はね、本当に辛いからね。我慢しないでね」
我慢て……あんたが処方してくれないから、我慢してたんじゃないか。

なんだろね、病院て。
年末年始は開院してないからかな。
狐につままれたような気がするくらい、あっさり処方してくれたよ。

物心ついたとき

2006-12-18 22:17:44 | ビョーキ
物心ついた頃の強迫性障害の症状のひとつがこれ。

ある晩の寝る前の歯磨き。
父が歯ブラシの毛が歯に挟まった、と不快に発言したことがはじまり。

当時幼かったので、なにかを食べたり飲んだりするのにも親の許可が必要だった。
「これは子供には早い飲み物」からはじまり「子供が口にしたら体に悪いからダメ!」までそれぞれだったが、「これを飲んだら死んじゃうよ!!」と脅されたりもしていた。
そのため、ふと疑問に思った。
「歯ブラシの毛は飲んだらどうなるの?」
「毛なんか滅多に抜けないから大丈夫よ、気にしなくて。」
でも現に抜けてるじゃん。
それに「もし」の話をしてるんだよ。答えになってないよ。
「飲んでも平気なの?」
「体には悪いと思うけど…」
物心ついた時分に、それがどの程度悪いのかなんてわかるわけない。多分5歳未満だったと思うし。わかったら天才だ。
しつこく食い下がる私。
「死んじゃうの?!」
「死にはしないけど、体には悪いから飲んじゃだめよ。」
「でも間違って飲んじゃったら……!」
母は短気。
「うるさいっ!さっさと磨きなさい!!」
子供相手にキレル母親って…

キレられて怖くても、例え飲んでも死ないと聞いても、体には悪いと聞くと、それがどんな風に悪いのか想像できないから、ただ、怖くて仕方なかった。
その日は怖くて眠れなかったし、しばらくは歯磨きが怖かった。いつ歯ブラシの毛が抜け落ちて、気がつかずに飲み込むかわからなかったから。
…こうやって文章に書くと客観的にみれるのか、なんでそんなことが怖かったのかと少し思ってしまうが、強迫性障害ってそんなもの。
くだらない事を心配して、最悪の事態を想像して、勝手に恐怖に陥るビョーキなのよね。

なんでいつまでも怖かったり不安になるのかというと、脳内物質セロトニン(…だったと思うが)の分泌が一般よりも少ないせいらしい。
セロトニンってのが分泌されると、安心したり落ち着いたりする作用があるんだってさ。
それがあんまり分泌されないからいつまでも怖かったり不安だったりするらしい。

それってビョーキってより、指が一本ない、とかいうのの方が近いんじゃないだろうか………





少し本題から反れてた

2006-12-15 07:31:39 | ビョーキ
私の一番の悩みは強迫性障害。
でもうつ病もひどくて、通院している病院の先生に
「強迫性障害は鬱も併発(?)するけど、強迫性障害持ちの人によく見られる鬱とは違うね。真性のうつ病っぽいね。」みたいなことを言われた。
さらっと言うなよ!
うつ病も重いってことやないけ!
治療苦も2倍だって言ってんのと同じじゃないか!
大分強迫性障害を自覚して、受け入れつつあったときだったからよかったけど、そうじゃなかったらそこの病院に二度と行かないで、引きこもってるぞ。(もっと)

「なんでこの病院選んだの?」
フツー診察受けに来た奴にそんなこと聞くかぁ?!
「友達が入院したことあったんで…なんとなく」
そんな動機の私もヤバイが。
「治りますか?」
「この病院は本店(?)の大先生が強迫性障害の権威だから、治療法も支店(?)のここの先生がたにも伝わってるけど、他の病院じゃ治療方法教えてくれなかったかもね。」(5年くらい前の話)
えーなんだそりゃ。
美味しい煮物のレシピ、こっちにも通達きてるよ、みたいなその言い方は?!
まあ、百歩譲って治るならいいさ。
「でも完治はしません。」
なんだとっっ!!!
「普通の人のレベルに近づいて、また酷くなって…の繰り返しです。
いかにして酷い時の状態をを普通レベルに近づけられるか…ですね。」
なぬーーーっっっっ ………でもなんとなくそんな気はしてたよ。
これが完治できる病気なら、
風邪の特効薬はとっくにできてるよね。(T_T)



ふらふら

2006-12-15 07:03:24 | ビョーキ
珍しく一徹。

普段はデプロメールという、強迫性障害にもうつ病にも効く薬と行動療法で、日常生活をなんとかおくっている私。

でも生理前はそんな療法が無意味のごとく挙動不審になる。

大体10日前に激腹痛が起こり、だんだん鬱症状が酷くなってくる。
それも世間一般のうつ症状らしいものではないので、周囲の人間が被害こうむる。

例えば
縦に置いてあった本を横に置かれただけで、そいつを呪うようになるのだ。
もともと嫌いな人間ならなおさら!
心のなかで30回は(微妙な数字だな…)「死ね死ね死ね…」と唱える有様。
こんな女とはつるみたいと思うわけないよな。フツー
だから友達いな~い

それで気が済めば命の電話(?)とかいらないよね。
帰り道、少しでもカバンを当てられたら、そいつも餌食だ(笑)。
いや、笑い事じゃないんだよ。本気でそのときはやってんだから。
でも
デプロメールはこれ以上服用量増やせないってかかりつけ医師に言われてんだよね。
そのうち犯罪に走ったらどうしてくれんだ(ToT)/~~~


初めまして。

2006-12-15 06:44:18 | ビョーキ
……このブログ、どんな人が読んでくれるのか。
とても不安。
だけど決して書籍化狙って一山あてようとか、そんな邪まな動機で始めたわけじゃないのだよ。まあ、まったくないとは言えないが(まぢで?!)

うつ病もちでもある私。
一人暮らしの部屋のため、鬱憤を晴らすのに壁を壊すわけにはいかなくなったので(実家では回し蹴りで壁に穴あけたりしていた)、その鬱憤をちょこっとこちらで晴らせたらなぁ…と思い始めてみた。