同じように育てている子供たちなのですが
いつの間にか味の好みに違いがでます
不思議なことです
例えば次男はラーメン派
長男と三男はうどん派
好みに合わせて別々に作るのも面倒です
そうして次男はここの所
クロワッサンを気に入って
喜んで食べます
親から見るとまだまだ
小さな子供の頃と変わらずに見え
クロワッサンを食べる次男の
頭を撫でて嫌がられます
食べた後にはふんわりとバターの香りも漂い
ミルクの匂いのしていた
赤ん坊の頃を勝手に思い出します
だから、うざいとか
言われるのでしょうけれど
同じように育てている子供たちなのですが
いつの間にか味の好みに違いがでます
不思議なことです
例えば次男はラーメン派
長男と三男はうどん派
好みに合わせて別々に作るのも面倒です
そうして次男はここの所
クロワッサンを気に入って
喜んで食べます
親から見るとまだまだ
小さな子供の頃と変わらずに見え
クロワッサンを食べる次男の
頭を撫でて嫌がられます
食べた後にはふんわりとバターの香りも漂い
ミルクの匂いのしていた
赤ん坊の頃を勝手に思い出します
だから、うざいとか
言われるのでしょうけれど
以前、子供たちとよく出かけた
映画館のあったビルが
すっかりと空き地になっていました
古い映画館だったので
席も空いていて好きだったのですが
そんな場所があったことさえ
まるで遠い昔のことのように思えました
変わらない物はなにもないですね
その空き地を照らしていたのは
空にかかった明るい月
短い生を生き急ぎ
移り変わりに一喜一憂する僕らとは
その静かな月明かりは
まるで違う次元にあるようで
空き地は僕の感傷よりも
その月明かりに馴染み静かでした
いつもの地下鉄の出口を上りました
少し混んでいたので
前の人に合わせて上って行きました
階段を上り終えたところで
足を下ろそうとすると
その近くには羽をたたんで動かない
チャバネセセリが一頭
僕もまるで気が付かなかったのですが
出口のコンクリートの床の部分に
溶け込んでいます
どう考えても
そのままでは踏まれそうだったので
気になったのですが
僕の後ろからも人が上ってきていたので
邪魔にならないようにそのまま進みました
何故、あんなところで
羽を休めていたのか分からないのですが
あの後すぐに、飛び立ってくれたのなら良いのですが
しばらく気になっていました