風のささやき 俳句のblog

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冬至なり葉は足元にカサリかな 【季語:冬至】

2021年12月25日 | 俳句:冬 時候
冬至の日
スーパーでは柚子風呂用に
柚子が目立つところに並んでいました

季節を感じられていいなと
手に取り眺めたのですが
どうせ子供たちと入るお風呂ですので
ゆっくりと柚子の香りを
楽しめそうにはなく諦めました

この時期
街路樹も丸裸のものが多く
枯葉も乾いてカサカサとしています

時々自分の足に踏まれる
不注意な枯葉がいるのですが
木から離れて大分たつのでしょう
乾いた音をして壊れてしまいます
こうして少しずつ
枯葉は姿を消していくのでしょう

枯葉のカサカサという音を聞いたら
お湯の温もりが恋しくなり
またお風呂のことを思っていました


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