風のささやき 俳句のblog

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ぎっしりの蔦押しやぶらん夏の窓 眩しさ、緊張、力、均衡す 【短歌】

2024年08月06日 | 短歌

今年も夏の間に蔦が伸び
駅の外側から壁を乗り越えて
ホームの方まで侵入していました

毎年、楽しみにしているのですが
だんだんと、ホームへ入り込む
割合が増えている気がします

その蔦の勢いは透明な窓を眺めると一目瞭然で
今にも窓を打ち破って押し入ろうとする勢いです

そうしてそれに負けまいと力を入れる窓という構図に
夏の光が緊張感を与えていました