風のささやき 俳句のblog

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悲しくて風光るとも三度泣く 【季語:風光る】

2022年03月05日 | 俳句:春 天文

どうしてか悲しい時があります
泣いても悲しみが消えることなく
胸の中にどっしりと居座り
まるで自分がその悲しみに
乗っ取られたようです

とある日公園にいたら
急にそんな悲しみに襲われて
その涙を見られないようにと
うつむきました

周りはそんな僕には無関心なまま
誰も気に留めることはなく
唯一キラキラと明るい
風だけが僕を気にかけてくれましたが

その風にも慰められずに
涙をこぼしていた僕でした



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