風のささやき 俳句のblog

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にわか雨生々しき香や初夏の草【季語:初夏】

2024年05月18日 | 俳句:夏 時候

少し前までは、布団も干せるほどに
陽が射していたのですが

西の方から黒い雲が近づいてきて
ほどなく雨に混じって
雹も降り始めました

それを見ていた子供たちは
おっかなびっくり
ベランダに出て
その雹をつまんだりしていました

それも20分程度のこと
すぐに黒雲は通り過ぎて
また太陽が顔を覗かせました

買い物に行くと
濡れたアスファルトには
少しの水たまりも出来て
そこに太陽が陽ざしを映し

伸び始めた雑草の類の
生臭いような匂いが
辺りには立ち込めていました



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