風のささやき 俳句のblog

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寄り添えるポブラ二本の信じ合い【季語:ポプラ】

2024年06月29日 | 俳句:夏 植物

夏の川縁を歩いていた時のこと
背を伸ばしたポプラが二本
寄り添うように立っていました
その遠くには夏の雲が漂っていました

他に高い木もなくて
何故そこに二本だけだったのか
良く分からなかったのですが
何故かその姿が心に強い印象を与えました

お互いに支え合うような姿に
一本だけであったのならば
きっと寂しかったのだろうなと
勝手な想像をして

願わくは二本の木のどちらかが
欠けることなく寄り添うように
立っていられればと思っていました



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