風のささやき 俳句のblog

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浜昼顔 【詩】

2022年06月30日 | 

「浜昼顔」

浜昼顔が咲いている
潮風に吹かれて、沢山
咲く時を知っている

僕はいつまで燻って
もったいぶって
花を咲かせないつもりだろう

思いは波のように
行ったり来たりをするばかり

心は何に
重い蓋をされて
開けないでいるのだろう

初夏の陽射しも
潮風も
目にしみる



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