長後川を挟んで、鍋掛山の対岸に当たる。山頂はなだらかで、横に寝そべっているようなので
「横山」なら分かりやすくて良い。
佐井村長後から長後川林道に入り、2つ目の橋の手前で駐車。
西に伸びる尾根の鞍部を目指す急な沢筋をルートとした。
管理が行き届いたヒバ林は人の踏跡があるが、どこを歩いても歩きやすい。
H350m付近からクロモジにネマガリダケが混ざるヤブとなるが、たいしたことはない。
山頂は展望がないが、ヤブは濃くないので、草を刈ればゆっくりできる。
沢筋には山菜があるようだが、残念だが興味が無い。
長後川林道沿いに水処理施設がある。旧佐井鉱山の抗排水を中和する施設のようだ。
看板を見ると、所有は日窒鉱業(株)。管理は資源環境センターか。経済産業省から
補助金が出ているようだ。
佐井鉱山は黄鉄鉱・黄銅鉱・硫砒鉄鉱・重晶石を産出していた。
黄鉄鉱は下北ではよく見る鉱物だ。
鉄と硫黄の化合物で、金のようなピッカピカの輝きだが、値打ちは大してない。
硫砒鉄鉱は鉄とヒ素の化合物でである。
この施設の目的の一つなのか。
うかつに沢の水は飲めない。
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