下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

二股林道から屏風山ヒュッテ

2019-11-18 07:19:41 | その他の山

前日から60Lのザックに、シュラフから炊事道具や食料を積み込み、準備万端。
行けるかどうかわからない、来週の八甲田小屋泊まりの練習とした。
出掛けに、水6Lも足して、出発。
一番お気に入りのザックは、体にフィットして、そんなに重さを感じない。

今年1月にスキーで歩いたコースを、登山靴で歩く。
林道終点、橋の掛かっていない小沢に着いた。
前回は、ここからヒュッテに向かって登った。
100mほど登り、踏み跡道を確認して引き返した。
今回は、小沢から100mくらい戻り、ブル道跡を登ってみた。
うまく行ったら、広く美しいルートを発見できるかもしれない。
ブル道はすぐに無くなり、倒木帯となった。
左に巻いて、きれいな尾根に取り付く。
雪が積もれば、程よい滑降斜面になりそうな尾根を、足元の悪い笹薮を進む。
笹は細いが急斜面に重い荷物。
結構辛い。
ムム?
なにかが見えてきた。
陸奥湾展望台だ。
思いの外右に振ったようだ。
後、標高差で30mくらいか。
気が付いたら、息が上がって汗をかいていた。時計を見たら12時少し前。
もう少しだが、ここで引き返す。
自分でも不思議だが、あっさりと決定した。

車まで戻り、遅い昼食を摂り、コーヒーを飲みながら、地図を見直す。
積雪期の計画を立て、今日は終了。

久しぶりの重い荷物だったが、なんとかなりそうだ。
登山靴の中に、モンベルのネオプレーンソックスを履いてみたが、程よい保温性があった。
ただ、家に帰って脱いでみると、薄っすらと汗が付いていた。




二股林道




終点。橋のない小沢




前回のルートを確認。




引き返し、右のブル道へ




倒木帯となり、左に巻いた。




後、1mも積もれば良い斜面になりそうだ。




ここから笹ヤブは濃くなるが細い。




見上げると右に「陸奥湾展望台」、左の直線は「パノラマライン」




引き返すと決めて、振り返ると釜臥山が笑っていた。




林道に戻った。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」家康は偉かった。