下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

二又の死体

2013-11-28 08:18:59 | 雑記

「むつ署は26日、むつ市田名部二又の山中で、身元不明の男性の遺体が22日に見つかったと発表した。目立った外傷はなく、事件性は薄いとみている。
 調べでは、男性は20代ぐらいで血液型B型。身長約180センチの中肉で、遺体は一部腐敗がみられる。所持品の中に、今月3日発行の新潟から秋田までのJR特急券があったが、乗車券はなかった。
 黒色のリュックサックや現金が入った財布、デジタルカメラなどを所持。グレーのダッフルコートや白のカーディガン、紺色のジーンズ、黒色のタイツなどを身に着け、茶色のトレッキングシューズ(27.5センチ)を履いていた。
 22日午後2時半ごろ、付近で下草の刈り払いをしていた作業員が遺体を発見した。」

二又は恐山に向かう県道4号線(恐山街道)の途中にある。
二又沢と県道4号線が交差する一帯がそうだ。
だいぶ前の話だが、小学校の遠足で行ったことがある。
最近は、自転車の訓練に、二度ほど登った。
この道路沿いでは、最後の民家がある地域だ。
冬の除雪は、二又沢の橋から2km弱の位置までだ。

「釜臥山の死体」もイヤーな気分だが、今度は藪の中なのだろう。
下北の山の中には、山菜採りで行方不明になったまま、未だ見つかっていない人が多くいる。
ヤブ山を歩くということは、そのような人たちを見つけてしまう可能性があるということだ。
嫌だが、下北で山を登るには、登山道のはっきりした2~3の山だけを登るか、藪漕ぎかの選択となる。
当然結論は明らかだ。
標高の低い、下北の山を楽しむには、藪に突っ込むしかないのだ。
地図とコンパスで、ゲームのような感覚を味わえるのも、ヤブの楽しさだ。

それにしても、死体とのご対面は嫌だな。


Hutamata
(二又 このまま進むと恐山-GOOGLE MAP より)