雨上がりの曇り空にも満開の桜並木はため息物の美しさ
開花宣言とともに春の雨
久しぶりに「なたね梅雨」という言葉を思い出した
そこかしこに満開の桜並木
桜の種類も豊富で「桜の国」を身近に満喫
O川の両岸にはからし菜が咲き乱れ
薄桃色と鮮やかな黄色が見事なコラボを見せている
この季節になるとO川には淀川から大きな鯉が産卵のため昇ってくる
川面に目をやると「いるいる!」
勢いよく水しぶきをあげて飛び跳ねる鯉が…
ゆっくり泳ぐ大きな鯉の姿が水陰に結構たくさん
まだ冷たそうな流れで遊ぶカモ類
飛び交う幾種の野鳥たちも元気があふれでる
もう燕もやってきてお隣のガレージでは巣作りの準備が始まりそう
生き物たちの命の営みがその熱さが直に伝わってくる春…
春のうた(短歌)をほんの少し
高層のビルの谷間に青フグリほのかに咲きて春の始まり
西宮の市民ギャラリーでの家人の展覧会の最中、オオイヌノフグリを
見つけた。「こんなところに」…なんだかちょっと嬉しい
満開の桜(はな)と競いて萌え出づる若き緑の歌うがごとく
桜の見事な美しさとともに幾種もの若い緑が一斉に輝き出すのも
この季節。今年はとくに淡さが残る幾多の緑に魅了されて…
さまざまな緑織りなす春模様淡く眩い光あふれて
満開の桜の妖艶さにも心うたれるけれど
早い春独特の色模様、「山笑い野も笑う」
心優しき佇まいに惹かれます
舞い散るも落ちたる花も美しき「桜のごとく」は永遠のあこがれ