夜に降った雨も上がり今日も爽やかな風が吹く
軽井沢を出て清里を廻って京都へ向かおうかと話していた時
携帯を持たないM・Aさんにやっと連絡がとれた
連絡がついたらこの日、昨日あたり別荘に着かれているだろう
Aさん宅に御じゃますることになっていた
「どうぞいらして下さい。夕ご飯でもご一緒しましょう・・・」
どうしたわけか午後2時頃に伺いますと伝えたらしい
また女神湖方面に向かうわけだが随分時間がある・・・
小諸あたりを走っていると懐古園という文字が目に入った
小諸はSJCのW先生の故郷、幼い頃を過ごされたらしい
小諸はよく通るけど「懐古園」には行ったことがないと
この前話したら呆れられたのを思い出した
何とはなしに車を走らせていると目の前に懐古園の駐車場!
「行ってみるしかないね!」「名所2つ目!」
小諸城址・懐古園、穴城といわれる立地もとても面白い
緑成す森も木々も、深き水の流れもつり橋も、遥かなる眺めも
風情があり趣きがあり本当にとってもいいところだ
さすがW先生御自慢だけある・・・
「小諸なる古城のほとり」「千曲川のスケッチ」からなる
島崎藤村の「千曲川旅情の歌」は
言葉の響きが好きで 子どもの頃はよく暗唱できた
この辺りにご縁が深くなってからもよく口ずさんできた
(今はごく一部しか言えないけど)
園内に点在する各館等を駆け足で巡り、
名物の手打ちそばを頂いて一路のAさんの森へ
Aさんの別荘は別荘地ではあるけれど深い森の中
囲炉裏が切ってありロフトがある母屋、月見台、一人寝の部屋
そして林の中の斜面に立つ10畳ほどの
三方が開いた部屋の独立した4つの建物からなっている
今日は林の中のお部屋でゆるりとまったりした時間を持った
以前ここで歌会が行われたとき「蝉時雨の間」と名付けさせてもらった
風が心地よく吹き抜け寒いくらいだ
あわてて長袖のカーディガンを羽織る
虫の音と木々がとっても近いいつ来ても魅惑の場所・・・
妖精パーティ等の話題のあと倍音や和歌披講の話から
自然と528Hzの音叉のことに・・・
Aさんは試作品という大きな音叉と基本の音叉を持ってきてくれた
驚いたことにバチを使わなくても体に上手く当てると音が響く
528Hzの音叉が響くと一瞬であたりの空気感が変わる
奥底から何かが響いてくるように体が緩んで疲れが解けていく感じ
特にこんな赤松がそびえる森の中では・・・
大きい音叉はやはり響き方が違う
体に当ててみる
胸腺が一番響き・振動が伝わるようだ
セラピーには大きいのがいいかも
両耳に近づけると頭がスーッとする
声を合わせて響かせてみたり
いろんな方向から体に頭に響きを当ててみたり
静かなエネルギー溢れる森の中で実験三昧
我が家に届くのが楽しみ・・・
時間が瞬く間に過ぎて
権現の湯に行っていた御家族と合流し
台湾料理の店で夕食をご一緒した
予想に反して天候に恵まれた(感謝!)夏の旅を終えて京都へ・・・