まだ梅雨明けきらぬ 京の文月
激しい雨 優しい雨 それぞれの香りが漂う
祭りの風が吹き
人の熱気と
伝統を受け継ぎ 守り育てる心意気が
また新しい明日に繋がってゆく
文月の歌 歌題は「光」と「虫」
「七夕の満月」に
宇治川に煌く光道を成し赤き満月今昇り行く
月の道ゆらめく光眺むれば想いは宇宙(そら)へ飛び立ってゆく
「祇園祭 宵山」に
提灯の光点点連なりて日和神楽の調べ華やぐ
宵山で一番好きなのは「日和神楽」。
10時近くになると、それぞれの
10時近くになると、それぞれの
山鉾の囃子方が鐘を吊るした 台車を引いて
明日の「山鉾巡行」の好天を
明日の「山鉾巡行」の好天を
願って祇園囃子を奏でながらお旅所まで詣でる。
それが「日和神楽」。
それが「日和神楽」。
それぞれの山鉾のリズムに満ちた戻り囃子が
何とも雅びで美しい。
何とも雅びで美しい。
「虫」のうた
鉢植えのハーブの林掻き分けて香り放つは蟷螂の子か
二センチのショウリョウバッタ跳び跳ねて一人前の姿おかしき
まだまだ夏の昆虫はとっても小さい。
当たり前のことだけど小さくても成虫。
体のつくりはしっかりできている。
でもミニチュアみたいで 何かかわいい、、、
当たり前のことだけど小さくても成虫。
体のつくりはしっかりできている。
でもミニチュアみたいで 何かかわいい、、、