あるBOX(改)

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モーリス・ホワイト死去

2016年02月06日 | 洋楽
あああああああ、こないだ「おかげ様ブラザーズ」の
宇宙のファンタジー・ネタを記事にしたばっかりじゃないか!

ディスコナンバー「Let's Groove」は、WBC世界バンタム級王者
薬師寺保栄が入場曲として使っていたじゃないか!



2月3日夜、米バンド「アース・ウィンド&ファイアー」の創設メンバー、
モーリス・ホワイト氏が睡眠中に自宅にて死去した。74歳だった。

死因は現時点では明らかにされていないが、パーキンソン病と診断されて
音楽活動は停止状態だったとの事。



モーリス氏は1969年にアース・ウィンド&ファイアーを結成、
その後、R&B路線からディスコ・ソングへとスタイルを発展させ
「シャイニング・スター」や「セプテンバー」「ブギー・ワンダーランド」
などの多くのヒットを生み出した。

ディスコ・ブームの立役者としてグラミー賞を何度も受賞。日本でも
絶大な人気を誇った。



モーリスの死を受け、著名人もSNSで追悼コメントを述べている。
ナイル・ロジャース、ブライアン・アダムス、クインシー・ジョーンズ、
ウータン・クラン、ブーツィー・コリンズ、リッチー・コッツェン、
レニー・クラヴィッツ、シカゴ、スティーブ・ルカサーら錚々たる
面々の名前だけでも、モーリス氏の間口の大きさを感られる。

M・ホワイト氏は、先年イラストレーター長岡秀星氏が亡くなった時には
追悼メッセージを公表しているが
※長岡氏はアース・ウィンド&ファイヤーの「太陽神」と「創世紀」
 「THE BEST OF EW&F」などのアルバム・ジャケットを手がけている。

その「同胞の死を悼む」ようなコメントが印象深かった・・・。



以下、その全文。

「秀星にアルバムのアートワークを作ってもらえたことを、大変光栄に
 思います。言葉の壁を越えて、同じビジョンを共有していました。彼の
 才能と創造力によって、一つ一つの作品が皆の記憶に鮮烈に残ると共に、
 我々の音楽が持つメッセージを色彩のハーモニーと抽象表現という名の
 視覚の飛行機に載せて、より遠くまで飛ばしてくれました。どうか安ら
 かに。」

・・・日本人として感じ入るしかありません。
そして、今度は我々がM・ホワイト氏を悼む番になってしまいました。

素晴らしい音楽を、そして日本人への友情を、有難う。
モーリス・ホワイト氏の生涯と、残した大きな功績に祝福を!