以前はアキバ(万世橋)にあった交通博物館。
ヘリや船舶関係の模型も展示されてたそうだが。
これを鉄道関係に特化させ、
浦和の車両跡(約28,200平方メートル)の横長い敷地に
移設されたのが「鉄道博物館」である。
大宮駅からニューシャトルに乗り換え、鉄道博物館駅で降りたら
目の前。(徒歩1分)
入館前のプロムナードから既に鉄道車軸の展示あり。
側壁にもD51蒸気機関車の前面カットモデルが展示されており、
さっそく記念撮影。
床のタイルも時刻表になっており、屋根もダイヤグラム風で、
さすが「オタの世界で最もディープ」と言われる鉄道特化の
博物館だ・・・と関心する事しきり。
連れは軽い鉄オタだし、私も亡くなった親父が車掌だった関係で
鉄道には馴染みが深いし(昔は家族無料パスなどあったのよ)、
チビすけも電車(模型含む)大好きだから、
入館前から興奮気味なのでした。
チケットは大人1000円支払ってカードを借りる形式。
改札を模した入館システムにカードをかざして館内へ。
出掛けにチビすけがグズった関係で、到着は昼近く。
館内の売店で「駅弁」を購入。
早くも売り切れのモノあり(子供向けの「トレインBOX」とか)。
私は「仙台みそ牛タン弁当」、連れは「深川弁当」、チビすけは
「ひつまぶし弁当」をパクつく。
本当は、車内で飲食可能な「フレンドリートレイン(展示客車)」で
食いたかったが、休日だから満員よ。
腹がおさまったら観覧開始。
さっそく、「ヒストリーコーナー」へ移動すると、鉄道創世期から
現在までを8パートに分けて、実物の鉄道車両が展示されておる。
壮観!!
モノによっちゃ「文化財」を展示してある「ヒストリーコーナー」。
「黎明期」編として、明治期の蒸気機関車が飾られているのだが。
それ以前に「人力客車」なんてモノが(レプリカだが)展示して
あるのから参る。
そして、1号機関車と呼ばれる、国指定重要文化財の蒸気機関車から、
明治期の客車(レプリカ)のクラシックな佇まいに感慨を深める我々。
「大正期」編では
路面電車から、 気動車、蒸気機関車、電気機関車と並ぶ展示の壮観さに
口がアングリ。
国鉄バス第1号車まで飾ってあるんだもんなぁ・・・。
「戦前・戦後」編では
「御料車」を引いていた蒸気機関車から、展望車、3等客車
(下等とか書いてあったぞ)
電動車の展示にレトロを感じ。
※初代「ゴジラ」や黒澤映画「野良犬」での車内シーンを思い出した。
車両によっては乗り込み可能だったので、一家で記念撮影も・・・。
そして「昭和30年代」編
見覚えのある電気機関車から、 B寝台緩急車、制御電動車に感激。
特に、寝台車は「これがあの縦3の寝台か・・・」と感慨深し。
よくこれで寝れたなぁ・・・と。
(続く)