あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

パッキャオ、リオスに完勝

2013年11月30日 | ボクシング
プロボクシング
WBOインターナショナル・ウエルター級王座決定戦12回戦
11月24日 中国マカオ
ベネチアンリゾート・コタイアリーナ

元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(34才/フィリピン)が再起戦を飾った。
元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(27才/米国)とWBO地域王座を賭ての対戦。
まぁ、パックマンが出れば試合に肩書は要らない気もするが、やはりタイトル戦の方が12回戦のハクが付くってワケでしょうな。

昨年12月、宿敵ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に6回KO負けして以来、1年ぶりのリング。

それにしては、初回から素早い動きとパンチで攻勢に出たパッキャオ。
さすがの矢継ぎ早の連打、軽快なステップで建材をアピールした。

強打のリオス相手だけに危険もあるか・・・と思ったし
リオスが圧力を強めた時はドキドキしたが。

いなす動きや軽い連打も使って試合の主導権は渡さず。
終盤の10Rあたりで、もっとダメージを与えられるかと思ったが、
最終的には無難に12回を戦い抜いた形となった。

判定は3-0。
連敗から再起したパッキャオは「相手はタフだった。間違いなく勝てるように、拳を痛めないように戦った。またラスベガスでやりたい」とコメント。

これでパッキャオは55勝(38KO)5敗2分け。
リオスは31勝(22KO)2敗1分け。

まぁ、2段ロケットのような左ストレートの踏み込みがなかったのは残念だったが
痛烈なKO負けからの再起戦だけに仕方なし・・・か。

しかしアジアにも、あんな会場が出来たんだな。
パックマンのラスベガス復帰もイイが
あそこで日本人も交えたビッグな興業が打たれるのが見たいなぁ・・・。
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吾妻しでお先生がツイッターやってらした

2013年11月29日 | 漫画
しかも、誰かに入力をお願いしている様子もなく
吾妻ひでお先生ご自身で打ち込んでおられる模様。

なお、
そのツイッターによると



西武ギャラリー原画展には、
えびはら武司さん、まつもと泉さん、江口寿史さんが会場に
お越しになったとか!

「まいっちんぐマチ子先生」の作者えびはらさん
「きまぐれオレンジロード」の作者まつもとさん
※まつもとさん、一時期は難病で大変な御苦労なさってたとか・・・



やっぱり、その辺の人からすると「特別な存在」なのですね、
あじま先生は・・・

そして、相原コージさん、掟ポルシェさんの来場もあった模様。
さらには、諸星大二郎さんもお越しになり、
喜んだ吾妻先生と少しお茶して、お話もされたそうです。

無口で有名な両者ですが、心と心で会話されたんでしょうね。
心温まる思いがしました。



あじま先生の次回作はいつになるか分かりませんが、
数年間は「アル中病棟」を読みながら待ちたいと思います。
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甘やかされなかった我々

2013年11月28日 | 漫画
少年ジャンプ編集部は、子供にショックを与えるのが楽しくて仕方なかったんじゃないか・・・と思わせる連載を次々と放ってきた。

わが心の名作、「ワースト」(小室孝太郎著)
朝日ソノラマ刊で単行本も再発されたSF巨編は、トワイライトゾーンやウルトラQの余韻が残る1970年「週刊少年ジャンプ」に連載された。



あらすじは、こうだ。
ある日、世界中の全ての場所で3日降り続く大雨があった。
不良少年・鋭二は、追っ手から隠れて雨に濡れる事なく4日目に外に出るが
首都・東京には人の姿は無かった。
いたのは「ワーストマン」という、不気味な怪物たち。人間を食らうワーストマンは不死身の化物。
齧られただけで人間はワーストマンに変わってしまう。



小さな悪ガキ=卓や、米兵ハリーも加わり、残った人間が力を合わせてサバイバルを試みる。
残されたわずかな人類と、ワーストマンの壮絶で長い戦いが始まった。

・・・手塚治虫のアシスタントだった作者が放った一世一代の傑作。
師匠直系の絵と、巧みなストーリー展開で読ませてしまう。

なんと、驚く事に「第一部の完結」では主人公が絶命してしまう。
子供を救い、卓に後を託し、「学べ。やつらが何物かを知るんだ」と言い残す鋭二。
これはショックだった。
主人公が死んで、代替わりする漫画ってありか?



卓は成長して科学者となり、対ワーストマンの第一人者となる。
第3部では老人となった卓が、人類のリーダーとしてワーストマンを滅ぼす鍵を掴む。
その時には「もう一つの最悪の事態」が始まっていた。
最後に生き残るのは人類か、ワーストマンか?

そういや、手塚先生の「コラープス」は崩壊という意味だったな。
表紙絵とかないかな~と画像検索したら、「顔面崩壊」のグロ写真とか出てきて参った。
だからネットは嫌なんだ。皆さん気をつけましょう。

・・・とにかく
傑作なんですよ「ワースト」は。
ハリウッドも微妙な日本ネタ取り上げてる暇あったら、こういう作品に目を向けて欲しいですなぁ。



そして、読者にショックといえば、
広島の原爆被害を描いた「はだしのゲン」。

これもエグかったが、なぜか「目を逸らしてはいかん」と自分で思って読み切った。ジャンプ連載分までは。



「デロリンマン」は奇才ジョージ秋山が世に問うた醜い聖人の物語。
ただただ苦難の道を強いられる無力の人・デロリンマンと、
「オロカモノめ!力の無い正義など役に立たない」と言い放つ強者・オロカメン。
デロリンマンの言動が物悲しかった。



「荒野の少年イサム」も、登場人物の黒人ガンマン=ビッグストーンが「これでもか」と差別されるシーンあり。
その中で銃を取るビッグストーンの格好よさが際立った。
いい悪いより「差別の存在」を知ることが出来た。
そしてビッグストーンはカッコ良かった。
※昔は黒人が楽器持って演奏するだけで銃で狙われたらしいから
 ビッグストーンのような存在は完全にフィクションだと
 思いますがね・・・。
ホント、ただの西部冒険劇じゃなかったんだよな、「イサム」は。



望月三起也も「ジャパッシュ」で、日本征服を狙う高校生(美少年)を描いてた。
ピカレスクロマンを少年誌でやるカッコよさよ・・・。

本当に、よく少年誌に掲載してくれました。
甘やかしてくれませんでしたよ。
「子供なんて、これくらいの話を作っときゃ面白がるだろう」なんて
軽く見られちゃいなかったんですよね。

改めて漫画家の皆様、編集部の皆様に感謝いたします。
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しかし昔の少年漫画は本当に読者に厳しかったなぁ・・・

2013年11月27日 | 漫画
諸星大二郎さんの「妖怪ハンター」も掲載誌は週刊少年ジャンプ(増刊号)だもんね・・・。

前回、画像だけ紹介した「生命の木」も、
「こんな漫画を少年誌に載せていいのか?」と思わせるほど凄い物でした。
諸星さん本人も
「昔、こんな常軌を逸したようなストーリーの漫画を、少年誌に描いていいのだろうかと思いながら、それでも描いてしまった」と語っている程です。



主人公は、異端の考古学者・稗田礼二郎。
妖怪の実在を研究論文で説き、学会を追放になった人物で、見た目は黒く長いストレートヘア、黒いスーツ。
若いが、殆ど笑わない静かな男。
「怪奇大作戦」の主人公を演じた岸田森に通じる雰囲気を感じます。

「生命の木」の舞台は東北の山奥。かつて隠れキリシタンの里だった小村。
「はなれ」と呼ばれる集落には、独自の創世記が伝わっている。

太古、楽園で暮らしていたが、禁断の果実を食べた咎で「でうす」の怒りを買い、楽園を追われた人間の話。
「じゅすへる」という人物は、生命の木の実を食べたとして、その子孫は神と同様に不死身となった。
神は「いんへるの」を開き、
「じゅすへる」の子孫は生まれてから一定後に落され、「きりんと」が来る日まで
尽きぬ苦しみを味わうのだという。

地元のカトリック教会の神父と共に訪れた稗田礼二郎。
村に着いても何故か人の気配がない。一人だけ残っていた老人に尋ねても、
「いんへるの、いっただ・・・」と答えるばかり。

3日前、この村では殺人事件が発生し、殺された善次という男は十字架上で磔にされていた。
神父は善次の死体を十字架から降ろし、十字架を処分しており、それを秘密にしていたのだ。

村の奥の洞窟にたどりついた碑田たち。
ボロボロの布を纏った「三じゅわん様」と呼ばれる奇妙な3人の男が現れ、
指差す先には「いんへるの」と呼ばれる地の穴があった。
そこに蠢く数限りない亡者の群れ・・・。

彼らを救う救世主。それが、「ぜずさま」と呼ばれる存在。
輝く光とともに、十字架に掛けられて殺されたはずの善次が現れた。
彼は死亡から3日後に復活したのだ!

神父は「うそだ!神はただ一人だ!この悪魔!」と叫びながら善次に掴みかかるが
光に打たれたように、その場で倒れてしまう。

救世主・善次は「いんへるの」で、うごめく人々に、
「おらと いっしょに ぱらいそさ いくだ!」と呼びかけ

じゅへるすの子孫たちと共に天へ上っていくのだった・・・。



いやぁ、久々に粗筋をネットで調べて凄さを再認識できた。
よくも、このようなストーリーを考え作り上げたモノだ。
そして、よくも掲載したモノだ。

諸星作品では、「暗黒神話」も舞台は現代なれど古墳や神器が登場する、まさに神話モノだったし。



主人公は「生まれ変わり」で、終末には弥勒も登場する物語だったし。
古墳の石棺カプセルから現れた古代のヒメが甦るも



保存が充分じゃなかった為に「ズルリ」と解けて、
それでも主人公の名を呼ぶ姿が不憫で・・・。



もう、トラウマもののショックで御座いました。
※でも、不思議と怖さは無いんだよなぁ。
 他の妖怪もそうだけど、乾いた筆致がそうさせるのかなぁ・・・。



「暗黒神話」は、やがて馬頭観音や馬頭星雲まで登場
アートマン、ブラフマンなんて名称まで現れて
古代から宇宙へ、そして未来へとストーリーは拡大する。

最終回は世界の終末。
主人公は弥勒になったのか?

ある意味「デビルマン」のラストシーンより凄い。

これまた、よく少年誌に載せたという作品だ。

以前、当ブログで取り上げた
星野之宣さんの「カルネアデス計画」しかり



編集部もエラかったというか・・・。

少年ジャンプじゃ、手塚治虫先生の「ライオンブックス・シリーズ」という読み切り掲載もあって



現代の行き場を無くした妖怪の共同生活を描く「マンションOBA」とか
自分の羽2本を軽く頭に挿して遊んでたら「耳のあるカラスがいる!」と
メディアから話題にされイイ気になってしまう「耳烏」とかが私は大好きだったが

やっぱり「こんなの子供が読んでイイのか?」と思いながら食い入るように見てしまったのが
「コラープス」という古代ヨーロッパの抒情詩的な作品。

登場人物は、まずリディアの将軍ニキアス。
そして、リディア進軍の途中でニキアスに強奪された女奴隷ヘラ。
親族を殺され、姉を奪われ、ニキアスへの復習を誓うサラン。

傲慢で蛮勇な将軍・ニキアスは、祈祷女の言葉に耳を貸さず、ある敵城を攻撃したが
1年経っても持ちこたえられ、自軍はコレラと食糧不足が深刻となり始めた。



悩むニキアスの身の回りを世話するヘラ。
当初はニキアスの隙を見計らって刃物を振るおうとしたが、
いつの間にか、気持ちはニキアスの元に移っていた。

ヘラの弟サランは、自族の神へ祈り、その名を叫ぶ。

そして、ある日
大地を覆うほどのネズミの大群がリディア軍に押し寄せてくる。
ヘラはニキアスを守ろうとするが、ネズミの大群に流され、白骨と化す。

全滅した軍の中、「オーディーン」と叫び歩く独りの少年がいた・・・。



手塚先生は「後の英考古学者が発掘した古代譚」として
限りなく争う愚かなもの=人間を描いたのだろう。

神の目を持つ表現者ならでは・・・の救いようのない話。

しかし、これが魅力的だったんだよねぇ・・・。
なんつうか、ドキドキさせられたのよ。

ニキアスとヘラの関係も、モロ性的だったし。
そっちの意味でも「コドモが読んでイイの?」と言う作品。

当時の表現者、出版社の方々に感謝・・・であります。
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しまった!西武ギャラリー「あじま展」の前は「諸星大二郎展」やってたのか!!

2013年11月26日 | 漫画
見逃しちゃったよ~!!! 

そんな、いつもいつも西武池袋本店さん別館2階の西武ギャラリーの催事ばっかチェックできないよ~!
・・・会期は
11月15日から行われてたそうな。



言うまでもなく、諸星大二郎って人は1970年代にデビューし
古史古伝や民俗学的な題材を、異形の存在を用いたストーリーを駆使して圧倒的な世界観を展開させる物凄い漫画家さんである。

漫画マニアには「星野か諸星か」・・・て、くらい才能を思い知らせてくれる人なのである。

今回の展覧会では、昨年出版された初の画集「不熟」のカラー作品は中心らしいが、
そこに原画や資料200点以上を展示。

初期の短編から「妖怪ハンター」シリーズ、「西遊妖猿伝」シリーズ、「諸怪志異」まで
諸星氏の作品を網羅した内容となったそうな。

ぐああああ、失敗したあああ。

P・マッカートニーさん日本公演を見れなかったのと同じか、それ以上の痛恨だ。

「妖怪ハンター」の傑作「生命の木」のワンシーンが飾られてたら



あの「おらと いっしょに ぱらいそさ いくだ!!」の名シーンの原画が見られたら




私の寿命は20年は伸びたと考えられる程なのだ。

※または逆に生命力を吸い取られて20年早死にするか。



今年「あまちゃん」が流行った時、能年ちゃんの東北弁の可愛さに参ってしまっていたのだが
能年ちゃんが「おらと いっしょに ぱらいそさ いくだー!」と叫んだら
私は間違いなく昇天したと思われるくらい、インパクトある台詞なのだ。

また、どっかで原画展が行われる事を祈る。
西武ギャラリーさんにはDMくれるよう、お願いしなきゃなぁ・・・。
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映画「モンティ・パイソン」新作公開へ!

2013年11月25日 | サブカル
新作というのは違うかも知れないが
映画「モンティ・パイソン ある嘘つきの物語~グレアム・チャップマン自伝~」が制作されていたんですね。

不条理で過激な笑いで現在に至るまで世界的人気を集めるイギリスのコメディ集団モンティ・パイソン。
ナゴムで知られる「劇団健康」~「ナイロン100℃」のケラさんもファンとして有名だ。
※だから彼の事務所は「シリー・ウォーク」と名付けられた

その中心的存在として知られ、1989年に48歳の若さで他界してグループを解散状態としたグレアム・チャップマン。
彼は自伝を残しており、それを元に映画化されたのが今作というワケだ。



ゲイでアルコール依存症でもあったチャップマンの波瀾万丈な人生が、
14人の若きクリエイターによる3Dアニメーションで描かれているという。

なんと、チャップマン本人も登場。
これは、生前に自伝を朗読した音声をナレーションとして使用したものだとか。



映画には(エリック・アイドルを除く)モンティ・パイソンの現存メンバーも声で参加。
よって、 映画「モンティ・パイソン」新作が公開へ!・・・と宣伝されるのだろう。

14名のクリエーターもモンティ・パイソンの了見を受け継いだ連中だろうから、彼らの表現にも注目したい。
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吾妻ひでお原画展に行ってきた

2013年11月24日 | 漫画
また西武クラブオン・カードを使う時が来た。
「ウテナ展」で作って以来だ。
その前に来たのは「萩尾望都展」。

「ウテナ展」でクラブオン・カードを作った時は
「2度と使わないかも・・・」なんて思ってたが、



いやいや、
西武ギャラリーさんには、何年に一度か来る事になってるなぁ・・・。

吾妻ひでお先生デビュー45周年を記念した原画展。
「失踪日記」に続く新作「アル中病棟」発表記念も兼ねてるんでしょうな。



東京池袋の西武池袋本店別館2階の西武ギャラリー入り口で入場券を購入。
大人700円だが、クラブオンカードは特典で200円引き。
そして、西武デパート8Fレストラン街のワンドリンク券、九州じゃんがらラーメンのドリンク券・・・。
ドリンク券サービスは前回のウテナ展と同じだ。

中に入ると、
すぐにコメント色紙が飾られてある。

松尾スズキ、新井素子、とりみき、諸星大二郎、高橋葉介、
吉田戦車、中川いさみ、山本直樹(森山塔)、西原理恵子、
東浩紀、アシスタントA&Bなど・・・(敬称略)

一癖も二癖もある方々のコメント。
皆一様に「あじま先生への想い」が色紙にしたためてある。

松尾スズキは自分の自画像つき。
高橋葉介は豪華なイラストつき(夢幻紳士?)。
諸星大二郎は自キャラに(何故か)セーラー服を着せ、
吉田戦車は、まんま吾妻キャラを模写。
山本直樹はラフなタッチのイラストと文字で「あなたがいるからボクは生きている」。
吾妻マニア=とりみきは変わらぬ愛を語り、
サイバラは「本人は自画像に似てません。(病気と老いで)カラカラです」と、見も蓋も無い事を書いている。
アシスタントBさんは「パパの近況」を描いている。
(あじま先生は御家族がアシをやられている事で有名)

圧巻はアシスタントAの毛筆「忍耐」。

あああ、奥さん。
よくぞ、あじまセンセイを見捨てずにいてくれました。

このコーナーだけで腹イッパイです。
入場料払う価値おおありです。

ネタバレしといて何ですが
25日が最終日ですから、行ける人は行って欲しいです。



あじま美少女の巨大タペストリーを脇に見て、
奥に入ると額に入った原画が並ぶギャラリー。
ご本人は絵には自信ないように仰ってるが、この人が描く女の子は絶品に可愛い。

不条理キャラ、不思議な生き物のカラー原稿も興味深い。

「ふたりと5人」など初期作品の生原稿、最新作「アル中病棟」も飾ってある。
「地を這う魚」なんてフルで飾ってあるから、通しで読んでしまった。
絵の鑑賞じゃないな、やっぱり。
原稿をページ毎に並べてあると読んじゃうんだよな。
そうさせるのが漫画家・あじま先生なんだよな。



もちろん、一枚絵もジックリ見させる。
「陽射し」の絵なんてラフスケッチも含め暫く額の前に留まって見てしまった。
(今回のイベント・チケットも「陽射し」だし・・・ね)

しかし「陽射し」のラフスケッチは、かなり宮崎駿してるな。

一時期は江口寿史っぽい気もするし、
その時々に色々な人から影響を受けてるんだろうな~と感じ入る。

例によって額入り版画のコーナーは、そのまま注文可能になっている。
10万超える版画に「購入済み」の付箋が何枚も貼ってある。



最後のコーナーは物販。
あじま絵のファイル、マグカップ、書籍などなど。
おお、Tシャツもある!
「のた魚」だ!「タバコおばけ」だ!「不条理日記」だ!



「のた魚」と「タバコおばけ」Tは購入決定!
書籍も「アル中日記」を購入。
(23日には吾妻センセイのサイン会があったらしいが・・・残念!)

ムック本「吾妻ひでお」も・・・悩んだ結果、買った。
いや~、対談やインタビューも濃いし、ロリコンネタも多いし
やっぱり悩んだんですよねぇ。

「プリキュア」や「アイカツ!」などの美少女モノは、
「ちびスケのため」という大儀名分が通用するが

これでは完全に「ロリコン」だと認めてしまうようなモンじゃないか!
家族にバレてしまうじゃないか!

・・・いや、とうの昔にバレてるか。



結局、レジで支払ったのは合計で1万円近く。
お布施させていただきましたよ。

電車の中で「アル中日記」も読みましたが
やっぱ面白いですよ。

街を徘徊しながら拾った金属ゴミを家に持ち帰り、細工して色塗って溜めていくという不毛な行為も、アル中ならでは・・・なのか?
その「作品」も今回ギャラリーに展示されてたな。

濃い人だ。
それ故に多くの人に愛されている。私もそうだ。

ゆっくり、マイペースで、今後も活動して欲しいと心から願います。
まずは、お体に気をつけて・・・。
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「モンティ・パイソン」再結成へ!

2013年11月23日 | サブカル
ポール・マッカートニーは帰国してしまったが
彼と関りある英国コメディグループのニュースが飛び込んできた。

11/21、ロンドンで記者会見が行われ、
『モンティ・パイソン』が再結成を声明。「ロンドンのО2アリーナで来年7月1日にライブ公演を開く」と発表したのだ。



モンティ・パイソンは1969年から74年まで、BBCの「空飛ぶモンティ・パイソン」に出演。
番組は日本でも東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で、76年から77年にかけて放送された。
英国公共放送(BBC)でありながら、英王室や同性愛や人肉食などを題材にしたアンモラルで不条理なスケッチ(コント)で人気を博した。

派生したビートルズのパロディグループ「ラットルズ」は、アルバムも発表。
英国人らしいヒネた映像ストーリーも人気を得た。
※そこでマッカートニー役を演じたのはエリック・アイドル。
 タレ目系の似た顔で見事に演じておいででした。
 ロンドン五輪で人間大砲やってたアノ人です。

「モンティ・パイソン」自体は、1983年公開の映画「人生狂騒曲」以来、実に30年ぶりの活動になる。
当初は6人組だったが、中心人物のグレアム・チャップマン氏が89年に死去してから実質解散状態で
公演には存命のメンバー5人が登場予定。



ステージで顔をそろえるのは、これまた1980年9月以来となるが
元々が英国の超一流大学の演劇部コメディ部門(?)出身の彼ら。
舞台は原点に戻ったようなモノだろう。

メンバーのジョン・クリーズは、「公演では新しい要素も取り入れながら、ファンの期待に応えてお決まりの内容もたくさん盛り込む」とコメント。

マイケル・ペイリン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、エリック・アイドル、故グレアム・チャップマンの6人で1969年に結成された「モンティ・パイソン」。



存命の5人を合わせた年齢は、実に357歳。
体力を考えるとあまりにドタバタなスケッチは厳しそうだが、エリックはロンドン五輪で人間大砲(笑)を披露してましたからね。

まだまだ色々やってくれそうだ。
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ポール・マッカートニー日本公演ツイート真っ盛り・・・だそうな

2013年11月22日 | 洋楽
・・・く、悔しくなんてないんだからねっ!

だって、セットリスト覗いたら

「Jet」演ってないじゃん。
「My Love」演ってないじゃん。
「Silly Love Song」演ってないじゃん。
「Mull Ob Kintyre」演ってないじゃん。
「Whith A Little Luck」演ってないじゃん。

私が聴きたかった曲が演奏されなかったんだから。
別に悔しくないんだもんねっ!



まぁ、しかし
ネットのブログやツイッターは絶賛の嵐ですな。

現存するロックの歴史そのものですからね。
もう71才。
(ファンの方には怒られるかもしれない言い方だが)
おそらく、あと20~30年の間には亡くなってしまうだろう。
(100才まで生きられる事を願っているので許してください)

その時は、米露クラスの大統領逝去を超えるニュースになるかも知れない。
ローマ教皇並みかも知れない。
(おっと、今度は別方面から怒られちゃうな!)

作曲家としても、プレイヤーとしても、シンガーとしても、すべてが別格。
20世紀を代表する人物ですもんね。心底そう思います。

若いミュージシャンからマッカートニー氏と同世代の方々まで、
同じ会場に居合わせて歌声と演奏を聴けた感動と驚嘆の声を上げておられる。

まぁ・・・ね。
「Maybe I'm Amazed」「Band on the Run」「Live And Let Die」
「Hi Hi Hi」・・・とウィングスやソロの名曲も演奏されているんですもんね。

「Listen To What The Man Said」じゃ
♪トゥトゥトゥ~トゥトゥトゥ~♪と合唱あったかもね。

「Another Day」では
♪チュチュチュチュチュ~チュ♪
♪So Sad~♪と口ずさんだ人も居たかもね。

う~ん、やっぱ羨ましい。(笑)



そんで
東京ドームから最寄駅までは、ドーム外周の結局な距離を
歩かねばならないんだけど。

帰る途中、外で結構ドーム内からの音モレが聞こえたんですよね。

曲が終わる度、凄い歓声が聞こえましたわ。

巨人戦でホームラン出たみたいな・・・。
ビートルズの曲とか短いモノも多いから
3分毎にマッカートニーさんがホームランかっ飛ばしてるような騒動でしたよ。

まぁ、マッカートニーさんがコンサートで披露するような曲は
全部ホームラン級のヒットだから、まんざら印象間違ってはおりませんがね。



でも
「3時間ノンストップで、水も飲まず歌い続ける姿に感動した」ってなツイートは
どうかと思いますよ。

感動は分かるけど、なんといっても71歳なんだから。
水くらい飲んでくださいよ。
つ~か、ポカリスエット的なモノで水分とミネラル、アルカリイオンを補充してくださいよ。
なんなら紅茶とスコーンで一服してくれてもイイんですよ。

2部構成にして、その休憩時間で酸素吸入してマッサージ受けてもイイんですよ。
そんで、その姿がうっかり場内のスクリーンに映って、
慌てて体操を始めたりしてくれてもイイんですよ。

・・・なんて、
冗談はともかく。

最終日、マッカートニーさんは
「マタ、アイマショウ!」と言ってくれたそうです。

今回の公演は体力的にも凄く充実されてたそうだから、
本当に期待できそうです。

次があったら必ず前売り券を押さえたいと思います。
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ポール・マッカートニー日本公演・最終日

2013年11月21日 | 洋楽
11月21日
ポール・マッカートニー東京公演の最終日。

18日から始まった「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」の東京公演、
初日から東京ドームには約5万人のファンが駆けつけ、3時間近くのライブを満喫したそうな。



初日の午後7時10分から始まったコンサートは、ザ・ビートルズの「Eight Days A Week」からスタート。
さらに日本国内でチャート1位を獲得した新作アルバム『NEW』からの楽曲も披露。

さらに、ビートルズの「The Long And Winding Road」「Let It Be」など多数
ウイングス時代の曲では「Listen to What the Man Said」、
「Band On The Run」「Live And Let Die」などが演奏されたそうな。



多才なポールは本職のベース以外にも、エレキ・ギター、アコースティック・ギター、ピアノなどの楽器も使い分け。

フェイセズがカバーしてロッド・スチュワートの名唱も忘れられない「Maybe I'm Amazed」
これまたウィングスの名曲「Band On The Run」「Live And Let Die」
さらにはジミヘンの「Foxy Lady」もまじえた演奏も見せたそうな。

今回、私は前売り買ってなかったし、
「ビートルズの曲が多いんだったら別にイイか。私はウィングスの方が好きだし」なんてコト思ってたが

やっぱり凄い音楽家だからねぇ。
名曲作りまくってるし、ベース・プレーヤーとしても未だに凄いし、
歌も上手いし(70歳過ぎてキーも下げてない)、1公演で33曲を演り抜く体力も素晴らしい。

声に癒しがあったりするんだよねぇ。
そして、エレクトリックピアノもホンワカとした音色を奏でる。シンセも有機的。
私はエレピ音は結構ニガテなんだが、この人の音色は別。

学生時代に嫌な事があって、ラジオのスイッチを捻ったら
この人の「My Love」が掛かって、その温かみある音色と歌声に思いっきり癒された記憶があるんですですよねぇ。

そんな感じで今日
「やっぱり行こう」と思い立ち
東京ドームに向かったのですが、開演一時間前で凄い行列。



「こ、これは当日券待ちの列なのか?」
「噴水スペースを挟んで何列折り返しているんだ?」
「この列だけでSHIBUYA-AXなら満員に出来るんじゃないのか?」

それくらいの人数だ。
でも待った。
けっこう列が前に進んで行ったりするのし、なんといってもドームだし、
開演も予定よりは押すだろうし、チケットもGETできそうな期待もあった。

ウォークマンでソロとウィングスのベストを聴きながらだから退屈じゃなかったし。



しかし
夜7時前あたりからスタッフさんがメガホンで「当日券が終了になる可能もありますので、ご了承ください」と言い始めた。

当初、私の遥か後方で呼び掛けられてたこのコメントが、段々と前に向けられて
とうとう私より前の客列が、その対象になった。

「残り20枚です」
その時点で私の前には40人以上は並んでいた。でも帰る者は居ない。
私の背後にも200人以上は並んでいた。彼らも帰らない。

「キャンセル待ちチケットを確認しています」
その救いの言葉で希望が沸いたが、
「それも限りがあります」

結局
私の数列前で完全にOUTになった。
「ここから先も100%発券できるか微妙ですが、ここから後は100%無理です」
そう言われ、バリケードで仕切られてしまった。

ギリギリまで枚数を出せるよう努力してくれての結果だから仕方ない。
ドームから漏れてくる音を聴こうと残る人も居たが、私は駅へと向かった。

確かにドームからは「ペーパーバック・ライター」が聴こえた。
まぁ、イイか。

今度「ソロ、ウィングスの集大成」的なライブで来日してくれないかな、
そしたら絶対に前売りを押さえるんだけどな。

そんな事を考えながら東京ドームを後にしたのでした。
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東日本ボクシング協会がフィリピンに義援金

2013年11月21日 | ボクシング
11/18、東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は理事会を開き、
台風30号の被害を受けたフィリピンに義援金とTシャツなどの支援物資を送ることを決めたそうな。 

そうだよね。
比国と日本のボクシング交流は長いもんね。
拳闘の歴史はあちらの方が長いしね。

世界王者の誕生も1923年に世界チャンピオンとなったパンチョ・ビラが先だし。
日本人初の世界王者・白井義男さんの挑戦者として来日したダニー・カンポ、
レオ・エスピノサはフィリピン選手だし。
※エスピノサは一度ノンタイトルで世界王者・白井に勝っている。

日本選手と交流あった選手、関係者も多い。

敬虔なクリスチャンとして人間的な魅力も備えたガブリエル〝フラッシュ〟・エロルデ。
金子繁治、小坂照男、岩田健二、ジャガー柿沢ら日本選手と戦った名ボクサーは、
沼田義明にJライト級王座を明け渡した。

そして
レネ・バリエントス、ベン・ビラフロア、エルビト・サラバリア、
バーナベ・ビラパンポ、ローランド・ナバレッテ、フランクセデニョ、
ドディ・ボーイ・ベニャロサ、ジェリー・ペニャロサ、マルコム・ツニャカオ、
モーリス・イースト、ルイシト・エスピノサ、ライオン・アリ、
タイガー・アリ、ヘンキー・グン、クリス・サギド、ローランド・パスクワ、
ラフィー・モンタルバン、ジョマ・ガンボア、ジェス・マーカ、
ランディ・スイコ、ロデル・マヨール、ランディ・マングバット、レイナンテ・ハミリ、
マニー・パッキャオ、ノニト・ドネア・・・。

印象深い選手も多い。

どうか、彼らを生んだフィリピンの復興がなりますように・・・。
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亀田興毅2-1判定勝ち

2013年11月20日 | ボクシング
11月19日(火) 韓国・済州島済州グランドホテル

プロボクシング WBA世界バンタム級タイトルマッチ
亀田興毅(亀田)12R判定 同級14位・孫正五(韓国)

父・史郎氏を先頭に“亀田トレイン”でリングイン。
亀父は外国での試合とあってセコンドも務めていた。なんだろね。

国歌は両国とも素晴らしい歌唱。日本は美川憲一さんが歌ったが、さすがに上手い。
プロは違う。この日、一番の感激だった。

さて、試合。
サウスポーの亀田と、オーソドックスの孫。
背は孫が高いが、さすがコリアン・ボクサー。ジワジワと前に出てくる。

亀田は足を使って細かいヒットと回転の速さで対応。
モーション付きの右アッパーを振ってくる孫の姿が、これまた如何にもコリアン・ファイターで。
見てるこっちをニヤリとさせてくれる。

孫はパンチの精度は低いが、それでも亀田の反応は良くない印象。
コールを受けて前進してくる孫。軽いヒットでも大歓声。亀田陣営には嫌な雰囲気。

第7R、歓声の後押しを受けてラッシュを仕掛けてくる孫。攻勢で押される亀田。
貯金が吐き出されてきた。

ただし、第8Rは両者手が出ず。孫も前のラウンドの打ち疲れが出たか。
これで亀田は助かった。

それでも第10R、足を使っていた亀田だが、
孫の連打で煽られて、左フックでバランスを崩し、ロープ際でフロアに手を付いてしまう。

スリップをアピールをしたが、カウントを数えられる。この辺もアウェイの洗礼か。
ノーダメージのうえ孫の追撃も甘く。結局、試合が一気に動く事は無かった。

11Rと最終ラウンドも決定的なシーンなし。
肝心な最後の15秒で殆ど手が出ない挑戦者に落胆。

試合終了のゴングが鳴ると、両者とも拳を突き上げて勝利をアピールしたが、なんだかなぁ・・・な印象だった。

集計に長い時間が掛かり、実況では「これもアウェイゆえ、韓国ゆえ」みたいに言ってたが
言うまでも無く日本でも採点が割れたら集計に時間が掛かります。
この時点で「引き分けか、2-1だな」と予想できましたがね。

ただし、TVは延長時間を取っていたに関らず、結果発表前に中継が終了してしまい。
「こんなの柴田国明vsエルネスト・マルセル戦以来だぜ」てな事に。

結局、結果は直後のニュース冒頭で伝えられた。
2-1で亀田の防衛。
その結果に会場は騒然となったそうな。

今回はハーフポイント制(通常の10点法に加え、0,5点単位の小数点も使用可)で行われたそうで。
亀田の勝ちは「115-112」「114,5-114」。
孫の勝ちは「115,5-113,5」だった。

まぁ、ダウンもスリップ気味だったし、攻勢点取られそうな場面以外は
細かいパンチで出鼻叩いていたから
そんなもんだろうな・・・という採点。

地元判定で相手に行くかも・・・と思いましたが、
これも亀田プロモーションの力でしょうか。

次は腹を決めて山中との統一戦を考えて欲しいトコロですね。
弟ばかりを前面に出さず。自分が名乗りを上げて・・・。

いや、嫌味じゃなくてですね。
倒してる選手特有の「勝ってる間はアラが見え辛い」って部分もありますからね。
案外、山中vs亀田長男で戦ったら、普段は面白くない試合やってる選手の方が
自分のペースに引きずり込む可能性があったりして・・・ね。

ほんと、ボクシングばっかりは、やってみないと分かりませんから。
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「アイカツ!」売り上げ快進撃!

2013年11月19日 | アニメ・特撮
バンダイナムコ・ホールディングスがホクホクだそうな。

昨年秋から関連商品を相次ぎ販売してきた「アイカツ!」の
娯楽施設向けカードゲームやアニメーション関連の売上げが
2014年3月期に73億円の連結売上高を見込む程に成長したというのだ。

「アイカツ」とは「アイドル活動」の略。
トップアイドルを目指す少女たちが、おしゃれや歌・踊りのスキルを磨き、
オーディションを勝ち抜いていく内容。

このコンテンツの売り上げが、『ガンダム』や『プリキュア』などの
主力キャラに次ぐ規模に急成長しているというのだ。
予想を1,5倍近く上回る数字にバンナムさんも驚いてる模様。


画像は12月に発売される食玩フィギュア。こりゃ買いだな・・・。

成功の理由はターゲットの設定。
(プリキュアを卒業し)「オシャレ等への自意識が芽生える年齢=9才」に絞ったとか。

アニメでは親からの支持を得るよう努力したそうな。
トップアイドルを目指し、ひた向きに努力する素直なキャラは、
主人公の「いちご」と競い合ってくうちに友達になってしまうという素敵さがある。
もちろん「いちご」ちゃんのキャラクターあってのモノだが、
「勝ち負けじゃない」「敵味方じゃない」関係は眩しくさえある。

私も、すっかりファンで御座います。
ちびスケと一緒に見ております。

新キャラも視聴者に受け入れられ、旧来のメンバーも安定した人気。
※美月ちゃんは「寝返った」と、幼女に嫌われた感があるが、
 そこも「彼女なりの考えがあった」となれば変わるだろう

まだまだ目が離せぬ「アイカツ!」。
録画視聴が楽しみで御座います。
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久々に聞けた久保田光彦アナのボクシング実況

2013年11月18日 | ボクシング
常連の幸男さんにコメントで教えていただいた
「粟生、リナレスの実況してたの、もしかして久保田さん(元テレ東アナ)」

見ながら漠然と「あれ?久保田さん?」と思ってましたが、
やっぱり、そうでした!

やはり上手いと思います。
有効打には反応して「効いた!」と叫んでくれるし。
そういう「勢い」を失っておいででないのは嬉しかったですね。
※そういう意味では山中のターニングポイントとなった左を
 実況席が余り騒いでなかったのは残念です。

個人的には大好きなアナウンサーなので、彼のボクシング実況が聞けるのは本当に嬉しい限りでした。

随分と前にフリーになられてたんですね。
1950年代生まれで、年齢的には現場を離れて偉くなるトコロなんですが、
やっぱり実況で喋るのが、お好きなんでしょうね。

WikiでチェックしたらWOWOWやJ-Sportsでも実況やってらっしゃるようで、
今回のような起用は昔からテレ東のボクシング番組見てるファンには有り難いプレゼントだと思いました。
フリオ・セサール・チャベスや勇利アルバチャコフ、竹原慎二の試合を実況した人ですからね。

WOWOWさんも粋な計らいやってくれたモノで、是非またお願いしたいと思います。

あと、今回
久保田さんで検索したら、一部のサッカーファンやテニスファンからは良くない印象も持たれてるようだと知りました。

選手名を良く間違える。戦術が分かってない。そもそもウルサイ。

まぁ、それぞれ競技のファンは思うところあって発言しますから、そういう声を否定する気もありませんが。

「じゃあ、くれ!」・・・・と思いますね。

「ボクシング実況にくれ!」と。

ボクシングなら1対1だから選手名の間違いだって少なくなるし。
パンチがヒットする瞬間は騒いでくれた方がイイ。
※それ以前に無闇に騒がしいアナは他に居ましたし・・・
 状況にあって絶叫する久保田アナはボクシング実況には
 うってつけだと再認識しましたよ。

まぁ、WOWOWエキサイトマッチは高柳さんが看板だから、そっちは外せないでしょうが
時々、高柳さん以外のアナと元ボクマガ編集長の原さんで実況される時がありますよね。

そんな時は久保田アナにお願いしたいと思いますよ。

ほんと、ボクシング実況にくれよ。
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しかし今ローマン・ゴンサレスと対戦する日本選手はおらんのかね

2013年11月17日 | ボクシング
まぁ、対戦した全員がTKO負けか大差の判定負けで敗れてますし
全員が圧倒的なパワー差を見せ付けられての結果ですから
挑みたくない気持ちも分かりますが。

なんか寂しいですなぁ。

F原田さんだってジョフレに挑んで勝ったからこそ評価されてるんだし。
無敗の強打者に挑戦するって意義があると思うんですけどねぇ・・・。

思えば、2007年11月3日
新井田豊選手と2度世界タイトルを争ったフィリピンのエリベルト・ゲホンを初回ボディブローで倒して衝撃の日本デビューを果たしたゴンサレス。

その1ヶ月後にニカラグアでパナメーニョを序盤で倒し、ますます「ゴンサレス、恐るべし」と思われた時に現われた日本人対戦者が松本博志でした。

2008年12月14日
横浜文化会館で行われたA・ムニョス(ベネズエラ)vs川嶋勝重(大橋)のセミで行われた10回戦。
ゴンサレスは17戦目で既にWBA世界ミニマム級1位、松本選手は日本同級8位。

KO率100%のゴンサレスに対し、タフだが下り坂の選手と思われた松本だったが
ここは前に出て大健闘。

松本に被弾とダメージあるも「強弱もなく、テンポに変化もない」(松本談)として、ゴンサレスのパンチにも慣れてしまい、ベテランは倒れる様子なし。

ゴンサレスは終盤、松本のボディーストレートをストマックに突き刺され一瞬身体を「くの字」に折り曲げる姿を見せ、
「なんでぇ、そんな怪物でも無いじゃん」と生観戦した私は思ったものでした。

結果は3-0の判定でゴンサレス勝利。
ゴンザレスにフルマークを点けたジャッジが2名、もう1名は松本にも2ポイント与えてました。

後で聞くと3ヶ月連続の試合で調子は良くなかったそうですが
本当に怪物なら相手のボディで身体を「くの字」に折り曲げたりしません。

その頃の世界王者・新井田と来たら直前試合のバレラ戦で過去最高の出来を見せてKO防衛。

「さぁさぁ、どうなるか・・・新井田は案外いけるんじゃないか?」と思ったら、
新井田戦に向けてゴンサレスは万全に仕上げてきて、結果は目の腫れあってTKO勝利。

直前試合の出来を評価対象にしすぎると、色々と見誤る部分が多い・・・
その典型のような予想をやらかしてしまった私なのでした。

それでも王者ローマン・ゴンサレスに挑む勇敢な挑戦者がいました。

現IBFミニマム級王者・高山勝成が2009年07月14日、ゴンサレスのミニマム級王座に挑んだのです。
王者は、まだ22歳で、まだまだ強くなる要素ありで。
スピードと手数を駆使して新井田豊とギリギリの勝負を演じた高山といえど、倒されてしまうのではないのか?・・・と危惧されたが
いやぁ、これまた高山選手が動いて動いて被弾を抑えて最終ゴングを聞いた訳です。

結果はゴンサレス大差の12回判定で、
高山は左アッパー・右ストレートで顎を跳ね上げられたりしてダメージ負い。そのうえ左目もカットしてたりで、痛手は負ってましたが
ラウンド開始と同時にゴンサレスのトコロに駆け寄って先制攻撃を仕掛けたりして、実に立派な戦い振りでした。

それでも、階級が違う選手が戦っているように見える圧倒的なパワー差は、なんともしがたかったでしょうが。

やっぱり今後戦う選手には「同じ人間」と思ってもらいたい。
前進してくるゴンサレスのガードのド真ん中を強いパンチで突き破り、左右に動いて反撃を躱し、これまたガードの真ん中からアッパーを突き上げてダメージを与える選手とか居ませんかねぇ・・・。

ゴンサレスはピンチ慣れしてない選手ですから、
効いてしまったら、案外ロープに無防備な体勢で真っ直ぐ下がってしまいそうな気もしますがねぇ・・・。

まぁ、WOWOWで凄く強く見える選手に「勝てそうにない」日本選手が挑んでも、
案外と試合になる事もありますから、それに期待している部分もあります。

出でよ!勇敢なる挑戦者!
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