あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

題名のない音楽会「スポーツの祭典の音楽会」(2)

2016年07月31日 | 洋楽
今週の題名のない音楽会「スポーツの祭典の音楽会」。
解説においてはスポーツライターでクラシック評論家でもある、
玉木正之さんの独壇場だったワケだが。

いきなり
「オリンピックに芸術部門があった」
「期間中は芸術祭も同時に開催される」などなど…。



そもそもギリシアの古代オリンピックでは、スポーツ競技のみ
ならず、詩の朗読や竪琴、彫刻や絵画などの「芸術競技」も
行われたという。

そこで、近代オリンピックの創始者であるクーベルタン男爵は
「芸術競技」も正式競技として採用。
1912年のストックホルム大会から1948年の第14回ロンドン大会まで、
絵画・彫刻・音楽全般などの芸術ジャンルも五輪正式競技種目と認定。
メダルも与えられたそうだ。

1952年のヘルシンキ大会以降は正式競技からは外されたが、五輪開催
都市は今も「芸術週間」を設けて、「芸術祭」を開催することが、
オリンピック憲章で義務づけられているという説明もあり。



たとえば2000年のシドニー五輪。
高橋尚子選手が金メダルを獲得したマラソンコースの背後に何度も
映し出されたオペラハウスでは、連日のようにオペラがオリンピック
芸術祭として上演されていたという。

ほかにも絵画展や映画祭なども行われ、『鉄腕アトム』や
『ジャングル大帝』『もののけ姫』などの日本のアニメも
上映されていたそうだ。

司会の五嶋龍氏に「時期が時期ならオリンピックに出られていたよ」と
話を振ると「ぜひ出たいです!」と一気の盛り上がり。

※五嶋氏と玉木氏は旧知の仲。~というか、五嶋氏の幼少期から
 知っているそうな。
 意外と言っちゃなんだが、五嶋氏は文武両道を地で行く人物で
 NYの街を空手胴着でランニングしていたという!



さてさて
スポーツとクラシック音楽の結びつきは、オリンピックに限らず。
たとえば1990年のワールドカップサッカー・イタリア大会の決勝
前夜には、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの「三大テナー」が
ローマで歌い合い、オリンピック以上とも言われる規模の世界大会を
盛り上げた。

この時は重病から復帰したカレーラスを祝い、チャリティとして
行われたが。
これが余りにも評判が良かったため「三大テナー・コンサート」は
4年に一度のW杯サッカーの恒例行事となったという。

そもそもカレーラス復帰を祝ってといいつつも、サッカー好きの三人は
「ぜひW杯の期間中に」と決めたというし。
いまは亡き大テノール歌手のパヴァロッティは、高校時代にはゴール
キーパーとしてイタリアの全国大会に優勝したほどの実力あり。
一時は「歌手になるかプロのサッカー選手を目指すか」悩んだ
なんていうエピソードがあるのだ。



クラシック楽団もサッカーチームを結成し、親善試合が行われるのも
好例なんだそうな。

※これはHR話だが、サッカーファンのリッチー・ブラックモアの
 来日時に日本のレコード会社の急造(?)チームと「親善試合」を
 行なったなんて話を思い出しましたよ。
 気を使ったろうなぁ。ある意味で接待試合だもんねぇ~。

最後の東京五輪エピソードには私も感動…。
やっぱ終戦後アジア初の五輪ですからね。
玉木さん宅に皆が集まり、大人は笑顔だけど泣きながら各国選手の
入場を見たなんてグッときますよ。

泣かせるだけじゃないのが玉木さんで、作曲者の古関裕而先生を
早稲田大学応援歌、慶應大学応援歌を作曲したマーチ作りの名手と
紹介しつつも「六甲おろし」のエピソードも披露。



阪神優勝でブームになった時、
「先生、凄いブームになってますよ!」と言いに行くったら
「そんな曲、作ったっけ?」と返事され、
玉木氏、思いっ切りコケちゃった…なんてオチで会場は大笑い
~なんて事もありました。

※浪速のモーツアルトみたいなエピソードで御座います。
 古関先生の作曲量も相当のモノでしょうからねぇ…。

意外だったのは
最後の1964東京オリンピックのテーマを五嶋龍氏が「初めて聴きます」と
語った事。これには驚いた…。
※好青年の五嶋氏、ウソはつけなかったんでしょうね。



ちなみに収録終わった直後に「サプライズ」あり。

なんと五嶋氏の誕生日ケーキが登場。ハッピーバースデーの合唱。
「まさか」と本当に感激しまくる五嶋クン。

声を震わせながら感謝の挨拶。なんて素直なナイスガイなんでしょ!
※ここをTVがカットしたのは意外!

当日、外は蒸し暑い夕刻だったが、会場内は爽やかな空間でありました。
スポンサーの出光興産さん偉い。



外資系と合併なんてしなくてイイです。
芸術文化活動を支援する企業として、これからも活動を継続して
欲しいと思います。

「題名のない音楽会」
これからも毎週楽しみにしていますよ。
機会があれば、また観覧に出かけたいとも思いました。
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題名のない音楽会「スポーツの祭典の音楽会」(1)

2016年07月31日 | 邦楽
これも6/30観覧の思い出をまじえながら…。

2週撮りで「冨田勲の音楽会」との二部構成。
今回は「スポーツの祭典の音楽会」。



「もうすぐリオデジャネイロ・オリンピックが始まりますね」
…という本放送での第一声。
収録日には「エッ!?」と思ったものだが多くの日本選手が
ブラジル入りしている今ならしっくりくる。

演奏は
いきなり、ジョン・ウィリアムズ作曲のロサンゼルス五輪の
「オリンピック・ファンファーレとテーマ」。

大会終了後も演奏され続け、
そのままスポーツ・ファンファーレの定番曲としてTVなどで
使われている名曲だ。



「スターウォーズ」や「スーパーマン」など、
数々の映画音楽で名作を生んできたジョン・ウィリアムズ。
彼らしい楽曲で、ロング・ヴァージョンは初めて聴いた。



続いてFIFAワールドカップで有名なサッカー。
ヴェルディのオペラ「アイーダ」の「凱旋行進曲」が有名で、
世界中のサポーターたちがスタジアムで歌っている。

「アイーダ」の舞台は古代エジプト、。
ヴェルディは壁画からヒントを得て長い長いトランペットを
考案し、これが「アイーダ・トランペット」になった…と。

奏者は感想を聞かれ「自分の音が聴こえない」事とともに
(単純に)「重い」と返答。
バランス取りの難しさも特徴な模様です。



そして、コープランド作曲の「市民のためのファンファーレ」も
アメリカが生んだファンファーレの名曲。

ELPファンの私は感激しきり。
ティンパニの後、私にはカール・パーマーのタム連打も聴こえて
ましたよ…。

「冨田勲の音楽会」でも、(放送ではカットされてたが)キース・
エマーソンの名前は出てたし、この日の収録はエマーソンゆかりの
物でもありましたよ。



ELPネタはともかく、
スポーツと芸術に関する薀蓄は玉木正之氏の独壇場。
放送された番組では女子アナの声で録り直され、映像付きで流されたが
ほとんど全て玉木氏が喋ったものでした。

(続く)
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指揮者:藤岡幸夫氏の冨田勲追悼

2016年07月31日 | 邦楽
初音ミクが特別出演し、冨田曲がオーケストラにより
演奏された「題名のない音楽会」冨田勲の追悼特集。

7/31(日)の夜11時から、BS朝日にて再放送された。



私は「毎週録画モード」で朝の地上波を録ったのだが、
やはり「無圧縮」の高レートで保存しようと再トライ。

「題名のない音楽会 / 冨田勲の音楽会」

司会:五嶋龍(Vr.)、松尾由美子
藤原道山(尺八)、初音ミク(歌唱)、
ことぶき光(エレクトリック)、
本間千也(Trp.)、藤岡幸夫(指揮)、
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(演奏)



放送曲

1:冨田勲 人気テレビテーマ曲メドレー

「リボンの騎士」
「きょうの料理テーマ」
「勝海舟テーマ」
「文五捕物絵図」
「新日本紀行」



2:「イーハトーヴ交響曲」 初音ミクメドレー
「イーハトーヴ交響曲:3.注文の多い料理店」
「イーハトーヴ交響曲:5.銀河鉄道の夜」
「イーハトーヴ交響曲:7.岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>」

3:「『ドクター・コッペリウス』より 
  フィナーレRising Planet 9」



再度みても素晴らしい。
ミクさんなんて、「パソコンのなかから」出ちゃってますよ!

指揮者の藤岡幸夫氏による「冨田勲エピソード」も楽しかった。
BSジャパン「エンター・ザ・ミュージック」の冨田勲追悼番組でも
思い入れを語ってくれた藤岡氏の肩書きは、関西フィル首席指揮者。

BSジャパン「エンター・ザ・ミュージック」(毎週月曜23:00)の指揮・
司会として番組の立ち上げから関わってらっしゃる。

今回「はじめてミクさんの手にキスをした男」としても注目されたが、
ご本人は至って平静で。

「好みは峰不二子のような女性」と涼しい顔。
※萌えとは無縁って事ですか・・・。
 私は不二子ちゃんもミクさんも両方スキです。←オマエの事はイイ!



「エンター・ザ・ミュージック」の冨田勲追悼番組でも、特撮劇伴の
『キャプテンウルトラ』や『マイティジャック』をあげた藤岡氏。

「この頃から大ファン」「音楽を聴くためにDVDを買った」などという
素晴らしい発言もあった。
※残念ながら関西フィルによる実際の演奏は無し。

存命時の特集を再編集したシーンでも、『源氏物語幻想交響絵巻』や
『交響詩ジャングル大帝』から『星になったママ』などを取り上げて、
指揮も思い入れがこもったものだから、もう堪りませんでしたよ。



冨田先生との対談では「シンセサイザー音出し」に関して
「最後は…勘だねぇ」なんてコツを聞き出し。
「先生、こんな凄い機械を扱うのが“勘”ですか!?」と
ゲラゲラ笑うシーンもあった。

「LPレコードが発売されたばかりの頃、海外からクラシック・
レコードを輸入することが如何に冒険だったか」を聞きだしたのも
グッジョブでした。

保険として同じ盤を2枚買われてたとか…!今の価格で9万円×2!
※航路中に割れたとしても保障がないから皆2枚買ってたそうな。
とうぜん父上に頭を下げての申し込み。届いたのは約半年後。

そのレコードは、なんと“あの”「春の祭典」!!



父上に「どれ私にも聴かせてみなさい」と言われて針を乗せたが
古賀政夫ファンの父上は「う~ん」と困ってしまわれたとか。

冨田「そりゃそうでしょう。最初のファゴットの、あのしょ~もない…」
藤岡「そんな、『しょ~もない』って、怒られちゃいますよ(笑)」

※ファゴットのソロで始まる『春の祭典』。
 初演時、低音楽器のファゴットが非常識とも言える高音域で
 吹き始めた為、客席にいたサン・サーンスは「楽器の使い方を
 知らない者の曲は聞きたくない」と直ぐに席を立ったとか…。

冨田「いや~古賀政夫の要素ないから、そう聴こえたでしょう」
藤岡「まぁ、そうですねぇ」
冨田「そこからドンドッドドンドッドって始まっちゃう。宗教っぽい」
藤岡「(笑)」
冨田「そういうの当時日本で流行ってたから。どうりで高いレコードだと」
藤岡「息子が宗教に入れあげた…と思われちゃったんですね(笑)」

…なんて、貴重な話を楽しく聞かせて貰いました。

冨田先生との最後の遣り取りはメールだったそうで。
「次に関東で『源氏物語幻想交響絵巻』やる時は是非タクトを
振って欲しい」…そんな内容だったそうです。



真剣な顔で「もうね、『源氏物語幻想交響絵巻』は…傑作だよね」
「指揮していてね、あの時代の“匂い”が本当にするんだよね」
なんて語る藤岡氏の「冨田作品への思い」は素晴らしいものが
ありまして。

これは『源氏物語幻想交響絵巻』関東公演があったら見に行かなきゃな
…と。思わされたBS特集なのでした。
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新大久保で焼肉

2016年07月30日 | 生活
連れ合いのお友達と我が家族で焼肉へ。
※コンビニで少女漫画「デラマ」を購入しつつ
 レジ待ちの間に我慢できずに読み始めて熱中して
 しまう、通称「デラマ」ちゃんである。
 桂田5のギグで私は会ったばかりです。

お店は、新大久保の『焼肉製作所 チョルドゥンノム』。



旧店名にっこりマッコリ、駅から3分の立地。
網焼きじゃなくて特殊なグリル内で炭焼きするので
油が落ちてヘルシー且つ美味しい。
※臭いも服に付かない。

「製作所」というか「工場」というか、レジ横に並ぶ
工具の数々。でも、これは調理には使いません(笑)。
※イメージです。



まずは生ビールをオーダー。
この辺りの店ではアジア産のビール各種置いてる所も多いが
こちらの品揃えは、まぁ普通だ。

我が子はサイダー。デラマちゃんも生ビール。
連れ合いはマッコリ。
※小サイズだったが、瓶に結構な量が入っていた。やっぱり
 飲み物はマッコリがメインですな。

お肉は・・・スモークサムギョプサル 1串(150g)640円。
燻製された肉に箱型グリルで火を通す一番人気メニュー。
※厚めに切ったベーコンって感じの味と食感・・・



他にもエリンギやニンニクサムギョプサルも一緒に焼いて
後半はチョロスもクシ焼き。

火が通ったらグリル上のトレイに移し、いい塩梅。
エリンギとサムギョプサルには塩コショウ、チョロスは
砂糖+シナモン。実に美味。

ジャガイモとサツマイモ、ニンニクはトレイ上で焼く。



サラダのポーションも素晴らしい。
海鮮チヂミも素材が新鮮。ニラと玉葱が半生っぽいが
それが逆に旨さを増しておる。

オープン記念Webクーポンでチュロス2串サービスをGET。
そのうえ「SNSに記事をあげればその場でチュロスを
サービス」という事で私もTwitterにあげてGET。

桂田5ギグの話や近況の事など楽しくお話。
私のブログやTwitterの話も。
※「マジョリ画」の事も伝えて、興味を持って貰えましたよ。
 桂田5周辺で流行ればイイなぁ~。



混んできたので近くの喫茶店に移動。
K-POP好きの我が子は店内で流れるPVを見て大喜び。

デラマちゃんとは生まれる前から知り合いみたいなもんで
4才頃、我が子は一緒に食事しても「私の友達だよぉ♪」
なんて言っちゃっておりましてなぁ・・・。

それをニコニコと笑顔で受け止めてくれたりして、ホントに
優しいキャラで御座います。

例によって夜まで楽しい時間を過ごせて、しっかり栄養も摂れて。
なんとか夏を越せそうです。
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桂田5ギグの収穫品

2016年07月30日 | 邦楽
現場で購入。
Tシャツと手拭い。
TシャツはXL。



CDも3枚買ったので、「多摩川」手拭いを
いただいてしまった。

Tシャツは通販もあるそうです。
2800円(2枚まで送料込み)。3枚目からプラス200円。
カラーはボディ黒、プリント白。

DMとか@で受付されてますよ~。
@jingbyonghong

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少年ジャンプのアンケートハガキ(2016年34号)

2016年07月29日 | 漫画
さてさて今週も悩む上位3作品チョイス。
やっぱ「鬼滅」「ワートリ」は私にとって
固定の1,2だが
例によってあと一つが悩む。



ベスト5は選ばせてほしいと思いつつ、
「いっそニセコイと行くか!」とか
いろいろ考え中。



裏面アンケートは、またも映画。
~というかワンピースのドストライク質問。
イベントに関しても聞かれている。

見た事ない私からすると、またもアウェイ感あふれる
質問だ。
例によって正直に答えるとしよう。
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「週刊少年ジャンプ」2016年34号(感想その2)

2016年07月28日 | 漫画
『食戟のソーマ』
なんか試験形式の中で教官たちがヤらかしてくる嫌がらせが
セコく感じられて仕方ない。



『背すじをピン!と』
全員で盛り上げに掛かるところで、つちわたコンビの必殺技!
ここで登場させますか!

「主役は、僕たちだ!」って・・・
ハイ、あなたたちが主人公ですよ!



『ワールドトリガー』
作戦回。
登場人物増えて各キャラの印象が薄まらないか心配したが、
余計なお世話だった。(笑)
まじめに作戦練ってるかと思ったら敵アイコンを妙にキャラ付け
している王子先輩。
ただ食いもんの話をしている生駒隊。
一方、大人たちは大人な思惑を話し合う。
まぁ、唐沢さんは「その上で」修たちが乗り越える事を期待して
いるフシがあるが。



『ハイキュー!』
ジャパン・ユース合宿。影山もしっかり刺激を受けてる様子。
クセのあるトップ選手たちとの交流(?)が面白い。
そしてツッキーまでが自主練を!



『ニセコイ』
ホンモノになっちゃいました。
まぁ、ここで千棘ちゃん、素直で可愛さ爆発。



『ゆらぎ荘の幽奈さん』
臨海学校の本番。女子キャラ全員水着です。
妖怪登場でもれなく脱がされます。
もう画像UPできません。日の光で隠れてますが、とんでもない
格好で晒されてます。
くっつかれて「ま、まずいよ」ばかりに、妖怪退治に向かう主人公
コガラシ君はストイック過ぎです。
もう、なまじバトルシーン入れるならお色気シーンをブチ込もうって
感じですなぁ。
※それでイイ気もしますわ・・・



お色気といえば
『僕のヒーローアカデミア』でも遂にラッキースケベが発動!
爆風で吹っ飛ばされた出久に圧し掛かる発目さんの「おっぱい」。
動揺する出久、それを目撃したお茶子さん!

お茶子さんの出久クン意識に拍車が掛かるか!?
いや、お茶子さんのも結構ご立派ですが。

『たくあんとバツの日常閻魔帳』
いじめ題材とは、なかなか重い。
次が征伐回となって溜飲を下げる展開となるか?

『ブラック・クローバー』
「絶望をも喰らう悪魔!」、そーきたか!
アスタはダークサイドから見たら悪魔のような存在か!
その際の絵が「デビルマン」っぽくって最高です!
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「週刊少年ジャンプ」2016年34号(感想)

2016年07月28日 | 漫画
表紙は連続して『ワンピース』。
映画推しで豪華なキャラ盛り込み。



本編はファミリー内でのサンジの境遇が明らかに。
お姉ちゃん結構イイ人かと思ったら・・・。
オヤジが最後にゃ「実は誰よりもサンジの事を思ってた」
~なんてオチになればイイんだが・・・。



『鬼滅の刃』
ついに善逸の戦闘シーン登場ー!
それ以前は「ア″―――ッ(汚い高音)」とか、ヘタレなりに
子供者を守ろうとする責任感があったり、憎めないヤツです。

個人的には「苛められっ子がキレて泣きながら猛パンチ」みたいな
展開を予想してたが、それを軽く超えて来られました。



恐怖が限界超えて「プチッ」と意識トンじゃうって・・・。
そんで、雷属性の剣技なんて・・・カッコよすぎる。

助けたコに「なんなんだ」みたいに呆れられてるのも面白いと
いうか、もう最高です。

善逸と行動を共にして行けば珍道中になって楽しいそうだけど、
そうすると禰豆子の出番が・・・。

一方、猪オトコは我流の鬼殺野郎だった。
ぐるぐる回る鬼屋敷、まだまだ色んな展開が待ってそうです。



『火ノ丸相撲』
火ノ丸復帰でダチ高快進撃・・・の回だが。
なんと、堀ちゃんの魅力も大爆発。

以前から分かってたけど、火ノ丸の事を思わず「好き」だと呟いて
一気に顔が赤くなるシーンは可愛くて参りました。

甘酸っぱ展開に加え、マネージャーとしての有能ぶりも見せ始めた
堀ちゃん。

焦りが見えるレイナさん。
頑張れ、キミだってスマホ使う現代っ子として貢献したじゃないか!



『左門くんはサモナー』
夏祭り回。女子たちの浴衣があでやか。
カラー絵のてっしーは主張し過ぎない腰のラインが良い。
ヤーさんは美人。
アンリさんの胸が帯に乗っちゃってる。
最後は左門君の悪魔組が登場してのオチ。
安定してるね。

(続く)
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「翔んで埼玉」を購入

2016年07月28日 | 漫画
コンビニにあった『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』を見て
我が子が「あっ、『翔んで埼玉』だ!」と叫んだ。

「なんだ、知ってるのか?」と尋ねると
「友達が知ってる」「読んでるみたい」と元気に答えよった。



『翔んで埼玉』は埼玉県を題材にしたギャグマンガ。
あの『パタリロ!』の作者・魔夜峰央さんが1986年に発表したモノだ。
2015年12月に宝島社から改めて発売され、3カ月足らずで55万部を突破。
最近のブーム「地方ディス」にマッチし、マツコ・デラックスの番組で
紹介されたのがヒットのキッカケだとか…。

『翔んで埼玉』のストーリーは、埼玉育ちの美少年が東京都民による
埼玉弾圧に反旗を翻すという物で。
ここに年下の美少年や作者、ど~みてもパタリロな後ろ姿のキャラが
加わり、過剰な埼玉ディス・ネタを倍加させている。

我が子も、こういう漫画を知るようになったか…と嬉しく思いましてな、
「じゃあ買ってやるか」とコンビニで購入。

耽美や同性による性愛シーンも得意な魔夜峰央さん。
それでも埼玉ディスの中では、さすがに「そっち」色は強く発揮できまい
・・・と思ったのだが。



『やおい君の日常的でない生活』が掲載されてたよ…。
相手の弱みを握るため、いきなり脱がしてますよ。



そのうえ、自分もズボンを降ろしてます。
年上のおじ様に無理やりな事やってますよ。



そして終いにゃ自分はズボンを上げて、相手は「ううう」と伏せている。
完全に「事後」の絵…。

こんなん我が子に見せられるか―――――――!!!!!

…なんて事もあって、
試し読みした後の『翔んで埼玉』は、ウチの職場の休憩室に置いて
あったりするのです…。

*まぁ、私自身は中学生時代にゃ「こういう漫画」読んでましたけどね
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東京とんこつラーメン「屯ちん」へ行く

2016年07月27日 | 生活
せっかく我が子と池袋に来たのだから…と
東京とんこつラーメン「屯ちん」に昼食を食べに行く事にした。



1992年池袋で創業を始めた屯ちん。
背脂の浮いたスープは、豚骨ベースに濃口醤油で旨味を引き出し、
豚・鶏・野菜などを長時間じっくりと炊き出したコクのある味で。



麺は手もみを加えた中太ちぢれ自家製麺。
私とラーメンの好みが似ている我が子だけに食わせれば喜ぶだろうと
連れ立って入店いたしました。



昼の1時は過ぎてたが、席は一杯だった。
食券を買って暫く待つ。

大盛りも同じ値段なので私は東京とんこつラーメン大盛りを。
ライスは無料サービスなので、我が子には並の東京とんこつラーメンと
ライスを注文した。



腹が減ってたので一気に食いきった。
我が子がライスを残しそうだったので、私のラーメン・スープにブチ込んで
一気に食った。腹がパンパンになった。←トシを考えろよ

やっぱり美味い。
我が子に「どうだ?」と尋ねると頷いて親指を立てた。
※でも後で聞いたら「油がちょっと…」と言っていた。まぁ背脂がねぇ…

さぁ、帰るかと店を出ると、前のビルが工事中で金属フェンスが立って
いるのだが。

そこに「池袋の今/昔」みたいな写真が貼ってあって、その変わり様は中々
興味深かった。



サンシャインの周りなんて他に高い建物ないし。
釣り堀もあってビックリさせられるし、映画館は名画座含めて立ち並んでいる。
※今もあるけど、館数が違いすぎる…。

注目なのが新作として上映されている『ボクサー』。
監督:寺山修司
出演:菅原文太 清水健太郎 小沢昭一 春川ますみ 地引かづさ 具志堅用高
1977年作品。

清水健太郎が足が不自由な沖縄出身のプロボクサーを演じている。
トレーナー役が菅原文太。


映画としては…「まぁ、こんなトコロか」という内容でしたが
世界王者時代の具志堅用高がカメオ出演し、迫力十分の練習ぶりを見せるのが
凄いのです。
※目つきも怖い時期…。

西城正三は元王者として客席に登場、ハンサムな風貌は現役当時のまま。
さらにボクシング・ファンとしては映画のポスターにも注目だ。

ライト級の体格でミドルやヘビーの強豪と対戦した伝説のボクサー=サム・
ラングフォードの「レフェリーの判定を得るには百万のパンチが必要だが、
ノックアウトなら一発のパンチで済む」という名言が中央に配されている。

まぁ、ここまで凝ったのなら本編ももう少し頑張っていただきたかった
…ってのが本音ではありますがね。

上映当時の映画館の雰囲気が伺い知れた。
そんな意味でも屯ちん詣では意義があったというものです。
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「LaLa40周年記念原画展」に行く

2016年07月27日 | 漫画
白泉社の少女マンガ誌・LaLaの40周年を記念した原画展
「美しい少女まんがの世界」が、西武池袋本店別館2階
西武ギャラリーにて7月23日から開催されているってんで。



我が子を連れて行って参りましたよ。

会場には美麗なイラスト、カラー原稿が展示されており
目の保養させていただきました。

私にとってLaLaといえば、成田美名子、山岸凉子、大島弓子、
清水玲子といった各先生方の名前が浮かびますよ。

入ってすぐに掲示してある年表と当時の表紙を見て、
ひたすら感激。



山岸涼子先生が描いた創刊号の表紙なんて、殆ど絵画です!
その並びには成田美名子センセの最初期作「あいつ!」が!
※この頃の絵柄も大好きです!

各先生方・総勢63名の原画270点以上が一挙公開されてます。

「綿の国星」のチビ猫から「夏目友人帳」のニャンコ先生まで
LaLaが生んだ可愛いキャラクターを集めた『PRETTY』、
学園モノの各シーンを集めた『SCHOOL』、
LaLaに登場したハンサム男子を集めた『IKEMEN』、
恋愛テーマ作品の原画を展示する『LOVE』、
ファンタジー・SF作品のコーナー『FANTASY』と、
さまざまなコーナーが設けられている。



40周年記念のメッセージ入りサイン色紙も展示。
青池保子先生の「Zとエーベルバッハ少佐」が並んだ色紙に感激。
※「エロイカ」のスピンオフでZ君主人公の作品…良かったよね。

付録、応募者全員サービスのグッズなどもガラスケース内に展示。

私の思い入れある先生方といえば、「青池保子、竹宮恵子、大島弓子、
木原敏江、萩尾望都、山岸凉子、和田慎二、成田美名子、かわみなみ、
ひかわきょうこ、わかつきめぐみ、清水玲子」といった方々。



※大御所とは別に、ひかわきょうこさん、わかつきめぐみさん、
 LaLaじゃないけど「V-K☆カンパニー」の山口美由紀さん達の
 絵柄も、ワタシャ無性に好きだったんだよなぁ~。
 
※大御所といえば、「日出ずる処の天子」カラー絵が一枚だけなのは
 残念だった。モノトーン物は2枚ほどあったけどね…。

我が子は田中メカさんを「知ってる!」と喜び、「夏目友人帳」の
カラー絵を興味深そうに眺めていた。
※それとば別に私は最近の作家さんの「カラーのボカシ」に
 「パソコン作画かなぁ?カラーペンシルを水で伸ばしてるのかなぁ」と
 興味津々で見つめてしまいました。



基本的に撮影禁止なのだが、OKな場所としてニャンコ先生+40周年号、
創刊号の大型パネルあり。
我が子と私でそれぞれ記念撮影。

販売エリアでは複製原画のほか、原画展オリジナルグッズも多数
用意されていた。



バッジやアクリルキーホルダー、クリアファイル、コラボクッキー、
ポストカードなどなど、盛り沢山。
※青池先生のポストカードが売り切れてたよ!



私は、萩尾望都先生、大島弓子先生、清水玲子さん、ひかわきょうこさん、
わかつきめぐみさんの物を購入。
※みな美麗イラストだけど、特に清水玲子さんのは堪らんなぁ…

前売り券は各種プレイガイドなどで販売され、原画展のメイン
ビジュアルを使用した「A3ポスターカレンダー2017」も付いて
くるとの事。


「LaLa40周年記念原画展 美しい少女まんがの世界」

会期:2016年7月23日(土)~8月2日(火)
会場:西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー
時間:10:00~21:00(7/24、7/31は20:00まで、入場は各日閉場の30分前まで)
入場料:一般1000円、大学生・高校生800円、中学生400円(小学生以下無料)
前売券:800円(A3ポスターカレンダー2017付)



主な出展作家

青池保子、竹宮恵子、美内すずえ、大島弓子、木原敏江、萩尾望都、
山岸凉子、和田慎二、三原順、坂田靖子、成田美名子、かわみなみ、
星崎真紀、ひかわきょうこ、樹なつみ、玖保キリコ、なかじ有紀、
わかつきめぐみ、安孫子三和、清水玲子、岡野史佳、桑田乃梨子、
杜真琴、六本木綾、森生まさみ、橘裕、麻生みこと、柳原望、
津田雅美、宇野亜由美、筑波さくら、樋野まつり、平井摩利、
マツモトトモ、渡辺祥智、にざかな、田中メカ、槻宮杏、緑川ゆき、
呉由姫、葉鳥ビスコ、川瀬夏菜、草川為、天乃忍、小椋アカネ、
時計野はり、林みかせ、あきづき空太、萩尾彬、唐沢千晶、斎藤けん、
響ワタル、仲野えみこ、ふじつか雪、藤原ヒロ、藤方まゆ、辻田りり子、
弓きいろ、可歌まと、石原ケイコ、池ジュン子、夢木みつる、晴海ひつじ
(敬称略)
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私のマジョリ画

2016年07月26日 | 生活
資生堂に「マジョリカマジョルカ」というメーキャップの
ブランドがあって。
パッケージは“あの”宇野亞喜良先生が担当されていて、
さすが資生堂さん!…てなデザインなんですが。

※AQUIRAX先生といえば、日本の挿絵画家・グラフィック
 デザイナー。寺山修司の舞台、宣伝美術を手がけるなどした。
 イラストレーター以外にも舞台美術、芸術監督等も務める、
 グラフィック界の大物。



そして資生堂さんは期間限定のサイトも公開。
『宇野亞喜良さんのイラストで似顔絵が作れる』というもので。
その画像はダウンロード可能、SNSで公開・共有可、そして
似顔絵をギフトボックスと共に相手に贈れるというサービスも
ありなのだ。
※これで売り上げUPすれば資生堂さんもホクホクだし、
 うまい展開だと思います。

その名も「マジョリ画」!
mj-gift.shiseido.co.jp

似顔絵は「輪郭」「髪型」から「目の形」「眉」「唇」など
複数のパーツと、「ポージング」「アクセサリー」などを
組み合わせて作るのだが。

写真からも作れるし、パーツを選んでいっても作れるしで
ほぼ確実に「似る」のです。
しかも、パーツの全てがAQUIRAX先生のイラストなので、
出来上がりに不満があるワケなし!

まぁ、
例によって先に見つけた連れ合いが教えてくれたんですけどね。

~で、先に自分の作って「イイでしょ!」と見せられて
「おお~!カワイイじゃん」と私がいうと、

「あなたのも作ったよ」。

・・・へ?
「わたしオッサンですけど」と思ったが
「まぁ短髪や太眉のアイテムもあるし面白いかも」・・・と
考え直して連れ合いのスマホを覗いてみると



若い頃の私が中性的になってこちらを見つめている。

AQUIRAX大先生のイラスト・・・。
感無量だ。

そして思いを馳せる。
私も若い頃にこれぐらいオシャレできてればなぁ。
モテに繋がったろうになぁ・・・。
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7/24のイベント「桂田5」のギグに行った(2)

2016年07月25日 | 邦楽
観客サービス(?)としてサイリュウムが多数配布されていた会場。

なぜか食パンも数個バラまかれ、受け取ったファンは「サイン入り」と
知って大喜び。
「これで数日食いつなげれるでしょ」と赤ツナギさんが悦に入る。

「みなさん、フジロックのレッチリ蹴ってこっちに来てくれて有難う」とも(笑)。
何度か言われてた。



編成はドラムなし。
打ち込みのスタートとカウントを元ドラマーの人が担当。

序盤の曲はベースも登録、旧知の新メンバー(g)と演奏開始。
思い出話から最近の心境まで語られるMC。

曲の終わりには「じゅてーむ」と熱い呟き。
※たぶん完全な思いつき。客席を楽しませてくれます。

歴代の在籍メンバーも代わる代わる登場。
赤ツナギさんを盛り上げる。
サイリュムの赤と緑が配られたのだが、Mr.赤ツナギは
「赤が足りねーぞー!」と叫んで客席を沸かせてくれた。


※画像はツナギ脱いだ後の物
 上半身をはだける時は「マクラから噺に入る真打落語家」
 みたいでした。分り辛い喩えだけど。
 
MCも好調。
「Twitterで声かけて貰うようになって嬉しいけど」
「皆が好きだって言ってくれる曲、大体オレが作ったんじゃないんだよね」
「桂田の曲は殆どボクが作ったはずなんですけどぉ~」とボヤいて笑いを誘う。

※私はやっぱ投げやりな「三丁目の夕日」が好きです。
 投げやり系以外にもトボトボ感ある曲あって面白かったです。

中盤には「今後結成するグループの曲」も演奏された。
「自分は歌わない」「ギターも弾かないかも」とのコメントあり。
作曲に専念されるという事なんだろうな。
※ギターは抱えてサビだけ歌うとかして欲しいですけどねぇ

~とは言え
ステージが進むに従って、どんどん調子が上がってくるのが分かる。
ベースが加わり、ギター2本になってソロが絡みだし、最高なノリが
生み出された。



お世辞抜きでカッコイイ!
※これで終わりなのは勿体無く感じましたよ。

最後は百恵ちゃんのように(ホントに)静かにマイクを置かれるかと
思ったらアンコール。

しっかりと、それに応えて終演。



あとは何となく雑談タイム。
赤ツナギさんのオトモダチと会話を楽しませて貰いました。
※まぁ、何度も会った仲ですから。皆さん良い人ですし。

あと、わざわざXLを準備してくれたグループTシャツも購入。
桂「ダ」のマークあるナイスなデザインの物です。

桂田5のCDもあるという事で、3枚購入。
※ウチに「三丁目」あったと思ったが、見つからないので・・・

そうしたら「多摩川」の手ぬぐいをサービスしてくれちゃいました。
恐縮しながら貰ってですね、メンバーの方とも話たりしてね。

気がつきゃ、ずっと居座って。記念撮影まで参加しちゃって。
最後の一本締めで「いよ―――!」なんて誰よりもデカイ掛け声を
出したりしてね。
※演芸場に通ってた時期あるもんで、つい思い出してしまったのです。

気がつきゃ終電間際。
明日の仕事もあるので、さすがに引き上げたが。
ホントは皆さんとラーメン食いたかったですよ。
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7/24のイベント「桂田5」のギグに行った

2016年07月25日 | 邦楽
昨日の事ではありますが。

渋谷Guestの邦楽バンド「桂田5」のライヴを見に行って来ました。

まず迷った。
渋谷のO-EastやO-Westには何度も来てるのに。何度来ても道玄坂から
ラブホ街に入るエリアでは迷ってしまう。

今回はオーチャードホール側から向かったが、それでも迷った。
そもそも以前オーチャードに行った時も迷ったんだから困ったもんだ。
※田舎者なんでねぇ…



やっと見つけた会場、渋谷Guest。
建物のB2Fでエレベーターで降りたら直ぐ会場。

事前予約の形でチケット代とワンドリンク分を支払う。
※ドリンクは後でビールをオーダー。
まだ空いてたので落ち着きそうな角の席を確保。

メンバーはリハーサル中だ。
私はまったり待機。



桂田5は、連れの友達と関わりある人がメンバーに居るバンドで。
最初に見たのが解散ライヴだった。

そのステージ上で、投げやりな歌詞を投げやりに歌う青年に目が
行ったのです。

最後は捨鉢っぽく投げやりな歌詞を叫んで終わり。そんなライヴ。

どうでも良さげだけど実はそんな事はなく、何かの意味がある。
「そんな事ないんだよ」という隠喩がある・・・。

そんな歌詞かと思えば、たぶん全然そんな事はない。
本当に投げやり。

・・・そんな印象。

でも投げやりがダメかと言うと決してそんな事じゃない。
投げやり、素晴らしい。

それが「心からの絶叫」なら、それは正しい。



その叫びとともにバンドを解散させた彼と
なんか私はツイッターで「いいね」しあったり、P・マッカートニーの
ライブに行って一緒に涙ぐんだり、ビートルズのTシャツを贈ったり・・・
そんな感じで関わってるんですよね。

そんで、今回お呼びいただいた・・・と。

まず最初はMONOTOONS。
PC打ち込みの演奏で女性ヴォーカルが歌い、踊る。
男性メンバーが桂田メンバーと古い仲間。

「オチはありませんよ」と言いつつ思い出ばなしなど・・・。
これが見事なオチがあり、会場は爆笑。

「オチあるじゃんかよ!」と桂田メンバーから声が上がる。
アットホームだねぇ。いい雰囲気だねぇ・・・

不思議な雰囲気を醸し出す女性ヴォーカルと、DJスタイルのメンバーが
※お一人はちょっと小西康陽氏っぽいかな?
作り上げるサウンド。

生ドラムが最高と言いつつ、打ち込みでもリズムが刻まれれば身体が動く。
習性だねぇ・・・。

MONOTOONSが終わってイベントは小休憩。
私はトイレに入って「おお、なんか素敵なポスターが貼ってあるぞ」と
また物好きの虫が騒ぐ。

※「痴漢です!!」イラストレーター・師岡とおる氏によるものか!?
 ~とか喜んで後で調べたら違ってた。
 「電Q!」って人でした。
 「ぽわん」てグループのアルバム「こわれちゃう」発売告知ポスター。
 80年代テイスト溢れる絵柄はファンシーっぽくあり、とってもキュート!
 色んな絵師さんが居るんだな~と感じ入る。



赤いツナギを着た桂田のリーダー(?)は既に飲んでるんだか、リラックス
してるんだか良く分からない。

いよいよ出番!
~でステージに上がり。
さあ始まるぞと客席を向いた彼の目は・・・。

瞳孔が開いてました。

ああ、やっぱりこの人はステージに立つ人なのだ。
そう思った瞬間だった。

(続く)
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「題名のない音楽会 / 冨田勲の音楽会」観覧の思い出(その2)

2016年07月24日 | 邦楽
最後に演奏された『ドクター・コッペリウス』の 
「フィナーレRising Planet 9」



もう、これが本当にスケール豊かで感激しました。

最初の重低音はシンセサイザー。
続いて時計が秒を刻む音。

ここで、プログレファンならピンク・フロイドの「狂気」を
思い起こしただろう。

「狂気」の原題は「The Dark Side of the Moon」。
月の裏側。
惑星の裏側でバレエを踊るという壮大なテーマが語られている
Dr.コッペリウスだけに、ワクワクせずにはいられない。

そこから繋がる美しいシンフォニー、
本間千也さんの素晴らしいトランペット、
「ツァラトストラ」ばりに勇壮なティンパニ。

そして、壮大なエンディング!

会場で聴いた迫力は凄かった。
本当に、本当に涙が出た。

まさに冨田音楽の集大成!



※オーケストラにシンセの反復音を同期させるのは既に大河の
 「徳川家康」で実践済みだが
 今回はシンセサイザー・アーティスト冨田勲が交響曲作曲家の
 冨田勲と「がっぷり四つ」を組んだイメージなのです…。

11月の本編上演では、ここに初音ミクやバレエダンスが加り、
壮大な総合芸術が繰り広げられるのですから。
もう、音楽史上などとは言えません。
日本の総合芸術史上に残るイベントになるのは間違いないと
実感したのです。

そう、冨田勲先生が音楽の魅力に取り憑かれたきっかけとなった
「春の祭典」のように!



そこで「春の祭典」に関して(私自身の)おさらい。
『春の祭典』は、1913年に完成したバレエ作品。
音楽はロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーが担当。
1913年5月29日、ロシア・バレエ団によって初演された。

天才ダンサーのニジンスキーをメインの振付師に招き、美術は画家の
ニコライ・レーリッヒが担当。
※ガガーリンが「地球は青かった」の後に「レーリッヒのブルーの
 ようだった」と述べてた画家との事。
 以前の『題名のない音楽会』で知りました(笑)。

まさに「新たな時代を築く総合芸術」として、シャンゼリゼ劇場の
杮落しとして上演されたのだ。



20世紀の近代音楽の傑作に挙げられる作品だが、複雑なリズムや
不協和音に満ち、バレエ振付も旧来の物と大きく異る事から、
初演時は賛否両論、会場で乱闘騒ぎが起きる「事件」を起こした
ことで有名。

少年時代の冨田氏は、この音楽をラジオから聴いて衝撃を受けて
音楽に目覚めたとか。

※終戦間際は空襲警報を聴くためにラジオは点けっぱなしになっており、
 時々FENのジャズやクラシックが混線して聴こえて来たとか。

 また、同曲は作曲家を志した伊福部昭先生にも大きな影響を与えたと
 いうから、その革新性が窺い知れるというものです。



もちろん現代の日本人は「クラシック+シンセ+ヴォーカロイド」も
好意的に受け入れる懐深さを持っていますから。

「ドクター・コッペリウス」が賛否両論、客席で怒鳴り合い…なんて
ないでしょう。

「題名のない音楽会」番組の最後に紹介された、冨田勲先生の名言
「感激してくれればいいねぇ、お客さんがね」という言葉。

これは、亡くなる1時間前に11月の公演「ドクター・コッペリウス」に
向けた打ち合わせ中の言葉で、録音された冨田先生の最後の肉声。
「お別れの会」やNHKの追悼番組で流されたもの。

追悼番組も見ながら泣いちゃったけどね。
もうね、私は既にプレ演奏で感激しちゃってますよ。

感極まって泣いちゃってますよ、冨田先生・・・。
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