あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ヤードバーズ来日

2016年09月30日 | 英国ロック
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが共演か!?
…なんて話題もありますが。

クラプトン、J・ベック、J・ペイジを輩出したヤードバーズの
来日公演が、そもそも10月に決定しているのですよ!



中心になっているのは、オリジナル・メンバーのジム・マッカーティ。
最新ラインナップに気鋭のギタリストを擁しての50周年ツアー。

その一環で10月21日(金)~23日(日)に東京・コットンクラブ、
25日(火)にブルーノート東京にてコンサートが行われるとの事。

【THE YARDBIRDS】

メンバー
Jim McCarty(ds,vo)
Johnny A.(g)
John Idan(vo,g)
Kenny Aaronson(b,vo)
Myke Scavone(harmonica,vo,per)

●2016年10/21~10/23 東京・コットンクラブ

10/21(金)
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

10/22(土)
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

10/23(日)
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

【チケット】

[自由席] テーブル席 : ¥8,500
[指定席]
BOX A (4名席) : ¥10,500
BOX B (2名席) : ¥10,000
BOX S (2名席) : ¥10,000
SEAT C (2名席) : ¥9,500

※一部を残し、まだチケット残数あり。

●2016 10.25 ブルーノート東京
[1st]Open5:30pm Start6:30pm 
[2nd]Open8:20pm Start9:00pm

【MUSIC CHARGE】
¥8,500(税込)



1962年に結成され、シングル「フォー・ユア・ラヴ」、「幻の10年」、
アルバム『ロジャー・ジ・エンジニア』、『リトル・ゲームズ』など
後のロック界に影響を残すレコードを発表。

ブルース・ロックからフォーク、ポップ方面まで取り入れた音楽性で
多くの支持を集めた名門バンド。
68年に解散したが、92年に再結成したザ・ヤードバーズ。

「伝説」の楽曲を体験するってのも、オツですなぁ。
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「CLASSIC ROCK AWARDS」にジミー・ペイジ出演決定

2016年09月29日 | 洋楽
英国のクラシックロック誌が主催しているロック界のアワード、
「CLASSIC ROCK AWARDS」が11月11日(金)の日本初開催が決まり、
ジェフ・ベックなどの出演者も発表済み、チケットも発売されて
いるのだが。



その最終ラインナップ発表で、これまた大物の名前が出た。
レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジさんです。

ペイジは、『レッド・ツェッペリン/BBCライヴ』をリマスタリングと
未発表曲追加した『コンプリート版』を9/16に全世界同時発売して
話題になったばかり。
※「最近のアルバムじゃん」と思っていたら1997年の発売でした…。

ペイジといえば、近年はレッド・ツェッペリンのオリジナル・アルバム
リイシュー(デラックス・エディション)のプロモーションで来日して
いるものの、コンサートは1996年の「ペイジ・プラント」以来20年ぶり。

また、ジェフ・ベックは当日のみのSPバンドを結成。
メンバーはストーン・テンプル・パイロッツからディーン・ディレオと
ロバート・ディレオ。(ジョニー・デップらで結成された)ハリウッド・
パンパイアーズのメンバーとして知られるトミー・ヘンリクセン。KORNの
レイ・ルジアーだそうだ。



【クラシックロックアワード2016 +ライヴパフォーマンス】

出演アーティスト(順不同)
ジェフ・ベック、 ジミー・ペイジ、チープ・トリック、
カーク・ハメット(メタリカ)、ジョー・エリオット、バンブー
フィル・コリン(デフ・レパード)、ジョー・ウォルシュ(イーグルス)、
リッチー・サンボラ、オリアンティ、スロット・マシーン、サラ・ヘロニモ、

ジェフ・ベック スペシャルバンド

日時:2016年11月11日(金)
会場:東京・両国国技館
時間:17:00開場 18:00開演
【数量限定チケット】
パーソナル・スポンサーシップ・パッケージ 300,000円(税込)
プラチナ・VIPパッケージ 150,000円(税込)
ゴールド・VIPパッケージ 60,000円(税込)
スペシャル・ボックス 250,000円(税込)

【一般チケット】
一般席A 18,000円(税込)

ペイジさん、どれくらい弾けるか。その辺にも注目が集まりそうです。
※ポール・ロジャースも参加してたら行くんだけどなぁ~。
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後藤隊長カレンダー(2016秋~)

2016年09月28日 | 漫画
「究極超人あ~る」の(ほぼ)週めくりカレンダーは
8月分で終わり。

そのまま貼ってたら「後藤隊長版」が出だされたので、9月分が
ない状態で並んでしまった。



今回のは「名言集」なので。
「みんなで幸せになろうよ~」なんて忘れられないセリフが
見れるのです。



しかし
5月分、こりゃなんだ。
私、いちおう妻子持ちなんですけど…。



「破壊力」なんて言われても、ホントに貼ったら家族内での
軋轢に向け、その破壊力は凄いことになりますよ。

月スピさんで厳選した「名言集」「名場面集」だそうですが
なんで選んだか問いただしたい…。
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月刊スピリッツ2016年11月号を購入

2016年09月27日 | 漫画
月スピ11月号は、パトレイバーの後藤隊長カレンダーが
付録というので、ついつい購入。

こういう付録は人気で、売り切れが予想されるからねぇ・・・。



<商品詳細>
月刊! スピリッツ 2016年11月号
発売日:2016年9月27日

定価:税込680円

電子書籍版には付録は無いので要注意。

昨年は「超人あ~る」の「ほぼ週めくりカレンダー」あったけど
その後藤隊長版。
「名言カレンダー」だから去年とは違った趣きあって楽しい。

さてさて、漫画誌本体も「重版出来」は盛り上がってるし
ゆうきまさみ氏の「でぃす×こみ」には劇中漫画に後藤隊長耽美版
みたいなキャラクター出てるし、楽しい内容。

※重版出来は中田伯クンの涙が悲しい・・・

10月号のドラマ「重版出来」お疲れ様冊子の付録にも、まんまと
釣られたし「どうにでもして」状態の私。

まぁ、上手に釣ってくれたら漫画ファンとして本望ですよ。
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(6)

2016年09月26日 | アニメ・特撮
興味深い質問は続く。

「もし今の技術でやり直したいアニメがあるとしたら、どの作品ですか?」
この質問に少し考えた九里一平先生は…

「ガッチャマンですね」と返答された。



私は「えっ!?」と驚いた顔をしてしまった。
あれ程の完成度を誇り、時代の先を行ったような作品を…と。

しかし、「リアルを求め、アニメーターに負担を掛けた」として
満足の行く動きが表現できなかった。今のCG技術や腕の立つアニメーターを
使って第1シリーズをストーリーそのままでリメイクしたい…と仰ったのだ。

言われてみれば
確かに少し前に見た「ガッチャマン」には違和感を覚えた。
MXテレビでゴールデンタイムに再放送された「ガッチャマン」は
「あれ?こんな動かないアニメだっけ」と思わせられる回があった。

街中を敵のメカが走り、破壊を繰り返すシーンも止まり絵を震わせる演出で
凌いたり、アクションも大味だったり…と元の絵の完成度からすると厳しいと
思わざるを得ないアラも見えたものだ。

熱意を持って参加を申し出るアニメーターもいたが、脱落者も多かったと。
上手いだけじゃダメで、手が早くなけりゃ間に合わない。
難易度は高い、要求も高い、しかし報酬は通常と同じ。

「タツノコ・アニメは見るものだ」「作る側に回るもんじゃない」…そんな
言葉が業界に定着してしまったという。

それでも、達者なアニメーターが集まり、育ち、今やアーティストとして
知名度高い天野喜孝さんのようなリアルな絵も掛ける人たちが「ポリマー」
「キャシャーン」といったハードなアニメに貢献した…と。

一方で「タイムボカンシリーズ」もヒットした。



いよいよ全盛を迎えたタツノコ・アニメだが、そこで志半ばに亡くなって
しまった竜夫さんの事を寂しそうに語る九里先生、やはり兄弟思いの面が
現れていました…。

質問コーナーでは「漫画時代のアシスタントについて」も語ってくれまして
望月三起也先生は「あちらが1才上だったし、横浜っ子らしい口調には逆に
憧れたもんですよ」とコメント。

内山まもる先生に対しては「中学卒業と同時に入門されてきた。真面目で
いい人でしたよ」と話してくれました。

弟子という感じではなく、仕事をしてくれる有り難いスタッフだった…と。
辻なおき先生の時もそうだったが、恩に着せる感じが全然ないのよ。


※会場には
 現タツノコプロ社長から花が贈られてました。

さてさて、
皆、お酒も何杯か飲んで、まったりな雰囲気の会場。
「皆さんお疲れじゃないの?私も疲れたよ~」と正直に仰る九里先生。

年齢的に徹夜はキツイ。アニメはもうムリ。
時代物の漫画をマイペースで描くか、1枚絵を描いていきたい。
収入云々じゃなく絵は描いていきたい…との事。

根っからの絵師さんだ。やはり尊敬に値する人です。

いよいよ最後はサイン会。
これまた列が連なり、先生は「九里一平 PAST & FUTURE」に
次々をサインしていく。

記念撮影にも応じ、ファンの思いの篭った言葉にも耳を傾けておいででした。



私もサインをいただきました。
幼いころに出会ったタツノコアニメへの思い入れを語り、「そうですか」と
答えていただきました。

良い記念です。
帰りはタツノコ・アニメのOP・ED曲をウォークマンで聴いてきました。



「ガッチャマン」の曲なんて、贅沢だよなぁ。
小林亜星先生の作曲、歌唱は子門真人さん、演奏にはラテンパーカッションや
ストリングス、ホーンセクション、キレの良いリズムギター、いかにも腕利きな
リズムセクション…。最高です。

あ、そうだ。
「先生はどんな音楽が好きですか?」
「タツノコアニメは劇伴なども素晴らしかったです」と質問用紙に書けば良かった。

次、同じような機会があれば、ぜひ尋ねたいな。

そんな事を考えながら総武線新宿方面行きに乗った9月の下旬だったのでした。
※濃厚だったなぁ…
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(5)

2016年09月26日 | アニメ・特撮
イベントは盛り上がりつつ一旦休憩。

入口付近の「九里一平 PAST&FUTURE」臨時販売コーナーには
列が連なった。

あとで直筆サインが貰えるって事で、私も並んだ。
しかし凄いね。一人で2冊買ってる人がゾロゾロいましたよ。



松原弘一良氏が「在庫取ってきま~す」と奥に引っ込むシーンも。

私は1冊購入。
テーブルに戻って読んでみたら、ちょっと前までスライドで紹介されてた
イラストが収録されてました。

スペース・オペラ版「三四郎」はフラゼッタ風味!
最近描かれたドロンジョ様のカラーイラストは絵画の如し!



そして
漫画家時代のカラー絵も!

探偵モノ(?)や戦記モノの絵柄は、辻なおき先生や望月三起也先生への
影響が伺える!

~というか

この背景は!
戦車は!キャタピラは!草原のタッチは!


望月三起也テイストありまくりじゃないですか!
望月先生が描いたようではありませんか!

これだけでも半分泣いてますワタクシ…。

文字情報も凄いというか、今回のトークで語られた事の何割かは既に
収録されてます。

休憩の間に「質問用紙」が回収され、第二部では九里一平先生が答えて
くださるコーナーあり。

「一番印象に残るアニメ作品は?」の質問には「みなしごハッチ」。
スポ根全盛の時期に、童話みたいな話が受ける訳ない…と、代理店もTVも
スポンサーも乗って来ず。

や~っとリボンシトロンを販売しているサッポロビールが手を上げてくれて
制作に乗り出すことが出来た…と。

さらに作品への情熱ゆえに「竜夫vs一平」の衝突も凄かったとか。
「オレが監督だ!」「オレは社長だ!」なんて言い争いもあったと、九里
先生は笑いながら語ってくれました。

しかし、竜夫先生の心血を注いだ第一話は素晴らしく、放映日にはTVの
前で皆が泣いたそうです。



「第一話は、兄貴の全てが注がれてるから、特別ですね」…そんな事を
しみじみ語る九里先生の兄弟愛には胸を打たれました。
※あと、京都愛ですね。

ヒットした「ハッチ」は、アニメや漫画を目の敵にする保護者も高く評価。
賞を貰ったことを九里先生は嬉しそうに話しておいででした。

※松原氏の「嫁は理不尽な回を見て泣いてましたけどね」というコメントは
 ちょっとしたツッコミになってて面白かったです。
 私も悲しい回の印象が強いんですよねぇ…。

更には、アニメンタリー「決断」。
アニメで太平洋戦争のドキュメンタリーをやるというシリアスな作品。
こちらを九里先生が監督されて。やはり、リアルを追求してエライことに
なった…と。

「とにかくね、作画監督は大変ですよ…」
しみじみ呟く久里先生なのでした。

(続く)
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(4)

2016年09月26日 | アニメ・特撮
その後の話題は栄光のタツノコ・アニメに関して。

「紅三四郎」は欧州でも流されたうえ、今でも放送されて新しいファンが
付いているとか。

※「マッハGoGoGo」が「スピード・レーサー」のタイトルで米国で大人気
 だったのは有名だったし、アメコミっぽい絵柄もあって、あれをアメリカ
 製アニメと思っていた米国人も多かったというよね。



「紅三四郎」は私の記憶に残ってる最も古いアニメなので、なんか感慨深い。
※たぶん再放送だと思うけど…

九里先生は「欧州はアニメを作る環境ないから」と仰っていたが、それでも
凄いですよ。
主人公のコスチュームは赤い柔道着ですからね!

~とは言え、絵柄はどんどんリアルになっていくし、あのクオリティを維持
するには大変だったようで。

そういう苦労話も尽きませんでした。

漫画制作も平行していたため、常に人手不足。
そこで「辻なおき」さんなどを招き入れて、ピンチを凌いだとか。

辻さんに関しては「吉田竜夫」のライバルとして登場。
九里先生からみて8才年上の吉田竜夫先生は、先に成功して自分たちを東京に
呼び寄せてくれた、まさに家長。

「ギターも弾けて、休憩時間には女子社員の前でフォークを演奏してた」
…そんなカリスマ性があったと。



京都時代は呼べば返事が返ってくるほど「お隣さん」だった辻先生。
絵も描け、音楽の素養もあり、同年代の竜夫先生とはライバルだったと。

しかし、一人息子だった辻先生は竜夫先生より上京が遅れたそうで。
上京しても先に成功しているライバルと同じ土俵を嫌ってか、歌の世界に
進んだとか!

しかし、そちらの世界も厳しく、夢破れた辻先生。
竜の子プロを訪れ、京都に帰る事を伝えに来たが、そこで吉田兄弟は
同郷人が去る寂しさもあって「ウチで描いてよ」と誘ったとか。

人手不足もあった。京都人が居なくなる寂しさもあった…と。
そうして漫画の世界で身を立て、「タイガーマスク」をヒットさせた辻先生は
家を建てて京都から御両親を呼び寄せた…なんてイイ話もありました。



でも絵柄がモロに吉田ファミリー系で…。
でも手伝って貰った手前「似てるよ」なんて絶対に言えなかったと。
「だって似てて当たり前だもん」という九里先生、なんとチャーミングな事か。

なお、「タイガーマスク」に関しては、もうすぐ新たなアニメが始まる
話題も出まして。
九里先生も「そうみたいですね」と興味深く語っておいででした。



「タイガーマスク」関連では原作者の梶原一騎先生の話も出てました。
やはり豪傑というか、ハッタリ屋だったそうで(笑)。

売れる前にプロレス物でタッグを組んでた吉田竜夫先生とは良く酒を
飲み歩いてたそうで、豪傑同士(?)気が合って楽しそうだったとか。

竜夫先生がそうとう奢ってるはずだけど、「返してもらってないなぁ~」
なんて、九里先生も笑っていましたなぁ。

(続く)
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(3)

2016年09月25日 | アニメ・特撮
東映と共作予定だったアニメ「宇宙エース」。

原作は少年誌に連載された吉田竜夫作・画による漫画作品。
TVアニメは竜の子プロダクション制作のテレビアニメ第1作
として1965年から1年間放映された。



竜の子プロダクションは、1962年に吉田竜夫が弟2人と
共に漫画原稿執筆のため工房として立ち上げられたが、動画
制作へ進出、東映動画へ出向という形に養成所へスタッフを
参加させていたという。

当初、竜の子プロはあくまでも原作提供と制作、一部下請けの
立場だったが、権利関係をめぐる交渉で東映と決裂。

吉田竜夫はアニメ「宇宙エース」の企画を単独で製作する事を
決意、改めて竜の子プロがスタジオを建設した。

~とはいえ、企画・制作・撮影すべてを社内で行なう体制を
一から始めるのは困難を極めたが、カリスマ吉田竜夫らが
東映出向から戻ってきたメンバー達と一丸となって作り上げ
「宇宙エース」は高い完成度を誇る人気アニメとなった。



九里先生の言い分は「あまりにも・・・な条件だった」。

養成所に出してるとは言え、元は竜の子の主要スタッフ。
彼らが抜ける穴は大きかったし、その間には代わりの者を
入れなければならない。

東映動画側は「養成所で育てている」として、手当ては
竜の子持ち。
その上で権利配分は(竜の子側からすると)不当な程・・・。

それが「あまりにも・・・」だったと。

大手に対しての意地もあった、「京都から出てきた」意地も。
「甘くみるなよ」・・・と。

だから一から始めた。竜の子アニメ部門を立ち上げた。
東映から来てくれた人の貢献もあった。
当時は悔しかったが、おかげでタツコノ・アニメが生まれた。

あれで良かったんだ・・・と。
九里一平先生は少し微笑んで語られた。

(続く)
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(2)

2016年09月24日 | アニメ・特撮
イベント開始。
まずは司会の松原弘一良氏(MOBSPROOF)登場。

続いて久里先生。
お二人とも「ラグーン」をオーダー。



ドリンクが届いたところで乾杯!
先生、ラグーンを一口飲んで「濃いですね」。
「酒あまり強くないんですよ」とも。
※え?そうなんスか!?



そんな感じでトークが開始。
久里先生のプロフィール紹介から、お兄さんを頼りに
上京して挿絵画家から漫画デビューのお話。

初期作品の話は正直ウトい私、「マッハ三四郎」など
初めて知る。
「アラーの誓い」「アラーの使者」も良く分かってなかった。
「アラーの使者」 は、実写ドラマ化され、千葉真一主演で
人気を博したそうな。
※チバちゃん主演の少年向けアクション・ドラマ!
 そりゃ人気出ますよ!

もちろんプロジェクター(実物投影機を含む)を使っての
紹介ゆえ、実際の絵を鑑賞しながら話が聞けるという贅沢さ。



最近は時代物を描いているという事で、やはり御出身が
京都ですから幼少時に時代劇の撮影をご覧になった事が
深く印象に残っているとか。

「鍔鳴剣屍郎 怨霊斬り」は未完の最近作だが、松原氏が
「面白かったです」と感想を述べられると「編集者である
 貴方から言われると嬉しい」と笑顔。

「九里一平 PAST & FUTURE」公式HPで
公開されているから、こちらで人気だったら紙媒体で
出版されそう。

期待したい。だって主人公の目が「大鷲の健」してるん
だもの。トキメキますわよ。



プロジェクターには未発表モノなども公開された。
アニメのプレゼン用には「5作は必要」で本命以外にも
作ってたと言う事で。

それでも当時のタツノコ・プロですから。クオリティが
高いんですよ!



構想中の作品もあり、「紅三四郎」を宇宙レベルに
スケールアップしたイラストなど感動モノ。

やっぱり現役の絵師さんです。
ひたすら感激です。



そして話題はやっぱりタツノコ・アニメへ。
竜の子プロ設立のきっかけとなった「宇宙エース」の
話など、実に興味深いものでした。
※Wikiとかに載ってますけどね。
 ご本人の口から聞くとやっぱり重みがありますよ…。

(続く)
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「九里一平 PAST & FUTURE」に行った(1)

2016年09月24日 | アニメ・特撮
6/24(土)阿佐ヶ谷ロフトで催されたイベント、
「九里一平 PAST & FUTURE」に行ってきた。



OPEN 12:00 / START 13:00
仕事の関係で土曜まで行けるか分からず、¥2,500の当日券を
当てにして総武線に乗る。

途中、うっかり高円寺で降りてしまうハプニングもあったが
開演前には余裕で間に合った。



最近は新宿のロフトプラスワンより阿佐ヶ谷の方が訪れる機会が
多い気がするな。

ちなみに内装も阿佐ヶ谷はクラシック・ロックのパネルなどあって
ステキなのだ。


そういうイベントに出会った記憶は無いけどね…
出来たら「70年代ロックの夕べ」とか「ロックフィルム上映会」とか
ヤって欲しいねぇ…。



時間的にも混雑的にも余裕で入場できた。
壇上を程よく見上げる位置のテーブルに着席。

ワンドリンクと食事を摂りながら開演を待った。

イベントに因んだ特製ドリンクは「ラグーン」(¥700)。
久里先生お気に入りで、ウイスキーの白州とソーダ+ミントで
作ったアルコール飲料。

飲んでみたら、なかなか濃かった!
※ミント葉の爽やかさでイケましたけどね。



さてさて、待ってる間はツイッターやったり、久里先生の経歴を
復習したりして時間を有効利用。

…「九里一平」とは
1940年、京都府京都市出身で。タツノコプロの「吉田三兄弟」の三男。

長兄は漫画家・アニメ原作者・タツノコプロ初代社長として余りにも
有名な吉田竜夫。
挿絵画家・漫画家として先に成功した兄の後を追って上京し、兄の
アシスタントを経て漫画家デビュー。
「紅三四郎」「アラーの誓い」などの作品で人気を得る。

アニメ制作にも進出した竜の子プロ設立後は、数多くのタツノコ・
アニメでキャラクターデザインやプロデューサー・企画・監督などの
役職を約40年間にわたって続け、次男の吉田健二を継いでタツノコ
プロ社長も務めた。



すごい人です。
アニメでも「紅三四郎」「マッハGoGoGo」「科学忍者隊ガッチャマン」
「新造人間キャシャーン」「破裏拳ポリマー」「みなしごハッチ」など
タツノコ全盛作品に関わってらっしゃいます。

長兄の竜夫先生は45才の若さで亡くなってしまわれたが、次男・三男、
そして笹川浩さんら素晴らしい方々で隆盛を極め、世界中にファンが
存在するタツノコ・キャラクター。

その生き字引であり、現役の絵師でもある久里先生のお話が聞ける。
そんなイベント、そりゃ大喜びで馳せ参じますよ!
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冨田勲追悼特別公演にエイドリアン・シャーウッドが参加

2016年09月23日 | 邦楽
11月11日と12日に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで行なわれる、
~冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク「ドクター・コッペリウス」~

これまでの情報では、『イーハトーヴ交響曲』と、冨田先生が亡くなる直前迄
創作活動に取り組んでいた新作『ドクター・コッペリウス』が、初音ミクと
オーケストラとのコラボレーションによって上演される事が伝えられていたが。

これに新たなプログラムが追加発表されたのだ。



なんと、エイドリアン・シャーウッドのダブミックスによって1977年の作品
『惑星 Planets』がパフォーマンスされるというのだ!

題して『惑星 Planets Live Dub Mix』。
元はホルストの組曲『惑星』を冨田先生がシンセサイザー作品として編曲した
アルバムなのだが、「理想のサウンドを追究するTOMITAの想いを、次世代の
アーティスト達に引き継いでもらいたい」という遺族の希望から上演が決定
したとのこと。



正直、Adrian Sherwoodさんの事は詳しくありません。
Wikiで検索したら、1958年イギリス・ロンドン生まれの音楽プロデューサー、
レコーディング・エンジニア。

ジャンルとしては、ダブやニュー・ウェイヴ、レゲエ。
これまで仕事してきたのは、プライマル・スクリームやリー・ペリー、ミニストリー
デペッシュ・モード、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンといった面々で、
あまり冨田先生との共通項は感じないが、「音作りへのこだわり」という部分では
思うところあるだろうし、だからこそシャーウッド氏も引き受けてくれたんだろう。

TOMITAシンセ盤も好きな者としては、実に嬉しいニュースだ。
まさに「総決算」「集大成」のイベントになること受け合いなのだから。



もうね、いっそギターでスティーヴ・ヒレッジを呼んでよ!
もう一回、TOMITAミュージックとスペイシーなギターサウンドを絡ませてよ!
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「週刊少年ジャンプ」2016年42号(感想その2)

2016年09月23日 | 漫画
「食戟のソーマ」
クマ肉ハンバーグにスパイス効かせ、先輩も肌蹴る美味しさだが
今回の戦いは、もっとハイレベル。



熊が育った場所に行きたいという原点回帰(?)な姿勢と寒さに
めげずに山を行くソーマに地元ハンターも「見どころあるな」。

個人的には「寒いと爬虫類みたいに動かなくなる」っていう、
りんどー先輩がツボだった。



「左門くんはサモナー」
最後の夏回。
友達と海に行った、てっしー。

それを妬む左門たち。
時間を操る悪魔を召喚し、てっしー海水浴を
ダメダメにする左門だったが、やっぱり最後は鉄槌が下される。
※なんか、「こち亀」みたいなパターンが出来上がってるな…

ただし、最後のコマでは左門も含めて海水浴のやり直し。
なんか微笑ましくてイイわ。



「幽奈さん」
安定のモフモフ、パフパフ回。
たぬきっ娘が宮崎さん家にお泊り。母性に憧れる幼きタヌキっ娘は
宮崎さんとお母さんの大きなオッパイ様に挟まれて安心した顔。

お母さんはタヌキっ娘の耳やシッポが大好きで、モフモフして
ハァハァ。
お色気もありつつ、ほっこりさせて貰った回でした。



「ワールドトリガー」
ユーマは討たれたがポイントで逃げ切った。
生駒先輩の斬撃も凄かった。
みなに花を持たせてドカンとバトル終了って感じかな。



「鬼殺の刃」
お姉さん隊員、糸で操られて悲鳴。
他の隊員も「折れた骨が内蔵に刺さってる、どうせ駄目だから」と
トドメを懇願するも炭治郎は一計を案じ、がんじがらめで動きを止める。

最初は「殺してくれって言うんだからよ」と猪突猛進に暴れようとした
伊之助だったが、炭治郎に「考えて一緒に戦おう」と言われて「ホワッ」。

ひとりぼっちの山育ちの伊之助は、親切なんて体験した事ないのだろう、
ここ最近は心が「ホワホワ」している。可愛い。

母鬼は息子鬼に「時間がかかり過ぎだよ」とビビらされる。怖いDV亭主鬼が
居そうな雰囲気。

人妻鬼やお姉さん隊員が出てきて、一層楽しみが増えて参りました。
「幽奈さん」しかり、やっぱり単行本が売れるには魅力的な女子キャラは
不可欠です。頼みます。

あと、「火の丸相撲」も女子マネにキャッキャウフフさせて下さい。
2人の女子風呂だってあってイイじゃないか!!←トチ狂うなよ…
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「週刊少年ジャンプ」2016年42号(感想その1)

2016年09月23日 | 漫画
亀有最終回が載ってるという事で、購入したと報告済みですが。
やっぱり全体的に両さん一色です。



~とは言え
やっぱり個々の感想は述べたい。



「ワンピース」
ソバカスが可愛いコゼットちゃん、若くして料理長。
せっかく作った朝食を雑に扱われるも、相手は貴族。
「お口に合わないものを…申し訳ありません!」。
投げつけられた皿をキャッチしてサンジ、怒る。

サンジの実家、思い上がった貴族丸出し。
兵士を使い捨てにする了見にサンジ怒るが、料理の師匠を盾に
されたら何も出来ない。
サンジの姉ちゃんがイイ人だと信じたいなぁ…。



「ヒーローアカデミア」
敵は痴女でした。←ヲイ!
コスチューム溶かして擬態するも、お茶子さんに化けても出久君は
騙せない。
別働隊の敵は相手を肉塊にする能力あり。雄英ピンチ。

「ブラッククローバー」
ユノと妖精が微笑ましい。
両腕骨折の筈がアスタ参戦、フィンラル先輩とチャーミー先輩も
共闘し、黒の猛牛の力を見せる。嬉しい展開。



「ハイキュー」
やはりトップと練習した影山は目が肥えてしまってる。
粗を指摘されて「アァッ!?」とキレかけるノヤっさん。
大丈夫?



「レッドスプライト」
乗員に役職が付き、名前も登場。
操舵士の「フォール」が制服似合ってる。初登場時の際どい
露出も良かったが。

まぁ、主人公より年上だが相手に一目置いてる様がイイね。

(続く)
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金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(9)

2016年09月23日 | 邦楽
ライヴは大盛況で終了。
そして、打ち上げ・・・は、そのまま会場内で!



前回は参加者が残留し皆で居酒屋に移動したが
今回はライヴハウスの長テーブルを並べ、バンドが
購入してきたツマミ(スナック類)で飲むパターン。

ドリンクはライヴハウスのカウンターで各自注文。
会費なしドリンクのみ参加者負担。
ツマミはバンドの持ち出し・・・なんか悪いなぁ。



ライヴハウスのスタッフさんが機材を片付ける中、
ファンは思い思いに談笑開始。

私も前回お話させてもらった方を見つけて今回公演の
事など話題に立ち飲み。



初期からバンドを応援している方々はテーブル設置から
ツマミの振り分けにも動いていらして。
私も少しだけ手伝わせてもらいました。

前回「リザード」モチーフのステッカーを作られた方は
今回「BABYMETAL」モチーフで作成されたステッカーを
配布されてました。この意外性は素晴らしい。



徐々にバンドメンバーも飲みに参加。
私もお話する機会があり嬉しい時間が過ごせました。
※みなさん、お疲れなのに・・・

「ラウンドアバウト」オーナーさんは遠方なせいか、
終演と同時に退出されてました。
話しかけたかったので残念。でも、3周年イベントには
金属恵比須参加・・・という事で、見に行きたい欲求が
深まって参りました。

「ラウンドアバウト」目当てで横浜遠征・・・ありですね。



今回の打ち上げ。
公演から引き続きの参加者にはタワレコ担当者(現在は
映画部門に移動されたそうだが)を始め、出版やCD販売店
関係者さんも来られたそうな。

そちら方面から「差し入れ」もあったりして、ファンも
感謝しながら有り難くいただく。

演奏はハードだが人柄は優しい。金属恵比須打ち上げ
らしいムード。

一旦の「シメ」は、またも「ウォッチャー〆」。
※はい、ジェネシス名曲OPのアレです!
 そういや今回は「箱男」の演奏なかったから
 被り物は無かったなぁ。

遠方から参戦したファンを握手で送りだす高木氏。
終電が心配な私も軽く挨拶して帰ろうとしたら、私にも
手を差し出してくれ、お礼を言ってくれた総主席。
※今回も3度は攣ったという手を…

いい人です。
ダテに長らく社会人やってらっしゃるワケじゃありません。



申し訳ないです。
私といえば「伊福部モチーフのCM曲が!」とか言って
他社の商品ネタで未だにリツイート貰ってるのに・・・。
※根強いのは「伊福部先生」楽曲の生命力ですが

そんな事を思いながら総武線に乗り込んだ私。
雨は小降りになっていたのでした。
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金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(8)

2016年09月22日 | 邦楽
「新中野に行きたいかーッ!」
史上最大 第1回チケット争奪ミニトラクイズ
※BGMは「スタートレックのテーマ」

10/23の金属恵比須・大徳ライヴのチケット争奪クイズ大会。
すべてが金属恵比須に関する問題。
難問も多く、私は2問目で不正解、脱落となりました。



でも金属恵比須ウンチクを色々と知れて楽しかったです。
メンバー全員が鍵盤教育を受けてるとか。
宮嶋さんが始めて買ったアルバムがボンジョビだとか・・・。

「高校の同級生である、稲益宏美と髙木大地。実は交際して
 いたことがある」という問題は、当然「×」。

総主席の「手も握った事ありません!」に客席一同、
どっと笑う。

チェックはマスヒロさんら各メンバー。こちらも大変そう。
「野鳥の会がいるね~」とは稲益さん。

枚数と正解者が合わなかったりしたけれど、そこは遡って
調整して15名が決定。

不正解のファンも潔く、そして快く正解者に拍手。
そんなこんなで、いよいよアンコール曲のスタンバイ。

しかしドラムのスツールに座ったマスヒロさんは、
「なんか演奏するテンションじゃねーなー」。

これまた場内は大笑い。
アンコールでクイズやってから演奏するロックバンドなんて
ないもんねぇ~(笑)


そう言いつつも楽曲始まりゃパワフル演奏。
まずはボクたち大好き「ミストゥリーテッド」のリフ!
※ハイ、私ゃ宮嶋さんに促される前にバスドラに合わせ拳を
 突き上げてました!

そして飛び出した恒例の「紫の炎」!
総主席やりたい放題です!
※前回の「キル・ザ・キング~スポットライト・キッズ」も
 驚かされましたが!そこでジョー・リン・ターナー期を
 持ってくるか!別の意味でシブいじゃねぇか…と!

そこから繋がる「イタコ」!

そう来たかっ!!
やっぱりかっ!!

髪を振り乱して頭を振る稲益さん、この時ばかりは鬼女の如し!
今回は赤いドレス、腕も出されて中々セクシーです。
※メンバー全体、和装じゃない。もう衣装で気をてらう必要なし
 って事かな。
 多良氏は、まごころロック居酒屋「ROUNDABOUT」さんゆかりの
 Tシャツを着用。
 来場されてたマスターは「3周年イベント」を紹介され、手を
 振って応えられてましたねぇ。 



例によって最後はカオスな弾き捲くり。
ギターは床に押し付けられ、宮嶋氏は当日数度目のリボン
コントローラー擦り捲くり!
ああ、最高ー!

(続く)
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