あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「伊福部昭百年紀Vol.5」に行った(3)

2017年04月30日 | 邦楽
立ち上がって挨拶なさるオーケストラ・トリプティークの皆さんに
客席から大きな拍手。

「ゴジラ対キングギドラ」では、さすがにティンパニが強烈でした。
~というか伊福部曲は打楽器が強力じゃないといけません。

シンバルも含め、素晴らしい叩きっぷりでした。
そこに管弦一体となっての疾走感。堪りませんでした。
個人的には、「もっと粗野に演っても良いのでは?」と思いましたが
そこは演奏者としての「品」もありますから、求めすぎてもいけない
ですかねぇ。



そんな余韻に浸っていると、司会の男女が再び登場。

アンコールの曲目発表?いや、観客へのサプライズ?
司会の小林氏から「アンコールは皆さんに決めていただきます」。

「怪獣総進撃と宇宙大戦争のどちらかです。拍手の大きさで決めます」
うわぁ~、そう来たか。

「どっちも聴きたいという方の気持ちも分かります。でも両方はダメです」
せ、殺生やでぇ~!



「iPadに音量測定アプリを入れてきました」と掲げる小林氏。
沸く会場。自虐の笑いだよ、もう。

結果は「宇宙大戦争~ゴジラ対キングギドラ」。僅差でした。
※そりゃそ~だ!

正直「立ち上がって手拍子OKですよ~」と言って欲しかったが、それは無し。
ちょっとウズウズしながらのアンコールになってしまいました。
※宙明先生コンサートでの「マジンガーZ」大合唱の興奮が大きくてねぇ…

ダブルアンコールは無し。←普通ねぇよっ!!
またの機会を…で終演。



ロビーで展示物を眺めながら余韻に浸った。
物販CDも購入しましたよ。
今更ながら「伊福部昭百年紀ベスト」。はやくウォークマンに入れたい。



アンケート用紙も記入。
あれ、困った。
「あなたは伊福部昭百年紀公演に何度おいでですか?」って、正直言って
何度だか分からないぞ(笑)。



「演奏して欲しい曲は?」という質問には
わんぱく王子の大蛇退治…と記入。
※やはり重厚な名曲だと思いますし、和テイストも素晴らしいから。



「伊福部昭の芸術」シリーズでCD化されてるが、あちらの「わんぱく王子」は
「芸術」しすぎで、なにか迫力的に物足りない。
やっぱ土着でパワフルなのが伊福部曲だと思うのですよ、私は。



海底軍艦や地球防衛軍なども、もっと生で聴きたい。

純音楽と特撮曲を対比するようなコンサートも聴いてみたい。
どっちを聴いても「伊福部サウンド」に違いがないのが凄いトコロゆえ
それを実感したいというのもある。

「伊福部昭百年紀Vol.6」、楽しみですっ!!

「伊福部昭百年紀Vol.5」に行った(2)

2017年04月30日 | 邦楽
休憩が終わり、後半戦が開始された。

みんな大好き『怪獣総進撃』組曲!
ガンガン響きます。
スネア調のタイコがマーチを刻みます。アガります!!

中野さんの「胸で受け止めろ」の意味が分かります。
ビンビン来ます。

まぁ、私は「伊福部曲は魂とドテッ腹で聴くもんだ!」と
常日頃から熱弁しているのですが。

なお、客席には怪獣総進撃でヒロインを演じた小林夕岐子
さんがいらした模様。
紹介されたが視線が遅れた私は充分には見れませんでした。



宝田さんの眼鏡は視力に合った良いものなんでしょうね。
客席の俳優さんを「おお、来てたのか!」と、よく見つけて
いらっしゃいました。

さてさて、
そして、いよいよ本日のメインです。

「伊福部明 百年紀組曲」!
シン・ゴジラで使われた伊福部曲を編集した楽曲。

ゴジラが吠える声も、電子楽器で再現!そうきたか!
ゆったりとしたゴジラ曲から皆んな大好き「宇宙大戦争マーチ」。
そして映画では最後のスタッフロールで流れた曲群も。



劇中(無人在来線爆弾のBGM!)のスピード感とエンドロールで
流れるマーチのテンポは異なるのだが。
しっかり、それぞれが再現されていて感激!見事だ!

ちなみに私は「無人在来線爆弾」BGMヴァージョンが好きです。
テンポの前のめり感が素晴らしいのよ!

ロックバンドだったら「ドラム走りすぎだ!スネアがそんなに
速く刻んだら追いつけないだろう!」と揉めるところだが。

この曲はそれで良いのです!
なんか劇場で「シンゴジラ」観てた時も、結局ここで涙ぐんでた
私だが、コンサートでも半泣きだよ!!



今回は席が良すぎてオーケストラ全体が見えないという贅沢な
悩みを抱えた私。
エレクトーンはどこだ!?ピアノはどんな演奏してるんだ!?
やっぱり肘つかってるよね?「クラスター」って技だよね!?

前の席ゆえの特権もあった。
コントラバスは弦を指で掴んでパーカッシブな低音を効かせるし、
その中で弦がフレットにビンビン当たる音も聴こえてくるし!

プレトークで中野監督が仰ってた「生で聴くことに意味がある」
のが実感できましたよ。

伊福部コンサート最高!そして最強!!

(続く)

「伊福部昭百年紀Vol.5」に行った(1)

2017年04月30日 | 邦楽
2017年4月30日
渋谷区文化総合センター大和田4階のさくらホールで行われた、
「伊福部昭百年紀Vol.5」。



ゴジラ音楽を始めとした伊福部曲のオーケストラコンサート
という趣向ゆえ、私も何度か足を運んでいるイベントですが、
とうとう5回目になったのですね。



開演前の13:40から中野昭慶・実行委員長とムトウユージ監督
トークショー開始。

「クレヨンしんちゃん」の監督として有名なムトウ氏は、渡辺
宙明コンサートでも「ギルの杖」など持参して、ファンぶりを
示して来られましたが。



今回は首に輪っかを装着、銃を持つという、X星人の姿でした。
中野監督は往年の楽曲録音を回想。
「映画を上映して、指揮者だけがその上映を見ながら指揮して
いた。楽団からは見えなかったがチラッと見てたね(笑)」と
説明してくれた。

伊福部曲に関しては「民族性」を第一に挙げ、「耳とともに
胸で聴く」と、そのビートの迫力を胸で受け止るよう指南。

※「女性はちょっと斜め向きでね」とも語られ、女性の
 お客さんは少し困惑・・・。

「佐藤勝曲と伊福部曲を聴き比べるのも面白い」とも。
佐藤曲には拍子の根底に何とも言えない旋律がある…と。

コンピューターも使ってないから、伊福部氏は映画のシーン
より3秒間長く作ったりするのだが、そこで3秒切る事を良し
としない。

そこで指揮者がテンポを早めて3秒縮めてしまったという。
そんな名人芸もあったのだ…と説明してくれました。



トーク終了後、少しの時間あり。
そこから開演を知らせる音響がロビーや客席に鳴り渡る。

これが例によってゴジラの足音!そして鳴き声。
客席が埋まり、ステージにはオーケストラが揃う。

いよいよ本編。
客席に戻った中野監督が口上述べた後、「スタート!!」

演奏は、まずPR映画音楽!
※CM曲などだが、おなじみの旋律にニヤリ…。

次は『大魔神』。重厚です。
打楽器が和風の刻みで進行する曲もあり、その和太鼓を
思わせる音色にも感じ入る。
※司会の小林淳氏が言ったとおり、和を感じさせる時代劇
 テイストとパーカッシヴな要素が混じり合った演奏!

次に演奏されるのが『キングコングの逆襲』。
ここでゲストの俳優=宝田明氏が登壇。

ゴジラ俳優である宝田明さんは、東宝ニューフェイス時代に
「次から音楽理論の勉強あるから」と言われて、向かった
教室に来られたのが伊福部先生だったという「教え子」。
※でも「難しい専門用語は全然わからなかった」と笑わして
 くれました…。

伊福部先生に関しては、講義中にタバコのピース缶を置いて
終始喫煙されてたそうだ。



※画像はロビーに飾られていた伊福部先生の私物…

宝田氏は20歳そこそこ、伊福部先生の事は50代くらいだと
思っていたが、誕生日で計算してたら20歳違いだったそうな。

ひと通り計算した宝田さん、「あぁ、あれに出てたのは私の
兄ですな」とトボけて客席を笑わせる。さすが役者だ。

ゴジラ映画の現場でも「あちらが音楽を担当される方だよ」と
言われ、「ああ、先生!」と挨拶してしまい、
周囲から「そんなに気安く話しかけていい相手じゃないぞ!」
…と怒られたそうだが。

「だって直接音楽教わってた先生だから…」と、あっけらかん
とした態度だった模様。

宝田さんは前日の4月29日が誕生日という事で、サプライズの
「ハッピーバースディ」あり。
オーケストラが「ゴジラのテーマ」から定番ソングに移行、
観客も促されて「ハッピーバースデートゥーユー」と合唱。

感極まって「80過ぎの男を泣かすなよ…」と言葉に詰まり
ながら、終戦時ソ連兵の侵攻にあって心身ともに傷を負った
時期を語った宝田氏。

そこから役者となって、幾星霜。皆さんに、こんなに祝って
貰えるなんて…と声を震わせる。

そのくせ、司会の女性に花束を贈られた時には握手の後に
手の甲にKISS❤
そして頬を出して相手のキスをねだる。
さすがハリウッドスターとも共演した国際俳優です!

受け取った花束を、指揮の松井慶太氏に手渡す宝田氏。
「いやぁ、大魔神組曲も素晴らしかったですな!」。



そこから写真撮影タイムへ。
渡辺宙明卒寿記念コンサートでも写真撮影タイムがあったが、
こういうサービスタイムは本当に嬉しい。

宝田さんも「昔はありませんでしたな、こういうの」と感心
されてる様子。



松井慶太氏から再度花束を受け取り、司会の小林淳氏、ムトウ
監督、中野監督らと壇上で並ぶ宝田さん。
背筋が伸びた姿は、お若くダンディだ。



最後は公式カメラマンによる集合写真。観客も一緒に映る
ヴァージョンも案内された。

そこで「客席の皆さんも立ち上がった方が良いんじゃないかな」
~と気を配ってくれるスター宝田。さすがです。



※その前にあらゆる方向を向いて客席からの撮影に応じて
 くれた壇上の皆様。
 やっぱり宙明先生コンサートの撮影タイムを思い出します。



SNSアップOKという事で。
いっぱいアップさせていただきます。
オーケストラの皆さんも皆、素敵な顔をなさってます。
笑顔です。



例によってピンボケですいません。
そして、まだ記事は続きます。

休憩を挟んで後半の演奏が始まるのです。

伊福部昭百年紀vol5へ向けて

2017年04月29日 | アニメ・特撮
ウォークマンで予習中。
キングゴジの完全版サントラ、
そしてシンゴジラ。

ここは、いよいよシンゴジで
ラストスパートだ。



「この曲、会議シーンのヤツだ」
「蒲田君が去ったあと、束の間の日常で掛かった曲」
「ゴジラが東都を焼き付くすシーン、あそこで荘厳メロだもんな」



....伊福部曲じゃね~やんけっ!!!!
(株)カラーのコンサートじゃないっちゅ~ねん!!

*あ、いや鷺巣さんの曲も素晴らしいんですけどね
あちらの公演もスケジュールが合えば行きたかったし...

うちゃあ、何を考えとるんじゃろう...。
*「この世界の片隅に」の"すずさん“調で

そうなんだよな。
人間、「ここで何やってんだよ?」ってな
行動を取ってしまうんだよね...。

明日はちゃんとしなきゃな。

名門ヨネクラボクシングジム閉鎖へ

2017年04月29日 | ボクシング
噂には聴いていたが、これまた寂しいニュースだ。

ボクシングの名門ヨネクラジム(東京・豊島区目白)が、
8月で幕を閉じる事になった。



4月27日、ジムにて発表。
米倉健司会長(82才)が体調を崩して3月に入院。
選手指導やジム経営が難しくなり、閉鎖を決断したという。
親族で跡を継ぐこともなく、会長ご本人もこれまで言われて
いたそうだが、一代限りでの終幕となった。

1963年(昭和38年)の開設から、後の世界王者・石松
柴田らを新人王に育てて注目を浴びた。

柴田国明を敵地メキシコで世界王者に就かせ、ガッツ石松に
チャンスを与え続けて個性派の世界王者として人気者に育成。



世界王者を5人育て、一時代を築いた伝統・歴史・活気を感じ
させるジム。
信頼出来るトレーナーが育てた選手にエディ・タウンゼント氏を
付けるなど「もうひと伸ばし」の妙もあった。

※松本清司トレーナーなんて、柴田や石松を育てた実績を
 買われ、韓国から招聘されたというから素晴らしい…。

自らセコンドに付いて選手を励まし、時に客席からも声を掛け
続けた。朝、選手を起こしてロードワークに付き合う情熱の人。

クレイジー・キムのような癖のある選手も、よくぞハンドリング
されたものだ。
※もっとも金山はアマ出身で上下関係はしっかりした人物だった。



ジムは今年8月、所属選手の最後の試合をもって、54年間の
歴史に幕を下ろすとの事。

会長と一緒にジムを盛り立てた夫人も入院中。
※奥様も、選手を起こす係を担っておいでだったなぁ…。

名伯楽といわれた松本トレーナー、川島トレーナーも亡くなり、
ジムの会員も50人を切ったという。
現在のトレーナーと現役続行を希望する選手は移籍先を探す事に
なるとの事。

2000年代早々、ビジネス面でかかわりが深かったマッチメーカー
河原木宗勝氏が亡くなり、河原木氏が斡旋していたテレビ枠・
「エキサイトボクシング」が縮小。
※世界戦へのパイプも・・・

そういった厳しい条件も重なった結果と思うと、時の流れを感じ
ずにはいられません。



とにかく華のある会長でした。
アマ・プロ通しての名選手ゆえ、オーラがありました。

会長としても日本・東洋・世界王者を数々育てた名伯楽。
全てのキャリアにおいて、スターの輝きを放っておいででした。

米倉健司氏は1934年(昭9)5月25日、福岡・直方市生まれ。
福岡高校でボクシングを始め、明治大学に進んで全日本選手権制覇。
この頃から右の技巧派ボクサーとして高い評価を得ていたという。
※特にワンツーは「美しかった」とも言われた。

56年メルボルン五輪に出場し、メダル獲得こそならなかったが
3回戦まで進んだ。



58年に日興ジムからプロデビュー。
59年に史上最短の5戦目で日本フライ級王座獲得、7戦目に世界
フライ級王座に挑戦したがペスカル・ペレス(亜)に判定負け。



バンタム級転向後は60年に世界再挑戦するも王者ホセ・ベセラ
(メキシコ)に判定で敗れた。
しかし、アウトボクシングで善戦した同試合を「米倉勝利」と見做す
識者も少なからず居たという。



※右が米倉選手。
 ちなみに試合会場は「後楽園球場」!米倉健司はスタジアム級の
 ボクサーだったのだ!
 さらに故・郡司信夫さんによればTVの視聴率は(計測形式が異なる
 とはいえ)88%もあったという・・・

東洋のバンタム級王座は5度防衛したが62年に青木勝利に敗れて
陥落、その試合を最後に引退となった。



※画像はレオ・エスピノサ戦。
 まさに踏み込みの効いた「美しいストレート」!

63年にジムを設立、86年から日本プロボクシング協会会長を4年
務めた。アマとの関係も良好で、明大OBの名士として試合会場には
応援団が駆けつけていた。

暖簾を分けた相模原ヨネクラジムからは川島郭志が育ち、後に本家の
ヨネクラジムへ移籍。世界王者となった。



※画像は89年の専門誌に載っていた相模原ヨネクラジムの広告。
 キャッチコピーは「ボクシング やろうよ」のシンプルなフレーズ。
 イラストは「サインはV」「ゆうひが丘の総理大臣」「カリュウド」
 「ローティーンブルース」の望月あきら先生!

情熱的な指導者として知られた米倉会長、70歳代まで自らミットを
持ってパンチを受けた。

三迫ジムの輪島功一が柳斉斗を最終回KOした劇的な試合では、
リングサイドで興奮を隠さなかった。
※石松と輪島は階級こそ違えど同時期のライバル選手。にも係わらず
 ボクシングの虫がそうさせたのだ!



岩本弘行vs六車卓也のJフェザー級戦では教え子の傷TKO敗への
無念さを滲ませながらも、
最後は「それにしても六車は将来性のある好選手だ」と、後の
世界王者の素材を称えた。

そのコメントを読んだ私は「さすが米倉会長だ!」と感動を覚えた
ものです。



大橋秀行がインタビューで、アマ時代の平仲信明を語り、「合宿で
出された焼き魚を頭から骨までバリバリ食ってた。ボクシング始めた
ばかりだからシューズもないと言ってスニーカーでリングに上がり、
バッタバッタ倒してた」と語ると、興味深そうに
「へぇ、それはイイな。面白いヤツだなぁ~!」と言っていたのも
ボクシングの虫ならでは。



選手時代から聡明と言われ、
*あの矢尾板貞雄さんが「対戦相手の中でも神経が擦り減ったのは
ジョー・メデルと米倉だった」と語っておいでなのだ!

ビジネスマンとしても腕を振るったが、
やはり根底にボクシング愛があったゆえ。
それだからこそ数々の王者が育ったのでしょう。

*まぁ、無謀と言われた世界挑戦を強行したり、ファンとして
 「それはどうか」と思わせるトコロもおありでしたが…。

ジムは山手線沿いの目白にあり、西武池袋線からも、木造2階建ての
建物が見える。



2階は会長室と寮。窓からは干してある洗濯物も見受けられた。
古き良きジムの佇まい。やはり閉鎖は寂しい。

教え子のガッツ石松氏は「寂しい」と言いつつも、「ゆっくり余生を
楽しんで欲しい」と、師の晩年を思いやっておいでです。

まずは体調の回復を祈りたいですね。
そしてファンとして「感謝」と「お疲れさまでした」という気持ちで
いっぱいです。

教え子もボクシング界で活躍されています。
※大橋秀行会長、松本好二トレーナー等など…

まだ閉鎖になったわけでもないのに感傷的な記事を上げてしまいました。
・・・すいません。

ヨネクラジムよ、永遠に。

新谷かおる先生が休筆宣言

2017年04月28日 | 漫画
寂しいなぁ…。

発表は新谷先生の公式Twitterにて。
4月の26日、月刊コミックフラッパーで連載中の
「クリスティ・ロンドン マッシブ」最終回原稿と
ともに「これで漫画家として、一旦筆を置きます」
…とコメントしたとの事。

この日66歳の誕生日を迎えたことを明かした上で、
「一休みしてから新しい事に向かいます」と綴り、
感謝の意を表明したそうな…。



誕生日には、お祝いの気持ち。
これまでのキャリアには敬意と感謝の気持ちが入り
混じります。

一旦お疲れ様でした。
私は「ふたり鷹」で“もう一人の鷹"がママに告白
するシーンが好きで、かなりドキドキしたモノです。



柴田昌弘先生の漫画家引退もショックだったけど。
やっぱり寂しい…。

ともに男性作家で奥さんも漫画家、夫妻で絵柄が似て
いて、主線も太い、主役級の男キャラは生き様が男前、
女性キャラはキュートで芯が強くて時にセクシー、と
共通項も多いのよね。



またお会いできる日を期待しています。
まずは、お疲れ様でした。

久保隼vsセルメニョTV放送

2017年04月27日 | ボクシング
長谷川穂積の後輩で、11戦11勝の久保隼(真正ジム)が世界王座に
初挑戦してチャンピオンとなったのが4/9。

動画サイトでさらっと見ただけなので感想も書けていなかったが
先日フジテレビさんが録画放送してくれたので、TV観戦できました。

◆プロボクシング 
4/9 エディオンアリーナ大阪
【WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦】 
久保隼 TKO11R ネオマール・セルメニョ

同級8位の久保隼(27才)が、王者のネオマール・セルメニョ
(37才/ベネズエラ)を降し、デビュー12連勝で世界王座獲得。
新王者の久保は、12勝(9KO)無敗。
セルメニョは26勝(15KO)6敗1分け1無効試合。3度目の
防衛に失敗。



サウスポーの久保はリードの右をポンポン出しながら距離を測る。
相手が前に出ればステップバック、機を見て左ストレートを上下に
散らす展開。

序盤からポイントを奪ったように見えた久保だったが、7Rに危機が
待っていた。
序盤より距離が縮まったと思ったら、王者の右ストレートの距離が
合い始め、あれよあれよと被弾。

強烈な右でグラついた後も中途半端な距離と対応でダメージを重ね、
ついにダウン!
このピンチはラウンド終了のゴングに救われたが、足を使ったり、
クリンチしたりの明白な策が無かったのは残念。

しかし、8回から思い出したようにリードパンチを出し、距離を取った
久保は持ち直す。

ピンチからペースを取り返すかと思った矢先の10回終了時。
なんと王者はインターバル中にグラブを外し始め、11回開始すぐに
棄権を申し出た。

ポカンとする挑戦者。私も同様だ。
後にセルメニョは「体力が限界に来ていた」と口にしたそうだが。
「手にパワーも残っていなかった。両拳を痛めたわけではない」とも
振り返ったとの事。

減量は厳しかったらしい。
全体で15kg、来日してから7kgも落とし、その影響も示唆。
「日本の気候も合わなかった」ともコメント。
再戦があれば挑みたいが、恐らく階級を上げるだろう…とも。

あまりピリッとしない世界戦。
新王者には防衛戦で魅せてほしいものです。

「すごい納豆 S-903」を食べた

2017年04月26日 | 生活
タカノフーズが発売した「すごい納豆」。
なんか、評判になってるみたいなので買ってみました。

「おかめ納豆」を展開するタカノフーズさんが、2017年
2月27日(月)より全国発売した一品。

納豆一筋のタカノフーズさん、健康的な暮らしに役立つ
事を研究してきたとコメント。

オリジナルの納豆菌2,000種以上から、健康をサポートする
特許取得菌「S-903納豆菌」を発見。

免疫に対する機能性を高めた納豆及び抗アレルギー用組成物
…という事で、2012年特許取得されている。

さらに、タレには、これまた納豆菌と一緒に摂ると効果が
上がるという「シールド乳酸菌」も配合しているそうな。

さっそく食卓に並べる。
隣に、やはり免疫UPに効果あると言われる「R-1ヨーグルト」。
ウチの定番飲料だ。



なんかパッケージが似てるが、効果も近いから大丈夫なのか?
私的には、効果あるならオールOKなのですが。

さて、以下は商品情報。

内容量:40g×3パック
添付品:シールド乳酸菌入りのタレ、からし
賞味期間:15日間
希望小売価格:198円(税込213円)

一パック開けて食べましたよ。
小粒で、ややアッサリ味かな?もともと納豆好きで濃厚な臭み
上等…の私からすれば少し拍子抜けか。

まぁ、上手く行けば「花粉症の症状が緩和される」なんて話も
ありますからね。
続けて食べていきますかなぁ。

「伊福部昭百年紀Vol.5」、近づく!

2017年04月25日 | 邦楽
いよいよ近付いてきました、
「伊福部昭百年紀Vol.5」!



日時は2017年4月30日、場所は渋谷。
なんと追加ゲストとして「ゴジラ」第1作の
主演俳優=宝田明さんの登場が決定している。



宝田さんは、「ゴジラ」や「キングコングの逆襲」
など、自身の出演作についての撮影秘話を語って
くれる模様。
前日の4月29日が誕生日の宝田さん、色んな意味で
記念のコンサートになりそう。



チケットも発券!
予習は「シン・ゴジラ」サントラ!そして、
東宝特撮映画完全版「キングコング対ゴジラ」!
当日が楽しみです!

大森将平はマーロン・タパレスにTKO負け

2017年04月24日 | ボクシング
プロボクシング【WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦】
4月23日 エディオンアリーナ大阪 

井岡の試合とダブル世界戦で行われたWBO世界バンタム級戦。
マーロン・タパレス(比)vs大森将平(ウォズジム)

なんともやりきれない挑戦者の敗北…。
世界初挑戦の大森将平(24才)が、勇敢にも1度痛烈に負けて
いるタパレスに挑んだのだが、返り討ちに遭ってしまった…。

しかも、タパレスのパンチでアゴを折られて試合後は病院に直行。
そのタパレスは前日の計量でリミットを900gも超過。
王座を剥奪されており、大森が勝てば新王者、敗れれば王座は空位
という試合だった。



不名誉な王座はく奪なれど、最近の選手は増量のまま試合に臨んで
勝利し、後に繋げる傾向にある。

往年の名選手チャチャイ・チオノイやルぺ・ピントールも、減量失敗で
不名誉な王座陥落を演じたが、それでもギりギリまで減量に努めて、
メロメロになりながら惨敗を喫したのだ。

今からすると、まだ「誠実」だったと言える。
ちゃんと「罰」を受けたような敗北を喫したのだから。



それからすると最近の減量失敗者の恥知らずな事よ!
フレディ・ノ-ウッドやリボリオ・ソリスは減量を諦めて体力を温存。
自分よりも軽い体重の「誠実に減量を果たした」対戦相手を打ち据えた。

黒星を喫して勢いを失うより、卑怯な勝利でキャリアを繋ごうと
いう了見。認定団体や王座の乱立による弊害。
サスペンド食らっても鞍替えすればよい。その程度の考え。
※だから、こういう選手は世界戦出場を数年間禁止しろよ!

対戦相手サイドも試合を中止して損害賠償を相手に吹っかければ
良いとも思うが、そこは興行の世界。
会場を押さえ、お客がチケット買っている以上、試合は行わざるを
得ない。

今回の試合、ウォズジムの会長は「あれでよう喜べるわ。意味が
分からん。王者の自覚がない人間に2度も負けて情けない。フェアに
戦いたかった」と怒り心頭だったという。

情けないかどうかはともなく、お怒りは当然です。
身体は大森将平の方が明らかに大きい。減量だってタパレスより
苦しい筈。
それでも契約・約束事に則って体重を作った。当然です。
それゆえ体重制競技が成り立つのだから。

同じ体重の者が戦うという「良心」が踏みにじられた。
安全管理上の問題もある。(グローブ・ハンデは?)

大森は初回から懸命に戦った。
前回の反省から打ち終わりに気を付け、ガードにも注意を払った。
先制攻撃を掛け、相手が反撃に来たら足を使い、クリンチして
打ち気をはぐらかした。

ボディを叩いてダメージを与え、連打を仕掛けて優位に立った。
明らかに第一戦より進歩を遂げている大森。

しかしタパレスも25才という年齢の割に老練、省エネの展開から
強打を振るってくる。
大森のクリンチも振り払うようになった。

優勢のはずが中盤で失速。足が動かず、中途半端な距離で正面に
立った。圧力に押されるシーンも増えた。
得意の左も切れとスピードが失せ、流れるようになった。

おかしいと思ったが、「6回ぐらいに」アゴを痛めていたという。
バッティングなどではなく、正規のパンチならば仕方ないかも
知れないが、それでも増量した体躯からのパンチ。
※試合当日、タパレスは大森より4kgも重かったそうだ。

10回に左アッパーでグラつかされた大森は、連打を受けてダウン。
このダメージは大きく、立っても追撃に晒される。

ここはラウンド終了ゴングに救われた大森だったが、11回開始直後
タパレスのラッシュに遭って万事休す。

初の世界戦、結果は無念のTKO負け。口を開けたままコーナーの
スツールに座り、控室でもインタビューに応じられず。
右のアゴを折られ、右の奥歯は試合後に抜いたという。

昨年の大晦日に挑むはずだった試合は、王者ハスキンスの負傷で中止。
今回実現した世界戦は相性が良いとは思えないタパロスが相手。
パンチの距離やタイミングが似通った危険な選手。
※相打ちになった場合は身体が固い大森の方が効いてしまう可能性大。

相性克服の為の練習を重ねた事が充分に分かる試合だったが、それでも
届かない、報われない無念さ…。

敗者には「お疲れ様、今はゆっくり傷を癒して欲しい」くらいしか言葉が
見つからない。
再起を期したという大森の復活を望みたい。

井岡一翔、無難すぎる防衛戦

2017年04月23日 | ボクシング
プロボクシング【WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦】
4月23日 エディオンアリーナ大阪

WBAフライ級王者の井岡一翔(28才/井岡)が、同級2位の
ノクノイ・シットプラサート(タイ)に3-0で判定勝ちし、
5度目の防衛に成功。

井岡はこれで世界戦14勝となり、80年10月に具志堅用高が
達成した国内最多記録に「数字の上では」並んだ。



相手の61連勝が信じられない展開だった。
まず、ノクノイの風貌から「強者のオーラ」が全く感じられない。

見た目で100%判断するのもなんだが、「何か隠し持ってる風」
でもなく、ズ~っと冴えない雰囲気が漂っていたのだ。

確かに井岡のボクシングは絶妙な攻防が「さりげなく」行なわれ
ている。

顔面もボディも同じように打つ。距離感もイイ。
相手が打って出てたらスーッと下がって打たせない。

夜のスポーツニュースでも内藤大助氏が解説していたように、
スウェイしてもガードがコメカミまで上がってるのは高い防御
意識の表れだし。

ストレートで踏み込んでも直ぐにサイドに頭部を移動して、
迎え撃ちを避けていた。
打たせずに打つボクシングはハイレベルとも言える。

内藤氏が「自分は出来なかった事をやっている」と井岡を称える
のも理解できる。

しかし
逆にいえば、その内藤氏は「予想がつかない強打、規格外の
パンチ」を放つ凄みがあった。
※じゃないと本気のポンサクレックから王座は守れません。

井岡は試合後の勝者インタビューも無難過ぎて物足りないが、
試合ぶりも同様だ。
※レベコ戦のKOは良かったんだけどねぇ…

「歴史を作る」云々のコメントも空々しく聞こえてしまう。
結局は強者と戦ってインパクトある勝利を見せないと拳闘ファン
からは認められない。

とりあえず次戦では「世界戦V15に相応しいカード、たとえば
統一戦などを」と求められているし、陣営もそうコメントしてるし。

なんとか実現して欲しいものですなぁ。

清水宏・松尾貴史「スタンダップコメディ・アカデミー」を予約

2017年04月22日 | 芸能
Twitterでフォローしている2名の競演。

清水宏×松尾貴史という異能の男によるコラボ・
イベントが催されると聞いて、さっそく席を
予約した。



場所は、経堂の「さばのゆ」。
一度は行きたかった場所だ。

5月3日~7日で行われる、スタンダップコメディ
フェスティバル! 
by 日本スタンダップコメディ協会 

お目当ては5/6(土曜)夜7時からの「清水宏・
松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」

予約方法はメール。
「さばのゆ」さんから予約受付メールが返信されて
くるかと思ったら



清水さん御本人から返信いただきましたよ。

しかも、「予約ナンバーは〇〇です」とかいう内容
じゃ無い。

「承りました!お待ちしています!」

・・・なんと、簡潔な!
そして文面から伝わる熱さ!う~ん、暑い!!

さばのゆを半ばホームとされている清水氏、益々の
熱演が予想される。

しかし、クールな理性派として知られる松尾氏は
己のペースを崩さずに対峙してくれるだろう。

タイプの違う「芸人」さんの競演に期待だ!

テレビ埼玉の「君に届け」2期、終了

2017年04月21日 | アニメ・特撮
アニメ「君に届け」2期、テレ玉さんの放送が終了。
甘酸っぱく、ほっこりして、色々うなずかされた最終回。



主人公カップルは「まちがいない」相性。
途中ヤキモキさせられたが、無事カップル成立でメデタシ
メデタシ。

脇役女子の腹黒さとか、
「これは女性じゃないと描けないなぁ~」と思わされたが
でも、その策士っぷりさえ可愛く感じられたりして、凄い
ストーリーだと改めて感じ入りましたよ。

さて、そこで「次回は?」ってな話で。
1期終わってから続けて2期始まったから、これはもしや
…と思ったが。いやいや、まだ3期は作られてませんよ。

それでも僅かな期待を胸にエンディングまで見ていたら
来週からの放送予定が字幕で現れました。



「ターちゃん」かよっ!?
しかもロマンチックなエンディング映像に被せてくるか!

…いや。
「ターちゃん」は悪くない。
「ターちゃん」は悪くはないんだよ。

…でも、さっきまでの感動は、台無しだよ。

ファミマくじで商品GET!

2017年04月20日 | 生活
ファミマくじで商品GET!
「クレヨンしんちゃん」わくわく春フェスタ。

マミリーマートで700円以上(?)買い物すると
その場でクジを引けて、カードに当たりハズレが
書いてあるというキャンペーン。

まぁ、しんちゃんカードは応募券になってるから
ハズレじゃないけど、やっぱり「その場」で商品
貰える方が嬉しい。

今まで缶コーヒーが当たった事もあるが、今回は
…コレ。



なぜか日焼け止め…。
なぜに日焼け止め…。

夏日は続かず、もう涼しいからピンと来ません。

まぁ、
夏になったら我が子用に使わせて貰いますけどね。