あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ハロウィーン

2015年10月31日 | 生活
渋谷の交差点は凄い人数で
警官に暴行を働き、逮捕された者も
出たそうな。

ウチは近場で商店街主催のモノに参加。
仮装した子供に幾つかの店舗がお菓子を
配ってくれるというイベント。



毎年参加してるが、今年は肌寒かったなぁ。
子供にストールを被せ、私も長袖姿で列に
並んだ。

お菓子をいただき、感謝しながらの行進。
我が子の衣装サイズは、毎年大きくなるなぁ。

SHŌGUNもブルース・アレイに登場

2015年10月31日 | 邦楽
先日、串田アキラさんのライヴを見た会場、
ジャパン・ブルース・アレイでSHŌGUNの
フライヤーを発見し「オッ」と思った人は
少なくなかったのでは?

ドラマ「探偵物語」の主題歌「バッド・シティ」、
「俺たちは天使だ!」の主題歌「男達のメロディー」で
お馴染みのロックバンドSHŌGUN。

デビュー時すでに各メンバーが腕利きのスタジオ・
ミュージシャンという肩書きを持ち、CMやドラマ
主題歌で多くの視聴者に曲を届けたバンド。



1988年以来17年ぶりのニューシングルも発表したSHŌGUN。
今回はゲスト・ヴォーカルをフィーチャーして、往年の
名曲から新曲まで円熟した演奏を見せてくれる・・・と
いう事でしたが、公演日は本日10/31。
19:30からだから、もう始まっちゃってます。

でもバンドが元気に活動してるってだけでも嬉しいし、
元々が腕利きの皆さんですので良いステージを見せて
くれてるものだと思います。

SHŌGUN
芳野藤丸(G/Vo) 長岡〝ミッチー"道夫(B/Vo) 
岡本郭男(Ds) 佐倉一樹(Key)
竹上良成(Sax) 中野勇介(Tp) 
★Guest (Vo)Yammy

※芳野藤丸、ミッチー長岡の両氏はオリジナル・メンバー。
 ケーシー・ランキン、大谷和夫の両氏は2008年、2009年に
 死去されている・・・。

「昭和のリズムセクション」の限界?

2015年10月31日 | 邦楽
「ド直球のロック」にはスウィングは邪魔なのか
・・・という事で。

ロックンロールがロックになる時、そしてR&Bやソウルが
ROCKになる時
ビートは、よりストレートになると言いますか。



そもそもチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」も
オリジナルのリズム・セクションは、けっこうスウィング
してるのよね。ジャズっぽいのよね。

これが後年ジミヘンやJ・ウィンターがカバーすると、
一気にド直球ビートになる。
時代がハードを求めた結果というか。



だから
串田アキラさんの「爆発するソウル」に収録されたCCRの
「Travelin’Band」も、結構スウィングしてるから、
渋いと思う反面、時代に逆行しているようにも感じられ
ました。



1970年の「コスモス・ファクトリー」収録にされ、全米
2位のシングル・ヒットでもあった「トラベリン’バンド」も
オリジナルは相当にド直球ビートのロック・ナンバー。



プログレにはジャズ・ロックというジャンルが生きて
ましたが、もう一つの主流HRには揺らぐビートは
見当たらなくなってました。
※パープルの曲では隠し味になってましたが…

近年Youtubeでプログレ曲をチェックしてると、噂の
ザ・ピーナッツのジャケットが出て来たりして・・・。
そんで「エピタフ」の再生が始まったりして、もう
度肝を抜かされて・・・。



私がプログレッシブ・ロックにハマったキッカケに
なった名曲ですから。クリムゾンの「エピタフ」は。

キング・クリムゾンっていう凄いバンドがあると聞いて
NHK-FMの夕方番組で放送されると知って急いで学校から
帰ってエアチェックした曲が「エピタフ」だったのです。

当時も先鋭的な音楽としてショックは大きかったようで
日本の音楽界へも影響は伝わり、西城秀樹やフォー・
リーブスもカバーしたってんだから大変なモノです。
※山田五郎氏も「それぐらいプログレはメジャーだった!」
・・・と「今日は1日プログレ三昧」で語っておいででした。

ピーナッツもライブで取り上げ、オリジナルの雰囲気を
残した演奏で歌っておいでだ。
そもそもハモらないし。原曲と同じティンパニや
メロトロンまで使用。
おどろおどろしささえ感じさせる演奏・歌唱は圧巻です。



この辺、クリムゾンはジャズ・ロックのテイストあるので
「昭和のリズムセクション」もイキイキと刻まれております。

アレンジ、編曲は宮川泰さん。
日本歌謡(ポップス)の大御所、宮川さんはプログレ好き
だったという事で。

宇宙戦艦ヤマトのOP曲もELPの「悪の教典」に
インスパイアされた・・・と
息子の宮川彬良さんが雑誌で語ってらしたってのは
拙ブログで既に語ってますが。

娘分ともいえるザ・ピーナッツは海外公演も多かったせいか
洋楽カバーも多く、キャロル・キングやオールディーズの
ナンバーも取り上げてるそうで。



なんと、ユーライア・ヒープの「対自核」も
ライブ・アルバムでカバーしてるんですよね。

ただし、原曲はゴリゴリのハードロック。
どうしてもスウィングしてしまうリズムセクションが
HRと合わなく感じてしまう。

この辺が限界なんでしょうねぇ。
いや、ダメだとかじゃなくて。合う・合わないの話で。

ギタリスト直居隆雄さんによると、
「スタジオ・ミュージシャン」と言いつつツアーに同行し
有名歌手のバックを務めていたそうですから

※しかも実力あるから肩で風切って歩き、ファッションも
 凄かったから皆が避けてた・・・という話も。
 ジャズ・ミュージシャン時代の横分けスーツから、
 ペイズリー柄シャツにラッパズボンてな格好とかに
 なられたのかなぁ?

「昭和のリズムセクションが活かされた楽曲を探す」
~と言う意味で、昭和歌謡(ポップス)のライヴ・
アルバムは、まだまだ発掘の楽しみがありそうです。



弘田三枝子さんのライブも
弘田三枝子/石川晶とR&Bオールスターズ 「ミコR&Bを歌う」
なんて物凄そうなアルバムがありますので

※佐藤允彦/鈴木宏昌/荒川康男らの編曲、
 石川晶/佐藤允彦/稲垣次郎/鈴木弘/江藤勲/川原正美他の
 「R&Bオールスターズ」による熱い演奏の1969年傑作LIVE
 アルバムだそうで。

こりゃ探す価値おおあり・・・って感じですねぇ。

明日は渡辺宙明先生イベントあり

2015年10月30日 | 生活
10月31日(土)は昼イベント。

「渡辺宙明が語る音楽・UFO・超常現象」
時間 13:00~17:00
定員 100名程度
参加費 2,000円 会場払い
会場 大井町きゅりあん6F大会議室

ロフト阿佐ヶ谷でも告知されたイベント。
宙明先生は「UFO研究家」としても知られ、
以前は御自身のレコード解説で作品に関係ないUFOの
話を延々と書かれていた程だそうな。(笑)

もちろんインチキな物は見破り、その見分け方まで
レクチャーされていたと言うから大変なもの。

一般社団法人潜在科学研究所という団体様が主催する
イベントで、これも宙明先生ファンなら見に行く価値は
ありそう。

「私の音楽人生」「UFO」「超能力」など、
これまでにないトークイベントになるそうで、
まだチケットあり、当日受付もあるとの事。

当日は音楽話もあるそうな。
音楽トークのお相手役は不破了三氏。



9月にロフト阿佐ヶ谷で催された宙明先生トークイベントでも
壇上で、宙明先生の事を熱く語っておられた人だけに、大役を
引き受けるに充分で御座います。

私が今、「昭和のリズムセクション」を探求してるのも
9月の宙明先生イベントで寺川正興さんの名前を引き出した
皆様のお陰であります。

※「寺川正興」「半田健人」で検索したら半田くんラジオの
 文字起こしがあり、そこで寺川ベースを語る半田クンの
 熱いコメントがありましたよ。
 しかし「残念なハンサム」ってなんだよ!
 カッコよくで昔の音楽も詳しい素敵な男子だろうが!

例によって行けたら行きたいけど、土曜の真昼は厳しいな。
本日勤務の過酷度にもよるが、基本として一週間の疲れが出て
睡魔との戦いになるからなぁ・・・。

最近の収穫:串田アキラ「爆発するソウル」

2015年10月29日 | CD紹介(邦楽)
最近のマイブームは串田アキラさんか。
R&Bライヴに行った興奮も冷めやらぬうちに
1970年の1stアルバムを手に入れた。

それ以前に69年発売のデビューシングル=
「からっぽの青春」等は聴いてたが、アルバム1枚
じっくり聴くと、また違った印象を受ける。



CD復刻版、「爆発するソウル」。
プレミアも付いておらず、定価で購入。

01. しあわせの限界
02. トラベリン・バンド
03. トライ・ア・リトル・カインドネス
04. 最後の恋
05. サムじいさん
06. 果しなき旅
07. からっぽの青春
08. 孤独の影
09. クライ・ライク・ア・ベイビー
10. あやまち
11. 陽が落ちてから

現在はアニメ・特撮歌手として知られる串田さん。
確かに「シャイダー」の主題歌は名曲・名唱だ。

「♪若さ、若さってなんだ、振り向かない事さ♪」の
くだりは感動的だし、聴き手への応援歌とも言える。
聴いてて高揚感ありまくりです。

その声には「ソウル」を感じるし、やはR&Bに
親しんで、歌ってきた素養が溢れている。

デビュー当時のソウル歌手ぶりも凄い。



だいたいね、復刻版の煽り文句が
~1969年にデビューした知る人ぞ知るソウル・シンガー、
 串田アキラのファースト・アルバム。
 GSか、フォークかジャックスやパワーハウスのような
 GS以外のグループ、 或いは演歌歌手といったように
 男性歌手の場合ある程度ジャンルが区切られていた時代に、
 R&Bシンガーとしてデビューしたという稀有な存在。~
・・・ですから。

実際に聴いても、日本人離れしたシャガレ声、声量、
シャウト・・・素晴らしいです。

後のアニソンより、キーが低めな曲が多く、ドスを
効かせてソウル風味を増そうという目論見があったのかも。

もっとハイトーンでのシャウトも欲しかった気がします。
※45年前の音源にナニ言ってんだか・・・

洋楽のカバーもあり、2曲目はJ Fogerty作。
そもそも「からっぽの青春」もJoe Southの曲に
日本語歌詞を付けたモノだったんですね。

「サムじいさん」も元は海外曲で。
これを日本語で歌っているが全く違和感なし。
ここではスタックスを思わせるホーンも効いている。

英語曲の本格カバーもあるが、発音的には米軍キャンプで
歌ってきたキャリアが頷けるモノだ。

低音で唸るように歌う時にはゼム時代のV・モリソンさえ
連想させてくれる。



ストレートなロックあり、ソウル歌謡あり、南部バラード
ありで、バラエティに富んでるが、各曲とも串田さんが
ソウルフルな歌唱を聴かせているんだから、とうぜん統一感
バッチリ。

演奏もツボを押さえたオルガン、味ある刻みのギター、
ジャズとソウルのフレーバー充分のホーン、ボトムを
支える昭和のリズムセクション・・・と文句なし。

※ベースはピック使ってる感じだから江藤勲さんかしら?
 江藤勲さんのHPで音楽ライターのガモウユウイチ氏が
 そう認定されているから間違いないでしょう

湯浅学さんの解説も資料価値高し。
~マッドマックスの日本版エンディング曲を串田さんが
 歌ってて、それを聴いた渡辺宙明先生が気に入って
 「サンバルカン」の主題歌歌唱を依頼して来られた
 ・・・と。
 それがキッカケでアニメ・特撮の仕事も広がったそうで
 ここでまた宙明先生が登場ですか・・・。

これは「幻の名盤開放」の方も買わなきゃなぁ・・・。

アニメ「ハイキュー!!2期」、第3話も谷地ちゃん回

2015年10月28日 | アニメ・特撮
そして第4話も冴子姐さんが活躍・・・というオイシイ展開。

まずは第3話ですよね。
谷地ちゃんの自立回。



キャリアウーマンのママ(美人!)に言われっ放しの
谷地ちゃんが「自分から『やる』と宣言した回」。

女性キャラ繚乱の回で御座いました。
女子更衣室とか出てくるし。



体育館で生着替えする男子部員に赤面する谷地ちゃんを
「慣れてね」と優しく諭す潔子さんとか。



アイキャッチで日向にボールをブツけてしまい
土下座謝りする谷地ちゃんとか。



「今まで余り人に必要とされた事がないんで」と言い
一歩踏み出せない谷地ちゃんをフツーに励ます日向とか。



なんか良い。
ウェットな恋愛要素とか無いトコロがよい。

「学芸会でも村人B・・・みたいな」という谷地ちゃんに
「オレも脇役だったけど主役より目立とうとして怒られた!」と
明るく言い放つ日向が良い。



勉強出来なくて谷地ちゃんに教えてもらって、やっと赤点
ギリギリラインの日向が、無闇にポジティブなのも良い。

勉強も出来て結構カワイイのに
コンプレックスが抜けない谷地ちゃんも初々しくて良い。



そんな谷地ちゃんをママのトコロへ引っ張っていく日向が良い。
少女漫画的展開なのに全然ロマンチックじゃないのが良い。
絵も無闇にキラキラしてないのがイイ。
日向は王子様してないし。谷地ちゃんも変顔になってるし。



結果、谷地ちゃんは1年生マネージャーとして入部。
烏野高校排球部は、美人系と可愛い系のダブルマネ体制と
なったのでした。



谷地ちゃんがママのアドバイスで作った寄付金募集のポスターも
効果が表れ、早くも貢献。

たっぷりと谷地ちゃん声(諸星すみれちゃん)も聞けたし、
大満足のアニメ「ハイキュー!!」セカンドシーズン、第3話で
御座いました。

冴子姐さんと日向・影山の会話が、これまたタップリと
楽しめた第4話も素晴らしかったです。



姐さん(小松由佳さん)の雄叫び系の声も聞けたしね。
ああ、やっぱり毎週が楽しみだ「ハイキュー!!」。

※アニメは勿論、原作漫画もね!

「ドイツフェスティバル」が10/30~11/3開催

2015年10月28日 | 生活
毎年好評の「ドイツフェスティバル」が、
今年も10月30日から11月3日にかけて開催される。

場所は東京の都立青山公園。
住所:東京都港区六本木七丁目23

*アクセス
東京メトロ千代田線「乃木坂」5番出口 徒歩1分
東京メトロ日比谷線「六本木」4番出口 徒歩5分
東京メトロ銀座線「青山一丁目」4番出口 徒歩5分
地下鉄大江戸線「青山一丁目」24番出口 徒歩5分

今回で5回目となる「ドイツフェス」。
数多くのブースが立ち並び、贈答品からグルメフードまで
多種多様なドイツ製品あり。

更に舞台イベント、数々のワークショップ、子供や大人が
参加できる様々なゲームも楽しめるそうな。

飲食店ではドイツビールとフランクフルト、ハンバーグ、
ジャーマンポテト、チーズ、生ハム、ラクレットチーズ
(アルプスの少女ハイジで有名)、ワインが味わえる。
もちろん有料で。

※エーベルバッハ少佐のコスプレしてる人は居ないかなぁ~?

なお、アトラクション演奏は、ムジカプロムナードさんが
11月3日(火・祝) 14時から行なう予定との事。

曲目:
ワーグナー/
歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

菅野よう子/
花は咲く

ベートーヴェン/
交響曲第九番より第4楽章 ほか

さてさて、祝日だがどうしよう。
家族を「美味しいモノが飲み食いできるよ」と誘おうか。
我が子も「花は咲く」が教材になって歌ってるし。

いろいろ言って連れて行こうかなぁ~。

パクリか、インスパイアか、オマージュか

2015年10月28日 | 生活
10/25の串田アキラR&Bライブで演奏されたテンプテーションズの
「ゲット・レディ」カバー。

これが演奏、歌唱とも余りにカッコ良くて、すっかり参って
しまったのだが。

テンプスの同曲を元ネタにしたと言われるR・ストーンズの
「ビッチ」も、それはそれで相当にカッコイイんだよね。



「パクリとは言わせんぞ」と言わんばかりの、ストーンズ流
フレーズや歌い回しがあって。
これは「インスパイア」の範囲内というか
影響を受け、その上でロックに発展させた・・・って気が
するんですよね。

「ホラ、元の曲には無いロックなパートがあるだろう?」と
言わんばかりに切り込んでくるギター。そしてヴォーカルの
シャウト。
最後の「イエーイエーイエー!!」の連発。

いやぁ、やっぱカッコイイ。
ストーンズは凄い。テンプスも偉大です。



そして変に義理堅いトコロもあるストーンズは、
1974年発表の「イッツ・オンリー・ロックン・ロール」に
テンプテーションズの曲「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・
ベッグ」のカバーを収録。
シングルとしても発売し、テンプスに印税をもたらす事になった。

ブラック・ミュージックへの思い入れが大きいストーンズは
63年にボブ&アールが発表した「ハーレム・シャッフル」もカバー。
アルバム「ダーティ・ワーク」(1986年)からシングルカットし、
これまた名曲掘り起こしに貢献している。



それに先立って、ミック・ジャガーはD・ボウイと一緒に85年の
ライブ・エイド用に「ダンシング・イン・ザ・ストリート」を
カバーし、これまたシングル・ヒット。
R&B、ソウル名曲を世に知らしめる役割を果たしている。
※オリジナルはマーサ&ザ・ヴァンデラス。発表は1964年。



もちろん、ブルース方面でもデビュー当時はカバー中心だったし
ロバート・ジョンソンの「むなしき愛(ラヴ・イン・ヴェイン)」の
見事なカヴァーはライヴ・アルバムでも再現されている。

ロバート・ジョンソン絡みで言えば、
クリームは「クロスロード(ス)」をカヴァー。
テンポも曲調も違うんだから、歌詞をちょっと変えて作者を「Jack
Bruce, Pete Brown」とすりゃイイのに、そこは先人に敬意を表すかの
ごとく Robert Johnsonの名を記してあるし。
他の曲でも、Willie Dixonや、 Booker T. Jonesの名前がクレジット
されている。

この辺は男気を感じるんですよねぇ。



その点、レッド・ツェッペリンはねぇ・・・。

「ブラック・マウンテン・サイド」なんて、モロにバート・ヤンシュが
弾いた英トラッド「ブラック・ウォーター・サイド」。
そのうえ、ジミー・ペイジはギター・チューニングまで「そのまんま」
なのに、平気で自分名をクレジットしてるんだもんねぇ。



厚顔も甚だしいというか。
ブルース系の曲とか、歌詞を引用しまくってもクレジットは・・・。

いや、曲はメチャメチャ格好いいんですよ。
それだけに上納金を元ネタ側に渡さなかったツェッペリンには
落胆を隠せなかったと言いましょうか。
※後で訴訟になって和解したらしいですがね

クリームのJ・ブルースやJ・ベイカーがZEPを良く言わない理由って
案外この辺にあるのかも・・・。

そんな事を考える秋の夜で御座います。

生頼範義さん死去

2015年10月27日 | 生活
世界的イラストレーター生頼範義(おうらい・のりよし)さんが
10月27日、肺炎のため宮崎県の病院で亡くなられた。
79歳。

1935年生まれの生頼さんは、2011年に脳梗塞で倒れられ、
息子さんのオーライ・タロー氏(画家)のサポートで、リハビリ中だった。



昨年、拙ブログで「在住されている宮崎県で個展が開催中」と
して生頼さんへの思いなどを書き記し
「あの緻密なタッチの再現は難しいかも知れないが、ラフでも
良いからリアルタイムの生頼絵が見たい・・・」と願望を
吐露した私でしたが

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/ed75b582f700a0daf2b1438693d566c8

それが実現する事はなく、本当に残念な訃報となってしまいました。

孤高の画伯ともいえた生頼さん。
スターウォーズのポスターなど、一枚絵へ載せる情報量の物凄さは
圧巻の一言だった。

普通あれだけ登場人物を盛り込んだらアウトです。
モブじゃないんですから、主要人物ですから。
並の絵描きだったら「ゴチャゴチャ描き過ぎ。スケールダウンする」
・・・と、NG出されちゃいます。



しかし生頼絵は違う。
(原画の大きさもあるだろうが)まるでスケールが損なわれていない。
スターウォーズ以外でも「情報・世界観の詰め込み」は生頼絵の特徴に
なっているが
筆致で魅せてしまう、その「緻密な荒業」には感動するしかなかった。

「青き地球、そして宇宙」が常識だった時代に
宇宙を、そして地球を緑で描いた色彩も圧巻でした。
常識をも覆した凄い人でした。



通夜は、28日午後7時から。
告別式は、29日午後0時10分から。
いずれも、宮崎市のプリエール宮崎花ヶ島の杜で
執り行われるとの事。

生頼先生の御冥福を心より御祈り申し上げます。
素晴らしい絵の数々、本当に有難う御座いました。

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(4)

2015年10月26日 | ライヴ
アンコールの拍手は続き、
登場したのはキーボードの鈴木憲彦氏 (kb)。
ソロで歌ったり、曲順間違えてアカペラソングで演奏陣を
呼び出したりして・・・オチャメで大活躍のバンマスです。

鈴木氏に呼ばれて現れる串田アキラさん。
アンコールは長年付き合いある2人ステージだ。

「リクエストされた曲を歌います」という串田さん。
鈴木氏が手に持つシングル盤は「からっぽの青春」!
串田さんのデビュー作だ!!



「英語のR&Bばっかり歌ってたから発音を直されて・・・」
「アニメソングでも『発音をハッキリと』と直されて」
「歌手になって2度直されたなぁ」と思い出を語る串田さん。

鈴木氏がシングル盤の煽り文句「和製ソウル!」を紹介すると
「いやぁ、そんなでも無かったけど。当時は大袈裟だから」と
謙遜する串田さん。

いえ!あなたは目茶目茶ソウルフルでした!

幻の名盤解放セレクション2 ‐ ニコニコ動画:GINZA
(www.nicovideo.jp/watch/sm20787207)~これで
1stアルバムの曲を聴く限り、異彩放ちまくりです!

歌もソウルフルです!
演奏も黒い昭和リズムセクションとホーンが炸裂してます!
カッチョイイです!

「まぁ、『からっぽの青春』。今から少し前かなぁ」なんて
笑うお二人。
・・・いや、1969年の盤ですがな!!
※串田さん、昔は色黒で外国人と間違えられたそうな



そして
遂にキーボードの伴奏でデビュー曲を熱唱する串田さん。
歌い上げてます。
「あしたのジョー」を歌い上げる尾藤イサオさんに通じる
シャウトです。
サビは鈴木氏とハモり、感激のエンディング。

「いやぁ、すごい歌詞だね。時代だね」と感じ入るお二人。
串田さんは照れていらっしゃるのか?
いや~、素晴らしい歌ですよ!曲調ですよ!

最後はメンバーがステージに集まり、ジャンプナンバー炸裂。
エディ・フロイドの「ノック・オン・ウッド」だ!



再度立ち上がって踊る観客。私も踊りました。
R&Bの代表曲!盛り上げてくれます!

まるでソウル・レビューのようなライヴは終わった。
※女性コーラスこそなかったですが
心地よい疲労感を身体に覚えつつスタンディング・オベーション。

メンバーが横一列に集まり、手を繋いで客席にお辞儀。
そのまま記念撮影タイムへ。

ファンとの距離が近いライブでした。
途中、額の汗を「暑いなぁ~」と手で拭う串田さんに
ハンカチ差出す女性ファンもいらしたし。
※トム・ジョーンズさんの公演ですか?

串田さんの誕生日を祝う「ハッピーバースデイ」合唱と
ケーキ献上もありました。
ロウソクの火を吹き消し、感激されてた串田さん。

ファミリームード溢れるライブでありました。
例によって私にとっては2度も3度も美味しいライヴでした。

以前もあったという串田アキラさんのソウル・R&Bライブ。
今後もやってくれそうで、次回も楽しみで御座います。



◆出演
串田アキラ (vo)

鈴木憲彦 (kb) バンマス
米川英之 (g) 元CCB
※現在はソロ、またはスタジオミュージシャンとして活躍中
 今回、実にカッコいいギターを聴かせてくれました!

TAK斉藤 (b)
江口信夫 (drs)
座光寺基光 (tp)
はぐれ雲永松 (tb)
渡辺ファイアー (sax)

貴日ワタリ (cho / ザ☆カインズ)
常見弘士 (cho / ザ☆カインズ)
斉藤淳一 (cho / ザ☆カインズ)

みなさん、お疲れ様でした!

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(3)

2015年10月26日 | ライヴ
曲はノリノリで続きます。
演奏陣もカッチョイイ!

コーラスはハモり、ホーンは鳴り響き、リズム隊は
緩急を決め、ギターはリズムを刻んでソロを取る!



テンプテーションズの「ゲット・レディ」、この曲の
カヴァーが最高にカッコいい!
ストーンズが「ビッチ」の元ネタにしたと言われる、
同チューン。
テンプスはファルセットだが、串田さんはマニッシュに
シャウト!
テンプスがホーンで鳴らすリフを米川氏がギターで重ねて
キメている!
滅茶苦茶カッチョイイ――!!
テンプス~串田バンド~R・ストーンズで橋渡ししているかの
ような演奏は、この公演の白眉と言えた!!



畳み掛けるようにソウル・R&B曲が続く。
ああ、曲順の記憶も曖昧になってきた。

「オールマン・リバー」もあった気がする。
サッチモの「この素晴らしい世界」も歌われたような。

1stセットの最後が
スティービーワンダー「サー・デューク」だった事は
間違いない。盛り上がりました。
ホーンも並んでキマってました!



サムクックの「チェンジ・ゴナカム」では堂々の
歌い上げ。

ジミー・クリフ「アイキャン・シー・クリアリー・ナウ」
(元はジョニー・ナッシュ)では、ライトに歌う。
でも、しっかり串田テイストが入ってるから、思わず
顔がニヤけてしまう。



待ってましたのオーチス・レディング「ドック・オブ・ベイ」
ギターがS・クロッパーばりにキマってる!
※「リスペクト」とかも歌ってほしかったけどね!

2ndセットの終盤はアップテンポで盛り上がりの連発!
ウィルソン・ピケット「イン・ア・ミッドナイトアワー」!



ここらでは「お店から踊っていいと許しが出ました」という
串田さんの言葉で客席はダンス・フロアへ!
※私も立って踊っておりました

ついに登場したのがジェイムズ・ブラウン曲!
「セックスマシーン」「アイフィールグッド」のJBナンバーで
会場はノリノリ。



ホーンもベースもドラムもギターも一体となって熱気ムンムン!
狂熱のエンディングで2セット目も終了。

1stセット終了同様、メンバー達は客席の中央を通って
ハケていったのでした・・・。

(続く)

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(2)

2015年10月25日 | ライヴ
一曲目からして充実のR&B曲だ。
演奏もタイト。

バンマスの鈴木憲彦氏 (kb)が串田さんを指差し
「ソウル・マン!」と叫ぶ。

そのままサム&デイヴの「ソウル・マン」だ。
洋画「ブルース・ブラザース」でも御馴染みな同曲、
ああ、いかん。つい歌ってしまう。



ここでMC。
一通り
「キン肉マーン♪」「富士ーサファリパーク♪」
などアニメ・特撮・CM代表作をシャウトして
「この辺、今日は歌いませんから」と語って
笑いを誘う串田さん。

10代の頃から米軍キャンプでドラムを叩きながら
リズム&ブルースを歌ってきたという串田さん。
目立ちたいと思ってたらフロントに立ってたと。(笑)



ふたたびR&Bカバーに戻り
テンブテーションズやプラターズのナンバー。

意外と言っちゃなんだが、キレイなフィリーソウルも
守備範囲なのな。
ビリー・ポール「ミー・アンド・ミセスジョーンズ」
究極の不倫ソングだがコーヒーばっかり飲んでる
歌詞なんだそうな。
※この辺は山下達郎さんに通じるホーンとコーラスでした

「マイガール」などの素直なコーラス物も取り上げ、
南部のド・ソウル連発で来られるかも・・・と
予想した私は、串田さんの幅広い懐に感じ入るのでした。

(続く)

串田アキラ「SOUL,R&Bライブ」に行ってきた(1)

2015年10月25日 | ライヴ
場所は目黒の権之助坂にあるBLUES ALLEY JAPAN。

そもそも権之助坂の雰囲気が良い事よ。
オシャレと素朴が混在した街。
味のある本屋さんや散髪屋さんがある商店街。

そこに現在は外装を工事している建物があり。
その地下に会場のBLUES ALLEY JAPANはありました。



テーブル席(指定)\5,000
開場16:00 開演17:30×2st

テーブルに着くとともにワンドリンクをオーダー。
洋食ディナーもあったが、急いで食べたいので
ハンバーガー系の食事を注文した。

17時35分も過ぎたトコロでメンバーが順次登場。
最後に御馴染み茶髪の串田アキラさん。
今日は白いスーツ姿。

当然、客席からは拍手喝采だ。

特撮ソングで知られる串田さんだが、原点はR&Bと
ソウル。
今日はそのソウル、R&Bを歌うライヴだという紹介と
挨拶を終え、さっそく1曲目が始まる。

いきなりホーンが印象的なメロディを奏でだす。

このイントロは!
サム&デイヴの「ホールドオン」だ――!

ヴァニラ・ファッジとニール・イネス公演が中止

2015年10月25日 | 洋楽
ちょ、ちょっと勘弁してよ!
Wアッシュとキャラヴァンに続き、また延期ですか!

Vinyl Japan/Eikoku Ongakuさん、大丈夫ですか?

【VANILLA FUDGE】
10月28日(水)および29日(木)下北沢GARDENにて
予定されていた来日公演は「諸般の事情により」
一旦、開催中止。。
現在アーティスト側と新しいスケジュールを調整。
近日中に今後の延期スケジュール日程にあわせて、
チケットの振替および払戻しの案内があるとの事。



【NEIL INESS】
11月04日(水)および05(木)新宿BLAZEにて
予定されていた来日公演はVinyl Japan代表の病気から
病状悪化による公演準備不足、またアーティスト側の
「御社および公演準備の完全な状態での来日を望む」
との希望があり、今回の来日公演中止が決定。
チケットは11月04日から払戻し開始予定。
払戻し方法に関しては再度案内があるとの事。



Vinyl Japan/Eikoku Ongakuからは

「このたびはチケットをご購入いただいたお客様へは
多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを心より
お詫びいたします」との謝罪あったが、立て続けの
公演延期・中止に「代表の病状悪化」とは只事じゃない。

https://twitter.com/vinyljapan

最近精力的に英国ロックの来日に携わってきた呼び屋さん
だけに、なんとか通常状態に戻って欲しいものです。
※以降も他のミュージシャン情報がUPされてますが・・・

R・ブラックモアのHR復帰は「Monsters Of Rock」

2015年10月25日 | 洋楽
リッチー・ブラックモアがハード・ロック復帰公演を
望んでいる事は既に洋楽サイトで伝わっているが

当初はフランスのハードロック・フェスに参加・・・
なんて報道もあったが、独プロモーションから先に
発表あり。

リッチーのHRシーン復帰コンサートとして、まず
「Monsters Of Rock Festival 2016」への出演が
正式発表された。

ドイツにて2016年6月17日、18日に開催される予定。
リッチーは「RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW and GUESTS」
のグループ名で参加するとの事。



以前のインタビューで「2016年6月にヨーロッパで4つの
ロック・コンサートを行う」とコメントしていたリッチー。

当日はディープ・パープルやレインボーの楽曲が演奏される
予定との事。
現在、夫人とアコースティック・ユニットを組んでいる
リッチーだが、HRロック・コンサートを開催するのは、
およそ20年ぶり。

「モンスターズ・オブ・ロック」とは、これまた感慨深い。
1980年、コージー・パウエルがレインボーとして、最後の
ステージを踏んだのが「モンスターズ・オブ・ロック」
だったからね・・・。

今回のメンバーが気になるし、他の公演もどこで行われるか
興味が尽きないが
その辺は続報を待つしかないですなぁ・・・。