あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

東京国際フォーラムで「冨田勲映像音楽の世界」を見た(3)

2018年09月17日 | 邦楽
次はユニークな企画。
『創作ダンスのための音楽~大妻嵐山高校ダンス部との共演~』



ダンス教材用として1974年に作曲された「コムポジション『愛』」を、
辻本知彦が振付し、大妻嵐山高校ダンス部の女子高校生たちが、最前列
前に設置された専用ステージでのダンス披露があったのでした。



ぶっちゃけ、このステージ作るためにA~Dくらいの席はすっ飛ばされて
いたのだ。最前列でFとか、そんな感じだったのだ。

おかげで私は物凄く前の席で見れたのだ。



※画像はラストのフォトセッションより


木のステージの上で生足、スカートで踊る無垢なJKが目の前にいたのだ。
むしろ目を合わせるのが怖かったのだ。
※一応スパッツは履いてらっしゃったけどさ!

御当人たちは堂々としたもので、立派に踊り上がられました。
演奏も良かったです。

※ここで第1部が終了。


休憩に入りました。トイレタイムを挟んで第2部へ。

【映画音楽より】

樋口さんが盛り上がること盛り上がること!



映画「ノストラダムスの大予言」から。封印作品だが音楽が最高なのは
冨田ファンでは定説。樋口さんは特撮の素晴らしさも熱弁。
特技を担当された中野昭慶監督が会場にいらして、すかさず紹介。

その特撮を「なんて人類は美しく滅ぶのか!」とコメントされ、私はその
表現に震えたのでした。

OPは篠田さんの電子音。オーケストラと一体化した後に、冨田フルートこと
口笛シンセが…なかなか始まらない。



何かのトラブルか?
演奏は中断された。

藤岡さんが「冨田サウンドを知り尽くした篠田氏の音が鳴らないと始まらない」
「意味がない」と説明。その間に機材の復旧は進められ、再度演奏が開始された。

※一番最初からは再開されなかったような…。



そして場内に響くアナログ・シンセの「滅びの調べ」。
いつもの「宇宙の希望」を奏でる音色ではない。恐ろしくも魅力的な音…。

曲は「滅亡のテーマ」「メインタイトル」「永遠の生命(愛のテーマ)」と続く。
ドラムとベースも昭和のリズムを刻んでくれた。予想以上に昭和だった!



樋口さんによると、「ノストラダムスの大予言」のサウンドトラックを聴いた時、
とても「欧州的だ」と感じたそうだ。確かに、このスケール感は従来の邦画音楽
には無かったものかもしれない。

※伊福部音楽の「和の土着感」とも異なるし…



個人的には「この音楽」が聴きたくて本公演へ赴いたといっても過言ではない。
私にとっては、それくらい魅力的で吸い寄せられるような恐ろしくも魅惑的な
音楽なのだ!

(続く)
コメント

東京国際フォーラムで「冨田勲映像音楽の世界」を見た(2)

2018年09月17日 | 邦楽
15:00から本編「第1部」開始。

【手塚治虫のアニメ音楽より】
指揮者の藤岡幸夫さん、演奏するオーケストラ・トリプティーク、
そして合唱団が登場。



1曲目は「ジャングル大帝のテーマ」。
定番の名曲だが、今回は合唱が印象的でした。ダテに人数揃えて
いません。

そして「ビッグX」。



さらに「リボンの騎士 オープニングテーマ」「リボンのマーチ」!

ここではオリジナル版の歌手・前川曜子さんがゲストで出演!
当時の歌を再現してくれた。声量が凄い。ヒャッホー!!(
※ちょっと泣いちゃったよ…



ここで監修の樋口尚文氏と司会の中江有里さん登場。

特に樋口尚文さんの思い入れたっぷりなMCが素晴らしい!
理知的な進行に終始する中江さんも素敵だ。奇麗だし、やっぱ
スタイル良い。

シンセ奏者以前、TVや映画向けに数多く作曲していた時代の
冨田曲を演奏しようじゃないか…、それが今回の意気込みなのだ!

【NHKのための映像音楽より】

これも定番「きょうの料理」。NHKの録音場所で依頼され、
そこにはマリンバしかなかったから…で出来上がった曲。

マリンバ3名による演奏。個人的には冨田曲の公演では何度か聴いた
定番曲だ。
少しのアレンジ変化あろうと、60年以上NHKで使われてるのだ。
愛着大きいのでしょう。



続いて、これまた名曲「新日本紀行テーマ」。
拍子木で知られる演奏。やはり生公演で聴いてるが、何度接しても
良いですなぁ。

そして「大河ドラマのコーナー」。

第一回の「花の生涯」から。何度も大河を担当した冨田先生。実際の
発表順に披露され、続いて1983年の「徳川家康」。



篠田元一さんのシーケンサーが低く鳴り響く。高温も交えながら、
オーケストラとシンセが一体となって会場を飲み込む。男声合唱も
加わり、序盤のハイライトと言っても良い演奏が繰り広げられた。

EDは、シンセのシーケンスが長めに流されてフェイドアウト。
余韻を楽しませてくれました。



1974年の「勝海舟」は和太鼓封の打楽器とジャズ風な鍵盤で彩られる。
ここでも篠田さんは大活躍だったが、思わず椅子ごと転倒するという
アクシデント発生!

一瞬「大丈夫か!?」と観客が息を飲んだが、席を戻して演奏継続。
中断することなくラストまで演奏された。

指揮者の藤岡さんが振り返り、篠田さんへの拍手を促すと、大きな
声援が飛んだ。それに応える篠田氏。ケガがなくて良かったと安堵。

(続く)
コメント

東京国際フォーラムで「冨田勲映像音楽の世界」を見た(1)

2018年09月17日 | 邦楽
今回は仕事休んで向かった。
一応は中間管理職なので、普段は世間の連休に合わせて休むなんて
家族旅行などの極々限られた用事のみだったが。



今回は違います。「ノストラダムスの大予言」「キャプテンウルトラ」
「マイティジャック」の演奏が行なわれるから!

冨田勲 映像音楽の世界 SOUNDS OF TOMITA 冨田勲メモリアルコンサート
~特撮・アニメ・映画音楽特集~



メインのメンバー:指揮の藤岡幸夫氏、シンセの篠田元一氏、そして
譜面や構成で後を引き継いだ「最後の弟子」津田賢吾氏映画・映像の
識者として知られる樋口尚文氏の監修。そして演奏はオーケストラ・
トリプティーク。

もう間違いありません。



そもそも冨田先生の追悼関連公演には足を運びました。
「Dr.コッペリウス」「題名のない音楽会(収録)」大河、シンセ、
手塚アニメ・・・素晴らしかった。

しかし、まだ残っている物がある。そう、特撮劇伴です。
それをいち早くBS「エンター・ザ・ミュージック」で語ってくれたのが
藤岡幸夫氏なのです。



藤岡幸夫氏は冨田先生晩年の『源氏物語幻想交響曲絵巻』でも指揮を担当。
冨田勲先生が室町時代から伝わる「明珍火箸」を見つけてきて、縦に吊る
して鳴らしたエピソードを紹介、「源氏の風が香った」と語った理解者で
もある。



そして、篠原元一氏(Key)は「イーハトーヴ」以前から信頼を得ている
「こだわりの人」。

NEXT未来のために「ミクとかなでる先生の夢〜冨田勲ラストコンサート」に
登場されてた津田賢吾氏。



あの番組・・・「先生の死を乗り越えて遺作完成を目指す」ドキュメンタリー
だったのだが。

実際は音楽面で後を引き継いだ、若き津田賢吾さんの苦難物語だったのよ。
それを乗り越え、今回!



2018年9月17日
会場は東京国際フォーラムホールC。

ロビーは早々と混んでいる物販コーナーも長蛇の列。
年齢層は渡辺宙明コンサートより高いかな?主に50~60代の男性が多い。



なんとか並んでお目当てグッズを購入。

SF特撮ドラマ『マイティジャック』のTシャツ。
そして会場限定300部販売CD『マイティジャック大全』。

いやぁ、売り切れも心配したが何とか買えましたよ。



並んでて時間を使い「ヤベェ、プレコンサート始まっちゃう」と入場しようと
したら、なんと客席入り口にシンゴジラのW監督の姿が!!

庵野秀明氏と樋口真嗣氏が関係者とお話しされている。
~つか、あんたらがそんなトコロに居たら通り辛いじゃないかよ!

そう思いつつも入口に近い庵野氏へ会釈して前を横切ったら「あぁ、どうぞ」と
凄い笑顔!私も釣られて笑顔。



ああ、そうだ。ここにいる観客は皆「同志」みたいなもんだよね。

言うまでもなくコンサートの企画・制作はスリーシェルズさん。
伊福部・宙明・菊池俊輔…数々のコンサートを実現してくれた実績あり、信頼度は
抜群なのだ。

客席に入ると、もう演奏が始まっていた。舞台の真ん中にミニムーグなどの機材が
設置され、ケーブルで繋がれている。



齋藤久師さんによるプレコンサート、アナログ・シンセの音が素晴らしい。
階段を移動しながら自分の席を探したが、これがビックりするくらい前だった!

「アナログシンセサイザーライヴ『オマージュ冨田勲』」。
たったいま通路を移動してきた私が言うのもなんだが、中途半端な明るさと人が
歩く物音の中でのステージは、少し齋藤久師さんに気の毒だったかな…。



演奏自体はDOMMUNEでの物を思い起こさせてくれた。
和音の出せないアナログ・シンセの電子音、エコーや効果でヘヴィなライヴ演奏。

即興によるアヴァンギャルド電子音から、最後はやはり『惑星』の一節。
音を絞るように終了。シンセ脇に移動し、会釈する齋藤氏に大きな拍手。

ぜひ次はもっと良い演奏環境でLIVEを聴きたいと思わせてくれました。
(続く)
コメント

「冨田勲メモリアルコンサート」に齋藤久師氏が出演!

2018年09月14日 | 邦楽
9月17日、東京国際フォーラムで開催される「冨田勲メモリアルコンサート」。

ドラマ、映画、アニメ界に数多くのサウンドトラックを残したシンセサイザーの
第一人者であり、作曲家である冨田勲先生の楽曲遠征コンサート。

冨田先生の名曲が演奏される同公演は、各方面から注目を集めているが、そこに
プレコンサートとして、「シンセ番長」の異名をとる齋藤久師氏の出演が決定した!



齋藤久師は、生前の冨田勲とも交流し、冨田が期待をかけた存在。

テクノ、電子音楽界でも独自の活動を行い、モジュラーシンセを始めとしたアナログ
シンセを駆使したライヴに定評がある。



メモリアルコンサートのオープニングアクトとして登場する齋藤久師さんふぁ、冨田勲
先生へ捧げるアナログシンセ・ソロをどう響かせるか注目だ。

先日のDOMMUNE冨田先生回でモジュラーシンセライヴやってくれた齋藤久師さんですから。
見事なソロでしたからね。

これは凄いよ!!
コメント

冨田勲コンサートで「マイティジャック」上映あり

2018年09月11日 | 邦楽
9/17に開催されるの冨田勲コンサート(東京国際フォーラムC)。

樋口尚文氏が特別に円谷プロの許可を得て『マイティジャック』
第一話を再編集し、スクリーン上映しながらオーケストラの演奏が
行なわれるという!



『マイティジャック』組曲!
そして『ノストラダムスの大予言』組曲!

これは、ますます見逃せませんね!
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(6)

2018年09月08日 | 邦楽
「アイドルといえば」…で話題となったのが、来年のイベントその2。
日時は3月23日(土)、場所は高円寺High。



イベントは金属恵比須が主催する「猟奇爛漫FEST VOL.3」。
対バンが、なんとプログレアイドル「キスエク」だというのだ!

xoxo(Kiss&Hug) EXTREMEが正式名称なグループ。



メタルのアイドルがBABYMETALなら、プログレアイドルはxoxoと
聞いた事あったし、ロフトのイベントで高木総主席がお呼ばれして
いたのは知っていたが。まさかの対バンだ!!



高木総主席に「むこうは本物のアイドル」と水を向けられても
「まいったなぁ~、ハッハッハ」と屈託なく笑う稲益さん。
相変わらずの明るさです。



それどころか「高木リーダーが仕事終わりにレコード店へ新譜
営業に向かったら事務の人と間違われた」なんて話まで引き出
してくれましたよ。



「どこまで華がないのか!」「営業、事務処理も自分たち!」
「エクセル、ワードは必須!」なんて自虐ネタで笑わせてくれ
ましたよ…。



そして曲は「みつしり」!

これまた私が大好きな疾走ソング!
でもサビではしっかりと変拍子が差し込まれたプログレ曲!!



しっかと盛り上げて本編終了。

メンバーはハケて行ったが、観客の拍手は続く。



でんでん太鼓を叩きながら再登場した稲益さんに続き、マスヒロさん、
宮嶋氏、栗谷氏の各メンバーがステージに戻る。

高木リーダー、なかなか出てこないと思いきや、フットペダルの踏み
過ぎで(?)足が攣ったとか!



再登場したが顔を歪めている痛々しいリーダー。
新譜作成、ライブリハ、社会人としての業務。

以前も手が攣って、ケア系の仕事なさってるファンからアドバイスが
あったものだが、疲てるのかなぁ~と思ってしまう。



一通りボヤいた後はアンコール。
これまた定番の狂乱ナンバー「イタコ」!



高木リーダー、BURNのリフを盛り込んで怒涛のデスロード!
稲益さんは木魚を激しく連打!



観客を煽る!「イタコ!」と返すファン!
混沌!混乱!怒涛の前のめり!



最後は楽器掻き鳴らしから轟音ブレイク!
全員荒れてファンも総立ち!!



宮嶋氏は怒涛のリボンコントロールしごき!
マスヒロさんはドラム乱れ打ち!



栗谷氏はベース掻き鳴らし、高木リーダーはギター放り投げ。
アンプに擦り付け踏み付け!
※常識の範囲内で天井に当たらないように行われております。



宮嶋氏のKeyがELP「悪の経典/第三印象」エンディングの如き
余韻を残しながら終演を告げる。

また会いましょ~で公演終了。

そのまま物販や伊東潤氏のサイン会へと移行したが、私は私で
連続イベントで疲労が来てるので撤収。



充実のコンサートでした。

宮嶋氏の鍵盤が多彩で、電子チェンバロ風、メロトロン、シンセ
サウンド…と八面六臂の活躍でした。

そこに高木リーダーのメロトロンやベースペダルが被って来て、
重厚なサウンドが生で再現されるんだから堪りませんよ。



のんちゃんのWebドラマ見なきゃ…と帰宅を急いでいたら吉祥寺
PARCOに出っくわした。

「アップリンク渋谷が入居予定」となっている。
あらたな文化発信の地になるんだろうな。

次来る時が楽しみで御座います。
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(5)

2018年09月08日 | 邦楽
激しく盛り上がった「ハリガネムシ」。
演奏終わって次は今後の紹介MC。



ドラマーの後藤マスヒロさんが出てきて、金属恵比須以外の
活動を自己紹介。



11月上旬に西荻窪Terraで、11月半ばに北千住で、鈴木匠という
方のユニットのライブに参加予定だとか。



「詳しい日程は忘れた(笑)」な~んて、あっけらかんと言うのが
さすがマスヒロさんだ。



12月には北千住でマルコシアス・バンプのライブに参加するとか。
※おおっ!!

「久々に自分よりセンパイと演奏する気がする」との事。



高木総主席からは10月13日(土)の13時から新宿HMV record shop
ALTAで、「金属恵比須インストアライヴ with 伊東潤」を行うと
告知あり。



観覧無料なので、ぜひ行きたいトコロだ。

ここらで総主席、赤い兜を装着!



高木「けっこう重いね」
稲益「首だいじょうぶ?」
そんな同級生トークも飛び出す。



ライブもいよいよ終盤。組曲「紅葉狩」より。

中間部の抜粋だが、なんとベーシスト栗谷氏は初演奏だそうな!



※でも演奏は全くそんな事を感じさせない。

定番曲を堂々と披露した金属恵比須には風格さえ漂う…。



そして終盤のMC。

来年1月26日(土)、まごころ居酒屋ROUNDABOUTが主催する5周年
イベント「Candytree Garden VOL.2」に、難波弘之&荒牧隆、
那由他計画、百様箱と共に出演が決まったとの事!



「若いバンドも出るよね」
同級生だから身も蓋もない事を言い合う高木&稲益コンビ。

「もう◎○才なんだから」
「プログレアイドルなんて言ってられないよ」

(続く)
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(4)

2018年09月08日 | 邦楽
メンバー水分補給。

高木総主席はもちろん「お~い、お茶」。



高木氏は足が攣らないよう、シンセベース操作に工夫したと
語って見せた。



武田家滅亡の後は、これまでの代表曲の演奏が。

久々の「真珠郎」。



高木氏の「幻惑されて」チックなギターサウンド。

もはや定番。



稲益さんのヴォーカルも安定度をどんどん上げてます。

再レコーディングしても面白いと思いますね。



そして、すっかり代表曲となった「ハリガネムシ」。

強烈なアタック、へヴィなリフからシンセ導入、溜りません。



前任者の多良氏のウネるグルーヴ感も素晴らしかったが。

栗谷氏は硬質なベースソロで曲を引っ張る印象。どっちもイイ!



そこから高木氏のギターソロ。

ボトルネックの伸びも心地よい。ブルースロックもイケるね!



そして稲益さんのスキャットとコール&レスポンス。

なんなら、もっとしつこくてオッケーなんですが…。



間奏長いのがブリティッシュハードロックの妙!

プログレッシブ・ロックの妙です!



さらに宮嶋氏のシンセソロ。

相変わらず最高の音色。今回は鍵盤サウンドが多種多様で
聴き応えありました!



ただ、スイマセン私の位置から宮嶋氏は映像撮り辛くて…

せっかくの雄姿がイマイチ少ないのが申し訳ない。

(続く)
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(3)

2018年09月08日 | 邦楽
曲は再びハードな「勝頼」へ。
ハードというか、金属恵比須版「タルカス?」



シンセが効果的、髙木総主席のEギターも圧巻。

プログレとハードロックが合体した金属恵比須の真骨頂!



~といっても
取って付けたようなプログレハードじゃないんだな。

四人囃子のような凄みがあるのよ。



「内膳」では雰囲気効かせまくりの鍵盤が。

再びのカシミール・リフも登場。



「躑躅ヶ崎館」
新垣隆氏を思わせる、現代音楽的なピアノソロが印象的。
ここではMJ氏が披露。稲益さんも手元で雨の効果音…。



そっから展開変わって高木氏の強烈なギターソロ。

プログレらしいソロで御座います。



栗谷氏の手数の多い疾走ベースも最高。

ジェフ・ベック・グループのロン・ウッドといい、私は
ギタリストが弾くベースが好きなのだ。



アクア武田家こと、「天目山」。

マスヒロさんが刻むマーチ(?)が混沌を予感させる。



いよいよ滅亡まっしぐら。

またもメインテーマのリフレインが頭をもたげ、そこから
壮絶なエンディングに繋がる。



「武田家滅亡」組曲全体、完奏!!

場内大喝采です。見事な演奏、歌唱です!!
聴く方の高揚感もハンパねぇ!



圧巻のステージでありました。

ステージ上では水分補給など、思い思いにブレイク。
まったりMCが始まりました。

(続く)
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(2)

2018年09月08日 | 邦楽
導入をたっぷり効かせた「新府城」。

プログレファンには堪らないメロトロン・サウンド序章から
「カシミール」的で「カシミールに非ず」なリフが始まる。



盛り上がったトコロで、ワイルドなブレイクからタイトル曲
「武田家滅亡」へ。

稲益さんの口数多いヴォーカルが聴きどころだ!



マーシャル・アンプを背にダブルネックを弾きまくる、高木
総主席だがシールド接触が悪かったのか音が途切れ気味。

すこしFREE LIVEの「ALL RIGHT NOW」状態に陥ってしまう!



なんとか持ち直し、同曲エンディング。

もちろん途中の「武田家!」→「滅亡!」の稲益×観客の
掛け合いもバッチリでしたよ!



まったりトークが挟まる「組曲」。

ギター持ち替えタイムで寸断されるのは勿体ないかなぁ。



稲益さんから「ギター固定できるようなのって…」との言葉が
出たところで「ギタースタンド!」って客席から声が…。

さすがですねぇ。


金属恵比須もいよいよYESのスティーヴ・ハウさんみたいに数本
ギターをあらかじめ準備することになりそう。

※流れが良くなるのなら、それでも良くってよ!



持ち替えとは、ベースの栗谷氏が、アコースティック・ギターに
チェンジしたことを指すのですが、ギター教室で講師やっている
彼の音色は見事。



その調べに宮嶋氏のメロトロン(フルート音)、稲益さんの声
(スキャット)が溶け合い、もの哀しい曲調が映えるのでした。

簡単に言っちゃったけど、ライブでの再現度が凄いです。

(続く)
コメント

金属恵比須「武田家滅亡」レコ発ライヴへ!(1)

2018年09月08日 | 邦楽
今日は吉祥寺ライブハウス=シルバーエレファント。

8月29日にニューアルバム『武田家滅亡』をリリースしたプログレシッヴ
ロック・バンドの金属恵比須がレコ発ワンマンライヴを行ったのだ。



戦国大名武田家の滅亡を描いた伊東潤氏の歴史小説「武田家滅亡」サントラ
…をイメージしたというアルバム『武田家滅亡』。

前回の公演は『戦国恵比須』として曲紹介ライヴの様相あったが、今回は
組曲「武田家滅亡」全曲披露される事になった。



その間、神戸遠征も果たし、MCでその成果を語るシーンもあった。
※地元ネタはウケた。神戸のファンは温かかった…などなど。

さて、今回のチケットは早々に完売、当日券もなし。
私も前売りGETしたのだが、けっこう後ろになってしまった。



客席は歴戦のプログレファン、ブリティッシュHRファンが駆けつけて満員。
いつも通りの年齢層の高さだ。

そういえばバンドの登場は「八つ嘉村」では無かった。



演奏も「新府城」「武田家滅亡」とアルバム通りに進むと思いきや、なんと
「罪つくりなひと」!そして「阿修羅のごとく」!

そして一気に「武田家滅亡!」
バンドも滅亡!オーディエンスも滅亡!

(続く)
コメント

ドラマーの青山友樹氏が急死!

2018年09月06日 | 邦楽
なんという悲劇!

名ドラマー青山純さんの息子さんです。
青山純さんの死だって記憶に新しいのに続いて息子さんまで
亡くなってしまうなんて…。しかも、29歳の若さ。 

山下達郎さんのレコーディングやライブで知られる名ドラマー
青山純さん(2013年死去)の息子、友樹さん。



自身もスティックを握り、「nano.RIPE」などで活躍
していたが、8月21日に急性心不全のため死去されていた。

享年29。東京都出身。
9月3日、兄でドラマーの青山英樹さんがツイッターで発表
したとの事。 お兄さんの心中いか程か…。

心より御冥福をお祈り致します…。
コメント

近田春夫氏アルバムに「のん」ちゃん曲を提供!

2018年09月05日 | 邦楽
近田春夫さんが38年ぶりにソロ名義作を発表する。

申し訳ないが私自身は熱心なファンというワケでもなく
たまに週刊文春での「考えるヒット」を読んで「売れる
音楽を褒める人」程度の認識しかなかったのも事実だ。



でも、そこに「のんちゃん」登場である。
「考えるヒット」で彼女を取り上げ、大きな後ろ盾も
大ヒットしてるワケでもない曲を取り上げ、LIVE映像
見て「歌いながらギターを弾く」姿を認め「スゲー」
とまで言ってくれたのだ。



そんな近田さん、大病も患われて復帰。
作り貯めた曲を発表しようという話になり、歌って
みたらにイケてるじゃんって計画は進み。

外部からの曲も盛り込み、歌手に徹したアルバム完成と
なりそうな勢い。

そこで、のんちゃん。
近田さんに依頼されて新曲を書き下ろし。
作詞作曲のみならずギターでも参加するとか!



しかし、のんちゃんに依頼する近田さんも流石だが、
二つ返事で引き受けるのんちゃんもスゲー!

「書いてもらった」のではなく、「曲を提供した」んだ
もんね...凄いよ!

完成と発表が楽しみです!
コメント

DOMMUNE冨田勲特集を観た

2018年09月04日 | 邦楽
~ということで。配信見ましたよ!

DOMMUNE 2018/09/04 (火)19:00~24:00 

Three Shells「冨田勲メモリアルコンサート」Presents
『REPRESENTATIVE COMPOSERS IN JAPAN 9』
「冨田勲 映像音楽の世界」SOUNDS OF TOMITA SPECIAL!!



出演:樋口尚文(映画監督)、西耕一(音楽プロデューサー)
服部玲治(日本コロムビア冨田勲担当)、宇川直宏(DOMMUNE
/声の出演)
冨田勲メドレーLIVE:竹本聖子(チェリスト)
冨田勲オマージュLIVE:齋藤久師(モジュラーシンセ)

9/17「冨田勲 映像音楽の世界」という冨田ファン感涙のビッグ
イベントの連動(?)イベント。

当日の演奏予定曲は、マイティジャック、キャプテンウルトラ、
ノストラダムスの大予言!



コンサートの監修者である樋口氏と、プロデューサーの西氏、
日本コロムビア冨田勲担当、服部玲治氏が大いに語る。

そして晩年の冨田作品のアルバムを手がけたDOMMUNE宇川直宏
代表もスイッチングしながら声の出演!
冨田勲像と天才的サウンドに迫る5時間!

…という事で、以下視聴しながらの我が感想。



「マイティジャック3枚組CDだと!? 音がイイ!! 」
「会場限定販売?こんなの直ぐ売り切れじゃん!!」

「マイティジャックは後で見たクチだ。 私兵と敵組織による
戦争モノじゃん…なんて印象も持った」
「・・・とはいえ、いきなり『ナチス』『ユダヤ』の話が始まった
のにはビビった」

「冨田勲メモリアルコンサート~特撮・アニメ・映画音楽特集、
行きますとも! 休みとりましたよ!チケット発券しましたよ!」
「宇川氏が聴取者の声を読み上げるが、特撮クラスタの指摘が!」
(気のせいか西さんが無口に・・・)



スタジオライブはチェリストの竹本聖子さんによる冨田勲作品
メドレー、そして齋藤久師さんによるモジュラーシンセによる
冨田勲再構築ライヴ。

「やっぱりミニムーグと言ってしまう。 おお、パピプペ親父!」
「・・・とは言え、ライブ演奏だとキース・エマーソン感が!」
「ここで爆裂音から宇宙飛行、漂うサウンド。一気にTOMITA!」
「最高!生演奏よかった! 」



「富田先生は『箪笥』という呼び名を好んでいなかった?」
「タンスは置いとくものだからね~と…」
「すいません、知ったかして『箪笥』と言ってました。
※タモリ倶楽部でも呼ばれたし」
「今後は別名(?『モノリス』と言います!」


「Dr.コッペリウスのエンディングでこの写真が大写しされた時は
泣けて泣けて・・・」
「同様の思いでDOMMUNE見てる人 多いだろうなぁ」

「一転、『きょうの健康』のサザエさん感!」
「チャーリーコーセィさんのバーがあるの!! 歌ってくれる!?」

「TOMITAフルートでスターウォーズ! フーリエの数式!」
「東映長編動画的ラジオドラマ+TOMITAシンセ・サウンド??」
「あかん、凄まじすぎて鼻血が出る!!」
「太陽の王子ホルスにシンセ劇伴が乗るようなエグさ! 宮崎さんも
高畑さんもビックリだよコリャ!」



「EDは『惑星』 追悼公演でエイドリアン・シャーウッドがLive Dub
Mixを披露した事も印象に深い。スタンバイ中に機材を「ボトッ!」と
落とした時にはどうなるかと思ったが、見事に勤め上げた」
「見事なLive Dub Mixでした」

~DOMMUNE冨田勲特集、お疲れさまでした。
言うまでもなく皆様のトーク、最高に面白かったです。

素晴らしいプログラムに感謝いたします。
コメント

アルバム感想「金属恵比須 武田家滅亡」

2018年09月04日 | 邦楽
金属恵比須の「武田家滅亡」を聴いた。

アルバムを重ねたマンネリ感が無い。21世紀の70年代ロック。

ヘヴィな曲を浄化する稲益ヴォイス。腰の座ったドラム。
手数を感じさせるベース。あらゆるスタイルを踏襲したギター。
七色の音を聴かせる鍵盤…素晴らしいです。



01:新府城
序盤のメロトロン、さすがです。視聴イベントでも解説あった、
ツェッペリン「カシミール」的へヴィなリフ。そしてシンセ。

02:武田家滅亡
殆ど繋がって開始されるアップテンポ曲。ベースの手数が多く、
スピーディー。ブリティッシュ香る和の戦国絵巻。
プログレでハード。サビはディスクユニオン新宿合唱団。
クレジットにもある。
当日片隅にいた者として、こんな素晴らしい盤に参加した事は
誇らしく、嬉しい。



03:桂
タイトルは北条夫人名。伊東潤氏が命名したとか。
一転してアコースティックなインスト・ナンバー。栗谷氏の爪弾く
クラシックギターにメロトロン、稲益さんの透明なスキャットが
重なっていく。

04:勝頼
金属恵比須版タルカス?
シンセが効果的、髙木総主席のEギターも圧巻。この辺はプログレと
いうよりハードロック。



05:内膳
「A面1曲の組曲」の雰囲気効かせまくりのピアノ曲。歌も出てきて
「新府城」のカシミール・リフ登場。

06:躑躅ヶ崎館
昨年に新垣隆氏とピアノ連弾を経験した髙木総主席の現代音楽的な
ピアノソロ。終盤には雷雨の音も混じってくる。

07:天目山
もはやアクアタルカスならぬアクア武田家。
いよいよ滅亡。メインテーマのリフレインから壮絶なエンディング。



08:道連れ
金属恵比須版タルカスA面は前曲で終わり。B面は小曲集…~とはいえ
良曲が続きます。
後藤マスヒロ氏による楽曲は、以前お披露目された時も好評だった、
ストレートなロック。ポップなメロディだが高木総主席が付け足した
プログレ風味は見事。



※画像は昨年10月のライヴ「戦国恵比須」のモノです

09:罪つくりなひと
PVは「お披露目会」で紹介されたが、稲益さんがマスヒロさんを追い
掛け回す「徒歩版デス・アーリードライバー」。
バラムチで叩くシーンがあるPVも珍しいが、NGもあって。OKが出る迄
マスヒロ氏は数度ムチで叩かれた…というのは曲そのものには無関係だから
コメントはこの辺で…。



10:大澤侯爵家の崩壊
ここでもピアノソロ登場。MJ氏?

11:月澹荘綺譚
三島由紀夫の同名短編小説がテーマ。それに相応しい10分の大作。
※誰だ「B面は小曲集」とか言ったヤツは?



それにしても幅広い。幅広いけど統一感がある。
高木氏のブルージーでエモーショナルでクレイジーなギターソロ
には舌を巻かされた。ちょっとコゾフっぽいじゃないですか!!

壮大な音世界の中でムーグ・シンセが鳴り響く感覚、ピアノが爪弾き
かれるされるシーンも効果的だ。
「ようこそマシーンへ」なシンセが強烈」。



「音」もイイ。
荒々しいのに、透き通ったサウンド。でも圧と芯が感じられる。
確かに「音がそこにある」。ZEPの『プレゼンス』の如き…

マスヒロさんのソロを経て、MJ氏の音作りがスケールアップしている
のが分かる。

まだまだ聴き込まなきゃなりません。
何度も聴いて味を楽しむ盤かも知れません。

金属恵比須よ、充実作を有り難う!!
コメント